あらすじ
親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く――死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。
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Posted by ブクログ
湊かなえ作品の中でリバースと並んで1位です!
最後に一気に伏線回収フィーバー起きてて最高だった
「人の死を目の前で見てみたい」って言うのは、10代の頃に誰でも結構1回は考えるかもしれない欲望だなって思ったし、それをテーマにしちゃってんの凄いなと思いました
もしかすると結構多くの人がその欲望は持ってるけど、人に言えない欲望だから、みんなが心の中にしまってたことかもしれないね
自分は人の死を見てみたいって思ったことは無いけど、人の死を目の前で見たら何か考え方が変わるかもしれないって言うのは共感しました
高校生って色々と恐ろしい年代なんだな、、、
結末も結構好きで、忘れた頃にもう1回読みたい
湊かなえ沼どハマリへの入口にもなりそうな作品でした
Posted by ブクログ
下記初めて読んだ時の感想(2019年)
授業の調べもので知った1冊。
私はいつもあらすじ(裏表紙)を見てから買います。
この本はあらすじから衝撃的な言葉「人が死ぬ瞬間を見てみたい」と。
なにこれ。と思いつつ読む前のワクワクが止まりませんでした。
読み始めは登場する2人の少女が狂っている。と思ってたのだが、後半ではむしろこの少女らが常識的で周りの大人たちが狂っているのではないかと思うようになりました。
病気を抱えている子供には「楽しいこと」だけを教える。
それが優しさだったとしても子供から見ればその優しさが辛かったりすることが1人で納得し、共感しました。
まだ社会に出てない学生の経験の無さが出る感想になりますが、周りに流されず自分の考えをはっきり言える人になりたいとこの本を読んでいて思いました。
やっぱり湊かなえさんの作品は一度読み始めると読み終わるまで寝れません。
Posted by ブクログ
お願いだからバッドエンドにならないで!
そう念じながらページをめくる手がとまらなかった。
それほどまでに少女たち、そしておっさん、子供たちに感情移入していた。
複雑にからみあう糸をほぐしていくように、登場人物たちの関係が伏線回収されながら解き明かされていく。
本当に美しくて儚い物語だった。
Posted by ブクログ
2025.10
2人の少女がメインで切り替わりながら話が進んでいく。
2人とも危ない思想を持っているし、その考え方に共感できはしないものの、女子高生の不安定さのようなものが感じられる。
2人の少女が体験していく話が段々交差していく点がとても先を読ませたくさせる。
エピローグを読んだ時の衝撃も凄く、構成のまとまりと読みやすさから星5。おもしろかった!
Posted by ブクログ
ラストが衝撃だった。まさにイヤミス。
人の死を見てみたい少女2人の話。
すらすら読めて内容が入ってきやすかった。
それにしても湊かなえはいつも独特な世界観の小説を書くなあ。
Posted by ブクログ
なんか読み終わった後告白みたいにやばいのかなと思ったら結構爽快に終わって気持ちいい。
視点が2人の主人公で細かく変わり、お互いの場面が近寄ったり、、離れたり、、、、
*の意味も深い!
Posted by ブクログ
すっっっごく好きだった。
視点がコロコロ変わるけど、それがまた、2人の似ているようで全然違う内面の対比が鮮やかになっていて、
でも本当はお互いに、好きで尊敬しているんだ
という部分もはっきり浮き彫りになり
この時期だからこその、
特有の不安定な中にある、親友の関係
誰よりも相手を求めながらも、
誰よりも相手に疑心暗鬼。
不気味に美しい。
そしてその不気味さが、死への興味への不気味さにも繋がっていく。
なんとなく暗くて、でもなぜか夏の爽やかさがこちらにまで伝わってきて、じっとりと湿度が高い。
最後、全ての人間関係が繋がっていって
最悪の形でひとつの環になるのが最高
面白い上になんとなくサクサク読めたのも良かった
おもしろい!
