ポール・オースターの作品一覧
「ポール・オースター」の「ブルックリン・フォリーズ(新潮文庫)」「インヴィジブル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ポール・オースター」の「ブルックリン・フォリーズ(新潮文庫)」「インヴィジブル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
読み終わった!なんじゃこりゃ。世にも奇妙な物語。整理するために感想を書く。
ポール・オースター名義の一作目『ガラスの街』に続いて二作目。
私立探偵のブルーは、ホワイトからの依頼で向かいの部屋からブラックの監視をする。ブラックは毎日本を読み、何かを書くだけの変わらない日常を続けている。それでも報告書を毎週送り続けるブルーだったが、だんだんと変化を欲する衝動と空想が拡がっていく。
またしても探偵小説風の始まり方で、前作『ガラスの街』と似たところもあるが、本作はさらに内省的で透明度も増している。前作の偏執な妄想を更に推し進めたような(まさに幽霊のような)掴みどころのない小説だった。それこそが狙い
Posted by ブクログ
60歳を前に終の住処として生まれ故郷のブルックリンに帰ってきた男が偶然に行方知れずの甥に出会い、彼の人生は新たな展開を見せる。
ポール・オースターは初めて読んだが、思っていたより(良い意味で)馬鹿馬鹿しくて愉快。
しかし後半になってくると、これでもかと巻き起こる予期せぬ出来事に手が止まらず、一気に読み終えてしまった。小説はこんなこともできるのか。文章は軽快で読みやすくずっと楽しいし、重い話もありながらも温かい気持ちにさせてくれるので万人にお勧めできる名作。
群像劇でありながら終始主人公のネイサンの目線で語られるが、章で話がまとまっていて短編集のようで飽きさせない。何よりユーモアのセンスとリ
Posted by ブクログ
ニューヨークに住む若き探偵ブルーはとある人物の監視を依頼される。監視対象は毎日部屋で物を書いて過ごしている男で、いっこうに正体が判明しないのだが…という探偵小説風な始まり方をする観念的な物語。文章を書くということと書かれた文章を読むということ、あるいはシニフィアンとシニフィエ、書物・文章・作家・作品にまつわる抽象的な思索がそのままドライかつ叙情的な物語になっている。相変わらず腹が立つほど都会的でかっこいい。
ブルーがブラックを監視する様子は淡々としている一方で、合間合間にはさみこまれる思い出や、作家たちのエピソードがやたらと濃い。ホイットマンの脳みそとおまるの話やブルーと父親の思い出などがブ