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Posted by ブクログ 2020年01月05日
オースターの著作を発見したのは「孤独の発明」だった、それからは底に流れるテーマを読み続けてきたが、著作順でなく、この「幽霊たち」を自分なりに初期作品の区切りとして最後に持ってきたことを、自分で誉めたい気分になった。これはどの作品にも流れている「孤独」というテーマの究極の姿を著したものだと感じたからで...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
先日読んだ『ガラスの街』に続く「ニューヨーク三部作」の第二弾。
私立探偵ブルーは、変装した男ホワイトからブラックという男を見張ることを依頼される。しかし、ブラックの周囲では何も起こらず、退屈な時間を過ごすブルーは徐々に妄想を始め、その妄想にしたがって行動を起こす。このプロセスの描写は、徐々に深くなっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月20日
昔新潮社から1989年に発行された単行本を古本100円で購入。初読の際はうかつにもハードボイルド小説の積もりで読んで途中で放り出していたが、『読売新聞』が取り上げていたので、改めて読んでみると、滅法面白くて(ただしどこがどう面白かったのかは説明できない)、ほぼ一気読み。はたしてこの登場人物たちは人物...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月28日
知らない作家の本を読む機会を本屋さんでひょいと見つけることがある。手に取って「これ好きかも」と本の方から呼びかけられたのがこれ。他の欲しい本と一緒に購入。
案の定、ワクワクするような展開で秘密めいた人物が「どこでもない場所」へ行って「誰でもなく」なるなんて物語、本読みの醍醐味ですよ。想像力を搔...続きを読む
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