読んでいくうちに繋がっていく感じがおもしろくて一気に読んでしまいました。人の本当の気持ちを理解するのは難しいと感じました。
Posted by ブクログ
湊かなえ先生の作品。因果応報ってこういうことだなって唸るような作品だった。軽々しく行った行為が最後にこんな結果をもたらすことを行った本人は知らないんだけどでも因果として繋がっていく。敦子と由紀の2人の視点から描かれる死をみたい女子高生の友情、葛藤の物語なんだけど、最初の遺書がまさかここで繋がるとは思わなかった。最後に遺書の後半が出てきたとき思わず最初のページに戻ってもう一度読んでしまった。伏線が回収されたりする時に前のページをめくって答え合わせするの好きだわ。敦子は由紀には自分が必要がないって思ってて由紀は敦子のことを勿体ない、救いたいという不器用だけど確かな気持ちをもってるんだけど中々噛み合わない2人。敦子が補習で行った老人ホームで救った老人が、由紀が死んで欲しくてたまらなかったおばあちゃんだったり、由紀が病院で知り合った子どもの父親を探し最高の死の瞬間を作ろうとしてる時に敦子はその父親と仕事をしてたり、その父親が職を失った原因は紫織で、その親友は由紀の小説を盗作した先生と付き合ってて、敦子が裏サイトに悪口を書いたセイラが実はその親友で、紫織のお父さんは由紀が子どもの父親を探している時に出会った気持ち悪い親父で、それを紫織が前に免罪でお金作ったって言ってたから由紀も同じことをして、紫織がいじめの対象となり、死ぬ間際に残したのが、最初の遺書だった。もうね、全部繋がっててここまでキレイに繋がるんだと後半の答え合わせの時読んでて気持ちよかった、サクサク読めた。共感はできないんだけど、まあ、女子高生らしい悩み、葛藤で重たいけどすっきりした読後感があった。いや、まじで上手いわ、、。文才が凄まじい。頭の中で映像として物語が進んでいく。読みやすかった。途中でてきた宗教の岡田さんがいってた現世で試されて徳を積んだりできた人間が神のお傍にいけるみたいなことを言ってて、現世でオーディションされてるって面白いなあ、徳を詰めない人が長く現世でいきて少しずつ許されて死ぬって面白い。早く死ぬ人は神に愛されてるてことかな。今までにない考え方だったからちょっと現世の見方が変わった。
Posted by ブクログ
とても緻密に人間間の繋がりが張り巡らされていて読んでいて楽しかった。忘れかけた頃に遺書(後)を載せ、女子高生二人の美しい友情の物語の余韻に浸らせてくれないところがまたこの本の味を出していた。湊かなえさんは今まで未着手だったが、再度この作者の本を読むことのきっかけとなるに相応しい作品だった。
Posted by ブクログ
前作の『告白』と同じく、人間の”闇”と”純粋さ”の部分に焦点を当てた人間ドラマサスペンス作品。
少女2人の視点を交互に描き、物語を紡いでいく。段階的に伏線が配置されており無意識に物語に惹き込まれる。張り巡らされた伏線が一挙に回収される構成は流石である。そして、余韻の残るラスト...
Posted by ブクログ
かなりのんびり読んだ
最後の最後で1つ残らず全部繋がってめちゃくちゃすごかったし、のんびり読んでたが故に読み終わったあとに最初の数ページを読み返した
この全部が繋がってしまう感じ、コミュニティが小さい田舎特有だな〜とも思った
自殺をしたのはてっきりユキか敦子のどちらかだと完全に思い込んで読んでたからかなり衝撃だった
Posted by ブクログ
有名だから読んでみた。ありきたりそうでありきたりじゃなかった。人の本心に触れてしまった感覚が抜けない。ころころ視点が変わる所が今の若者に対して飽きさせないいい書き方だと感じた。やっぱり3人組の悲しさが滲み出ている。3日ほどでスラスラ空いた時間に読んだが面白い。評価されている理由がわかった気がする。
Posted by ブクログ
2025/10/17 オーディブル
淡々としており今誰視点なのか分からなくなった。少し戻してまた聞く、少し戻してまた聞くの繰り返し。物語的には面白かったです。おっさん可哀想。
Posted by ブクログ
視点が細かく入れ替わるため、初見では人物を追うのが難しかった。誰がどこにいて、何をしているのかを理解するのに時間を要した。複雑に絡み合う人間模様と因果を感じる物語だった。
Posted by ブクログ
何故か死に対して拘りをもつ由紀と敦子。互いに他者の死を求めて病院と老人ホームにボランティアにいく。彼女たちが関わった各登場人物が伏線的に絡んでくる展開は秀逸であった。
