原色の街・驟雨

原色の街・驟雨

605円 (税込)

3pt

見知らぬ女がやすやすと体を開く奇怪な街。空襲で両親を失いこの街に流れついた女学校出の娼婦あけみと汽船会社の社員元木との交わりをとおし、肉体という確かなものと精神という不確かなものとの相関をさぐった「原色の街」。散文としての処女作「薔薇販売人」、芥川賞受賞の「驟雨」など全5編。性を通じて、人間の生を追究した吉行文学の出発点をつぶさにつたえる初期傑作集。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    原色の街・驟雨
  • タイトルID
    254248
  • 電子版発売日
    2014年04月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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原色の街・驟雨 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「原色の街」
    男どものだらしない欲望(エゴ)を集める自分自身こそ不潔である
    そう考えるなら、彼女にとって娼婦は最適の職業だろう
    そこであれば、不潔な肉体と潔癖な精神を
    職業的意識において、完全に合致させることができるから
    彼女は性的に不感だった
    しかしあるとき、客の男に焦らされたのがきっかけで
    エク

    1
    2015年04月14日

    Posted by ブクログ

    本書を読んで、感化されるもの、呼び起こされるものがたくさんあったのだけど、上手く言語化できない。思考が上手くまとまらない。唯一つ言えるのは、読んでいる間とても幸福だったことだ。

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    『驟雨』
    芥川賞作品だったので読んだ。
    切ないというか何と言うか…もどかしい。
    男女の友情や買春とか頭で関係をわかったつもりでも心におとしこめないような曖昧さがそこには存在する。
    新宿に行きたくなった。

    0
    2015年08月03日

    Posted by ブクログ

    暗色の絵画のような文章が、読物の中に引き摺りこんでくれます。
    性的な話を美しいと感じたのは、この人の本が初めてだったと思います。

    0
    2010年10月21日

    Posted by ブクログ

    夏の休暇 は 
    グワっとせまる夏の濃い青の空の色と
    夏休みの妙にゆったりとした生ぬるい時間
    強すぎる太陽が地面を焦がす匂いを感じる話

    あっけらかんとした語り口

    予感に焦るまだすこし純な娼婦に自分を重ねるように私もいつかなるんだろうか

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    初読に際しては、第三の新人のなかでも、戦後直後の同時代的な風俗が細やかに描かれていることが印象に残った。そして起承転結のわかりやすいドラマがあり、性を主題にした観念的なところもあり、コンパクトにまとまった「驟雨」は特に面白く読んだ。それに対して男女の目線や感覚を補完的に描いている「原色の街」、と捉え

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    吉行淳之介の初期短編集。端的に説明できない感情について、多くの人が何となく理解できる程度に表現している点は見事。語り口は重くないのに、内容はけっして軽くない。

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    オトラジシリーズ。
    とても艶っぽい作品。あとがきで知ったけれど、原題の『原色の街』の初稿を20代に書き上げていることに驚く。
    大人の世界を覗き見たような、そんなゾクゾクさせられる一冊だった。

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    原色の街と驟雨はどちらもいわゆる赤線地帯と呼ばれる歓楽街の娼婦たちとそこに通う男の物語。都会的でクールな主人公の娼婦との関わり方は付かず離れず。時には心を揺り動かされることもありながらそれを悟られまいとする両者はある種、非常に技巧的な人間関係を敷いているといえる。
    しかし、この技巧的な人間関係という

    0
    2022年08月14日

    Posted by ブクログ

    戦争体験が与えた意味を文学的に表現した第一次戦後派と、西洋の文学理論や新たな手法を積極的に取り入れた第二次戦後派。
    それら戦後派作家に続く形で現れた新しい世代の文学作家達を、評論家の山本健吉は『第三の新人』と称しました。
    『第三の新人』には、共通した思想、定義があるわけではなく、同一の文学理論や問題

    0
    2022年06月08日

原色の街・驟雨 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • タイトル
    原色の街・驟雨
  • タイトルID
    254248
  • 電子版発売日
    2014年04月04日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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