母性(新潮文庫)

母性(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。(解説・間室道子)

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  • 映画化

    「母性」

    2022年11月23日公開
    出演:戸田恵梨香、永野芽郁、三浦誠己

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母性(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんかすごいもの読んだ。

    「母性」のタイトルが示すように、母と娘の関係性を通して親子愛を描いたもの。
    かと思いきや、そこは湊かなえ作品。そうは簡単に行かない。
    親離れできない娘が母となった時に果たしてどうなるのか。
    なんて単純な話ではなかった。
    読み始めてからなんか不穏なものが常につきまとっていて

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    この本にはいろんな親がでてくる。自分の両親がいかにまともだったのかを感じたし、自分もそういうまともな親になりたいと思った。でもそのまともという価値観も、幼少期に植え付けられた洗脳のようなものなのかもとも思った。

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    娘も母も女だ。
    解説の母と父の辞典の引用や、単語で用いる漢字について、なるほど、などと思うくらい、母について、女について、愛について身近に感じた。

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて、手に取りました。
    はじめて小説というものを読みましたが、ボリュームとしては非常に読みやすかったと思います。以前、『母という呪縛 娘という牢獄』を読んでから、''あるべき母の姿とは''という問いが頭の中を駆け巡っていました。
    そのような思いか

    0
    2025年08月29日

    購入済み

    告白や贖罪、リバースなどの作品が好きな方は特に刺さると思います。湊かなえ特有の読んでて非常に嫌な気持ちになる情景描写が多数あるため、精神的に余裕があるときに読むことをおすすめします。

    #怖い #ドロドロ #ダーク

    0
    2024年10月01日

    QM

    購入済み

    母の手記と娘の回想がそれぞれ書かれ、読んでいくごとに母娘のそれぞれの認識の違いがでてきて、母子関係がおかしいとき特有の「ぞわっと」があった。依存しあう関係ってしんどい

    0
    2024年09月25日

    匿名

    面白かった

    とても面白かった。主人公は母を溺愛しているが、主人公の母こそ形は違う毒親なのではないかと思った。娘を自立出来ないまま育ててしまって。

    #ダーク

    0
    2024年01月06日

    購入済み

    おもしろい!

    映画を観た後、久しぶりに湊かなえさんの小説を読みたくなり。
    流石イヤミスの女王。母と娘が交互に語る物語に引き込まれて家事育児で眠い目をこすりながら2日で読みました。他の作品もまた読もう。

    #怖い #ドロドロ #ダーク

    0
    2023年04月15日

    購入済み

    心が震えました

    初めての湊かなえ作品。
    母娘の子育てや夫との関係に悩む自分にとって、カウンセリングを受けているような、神父の立場になり相談されているかのような、不思議な感覚で読み進め、読んだ後は心がなぜか軽くなった。みんな苦しみながら生きている。

    0
    2023年01月27日

    購入済み

    「母性」とは…?

     親離れ出来ていない母親と、母親の愛を求める娘。
     母親は、娘より自分の母親を愛し依存し、娘の母親を大切に想う気持ちに気づかないどころか、自分に起こる災いの原因が娘にあるとさえ思ってしまう。

     気持ちのすれ違いは、人と人が関われば多かれ少なかれ起こりうる事だと、自分の経験でも納得出来る。自分では正

    0
    2022年12月14日

母性(新潮文庫) の詳細情報

  • 映画化

    「母性」

    2022年11月23日公開
    出演:戸田恵梨香、永野芽郁、三浦誠己

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