最後、由紀と敦子の関係が改善したかと思いきや第3者であると思っていた紫織がクローズアップされ、すっきりした読後感にならないのが湊かなえ作品らしいと感じた。
Posted by ブクログ
視点がコロコロ変わるから、
誰視点なのか分かりづらかったけど、
後半になるにつれて慣れてきた。
*の数で区別されているのを読んだ後に知った。
内容は、
この先どうなるんだろうとわくわく
読み進めていくにつれて
こことここは繋がるんだろうな、
というところがどんどん繋がっていき
最後に全部が繋がるような伏線回収
気持ち良すぎた。
内容は自殺や死をテーマにしていて
ダークだけれど、
物語としては構成も上手いし、
読んでいて面白かったです。
匿名
面白かった
面白かったが、若干消化不良かなとも思った
本来の目的である「人が死ぬことを見て、死を悟ること」の回収が、刺されたところを見て「死はただただ消えるだけ」の淡いものだと再認識する…だけというのはちょっと薄いかも
Posted by ブクログ
由紀と敦子、2人の女子高校生のそれぞれの視点から交互に物語が描かれていく。
登場人物たちの関係性が終盤にかけて繋がっていくのが面白かった。
終章と最後の遺書でなるほどってなった( ˃ ˂ )
Posted by ブクログ
終盤にかけての怒涛の伏線回収に、あれもこれも繋がっていたのか‼︎と驚きました。普通そうな少女達であっても、ほんの小さな選択の差によって、辿ることになる運命は大きく変わるのだなと思わされました。自分がその選択を取らなかっただけで、由紀や敦子や紫織や星羅のような少女達は違った選択をした結果の自分なのかもしれないな…と思いました。
Posted by ブクログ
星3.5です。
湊かなえさんの小説は、本作が初めてです。有名な作家さんなので期待していましたが、思ったより単調だなあというのが読み進めていった正直な感想です。ただ、最後の最後で盛り上がりました!!
「どういう終わり方するんかな?」と不安なまま読んでいましたが、最後ちゃんとスカッとできて安心しました。
Posted by ブクログ
乃木坂の番組で紹介していたので読んでみた。読みやすくて良かった。色々な登場人物や事柄が繋がって行く感じは面白い。しかし最後の部分は少し分かりにくい感じがしてしまったかな。すんなり状況を受け入れる感じではなくちょっと考えないといけないので気持ちよく驚かされたって感じにはなれなかったのが残念。
Posted by ブクログ
「死」を見たい2人の女子高生がそれぞれ老人ホームと小児病棟へ。
彼女たちの残酷な本心が、誰も言わないけどみんなの本心なのではと思うくらい共感できた。
小さなズレからなんとなく距離ができてしまった2人。この辺りが女子高生のリアルを感じた。
手の傷や小説の盗作、冤罪事件、花火大会。
たくさんの伏線が気持ちよく繋がる。
2人が何度もニアミスしそうになるのを乗り越えて、ちゃんと予想通りに繋がって(初めからイヤミスだろうなと思いながら読んでいたので、いつどんな酷いことが起こるかと覚悟していたが)感動すら覚えたのに、やっぱり最後は落とされた。
蛇足ととるか、湊かなえならではの展開と捉えるか。
Posted by ブクログ
Audibleにて。
死を見てみたい。というフレーズにひかれて聞いてみたけれど、少し思っていたのとは違った展開になった。タイトルどおり、少女らしい清々しさを聴き終わった後に感じました。
結構序盤に展開が読めてしまったのが、残念だなと答え合わせをしながら聞いていたけれど、最後の最後まで繋がっていたのはビックリ。湊かなえの執念を感じた。
Posted by ブクログ
登場した人物すべてが最終的につながったのがすごい。
「因果応報」という言葉がそのまま1つの物語になったような感じで読み終わった後の怖さと何とも言えない感じがすごかった。
Posted by ブクログ
最後の最後まで伏線を回収していて、
え?そことそこも繋がる?って驚かされた。
全て内容が分かった今の状態で、また読み返してみたいと思ってしまうような作品。
最初は人の死に興味を持つ高校生の気持ちが理解できず、あまり入り込めないかと思っていた。
けど、途中からは続きが気になり3日間の空いた時間だけで読み終えてしまうほど夢中になっていた。
すごく楽しめたけどやっぱりイヤミスを読むと、
次は一旦心がほわっと温かくなる本を読みたくなってしまう、、、