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7,150円 (税込)

35pt

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1947年、ユダヤ系の家庭に生まれたアーチボルド・ファーガソンの、驚くべき仕掛けに満ちた成長物語。ドジャースLA移転、ケネディ暗殺、ベトナム反戦運動。50~70年代のアメリカを生きる若者の姿を、緻密で独創的な四重奏で描く。「この本を書くために一生待ち続けていたような気がする」というポール・オースターの、作家人生の総決算となる大長篇。

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4 3 2 1 のユーザーレビュー

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Rated 4.4 stars out of 5
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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一ヶ月半をかけてようやく読み切りました!
    ネタバレになってしまうため内容はあまり詳しく言えませんが、一章の途中から違和感を覚え、二章を読み始めると「これってまさか...」と慄き、さらに読み進めて、この本の構造そのものに気づいたとき「とんでもない本に手を出してしまった...」とかなり驚愕しました。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    訳者が後書きの最後で書いたように、この途方もない物語に耽溺、はした…
    まぁ、大分的が外れてるかもなのだが、途中、まるでアメリカの大河ドラマのようだなと思った。
    日本の大学紛争はニュースや小説等で触りだけの関わり方しかしていないものだから、あちらのそれの描写のシーンでは、ファーガソンに感情移入している

    0
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    遂に、読み終わった…
    1947年生まれのポール・オースターによる自伝的小説

    戦後史において恐らく最も激動だった60年代を若者として生きることは、自らの可能性が何通りにも分かれパラレルワールドの如く並行して存在するように感じるのかもしれない

    面白かった!

    自伝的小説というより、彼の世代の大河ドラ

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    面白い!790ページの物語に一週間どっぷり浸かって、まずはそう言い切れる。が、いやー疲れたってのも本音。
    ひとたびファーガンソン君を好きになってしまえば、横溢する詩、書物、音楽、そして映画の固有名詞も、ファーガンソン君を形成していく重要なピースとして愉しく読める。
    しかし、教養といってしまえばそれま

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やー、面白かったなー!!分厚くしかも二段組で、嬉しくこの世界に浸った。

    注:何をどう書こうが読み進む面白さを削いでしまってはいけないので、未読の方はここから先を読まないでください。


    最初の1.1、1.2で、むむむ?と思いながら読んでいたのが、1.3あたりから、もしかしてこれってそういうこと?!

    0
    2024年12月15日

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