喋々喃々

喋々喃々

858円 (税込)

4pt

「喋々喃々」=男女が楽しげに小声で語り合うさま。東京・谷中の小さなアンティークきもの店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる――少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤が、季節の移ろいやおいしいものの描写を交え丁寧に描かれる。

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喋々喃々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    物語の中に、四季や日本文化を感じられる。
    文章がきれいで、サクサク読むのはもったいなくて、じっくり読みたくなる本だった。
    恋愛も周囲の人たちとの関係も大人っぽくて、おそらく私より若い主人公なのに、生きる世界の違いを感じた。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    やっぱり小川糸さんの本は優しくて暖かい。
    どの物語も主人公に深い闇の部分があるけど、それでも文章のやわらかさや心情の表現が私たち読み手をほっこりとした気持ちにさせてくれる。
    今回は不倫のお話だったけど、不安になったりその不安を超えるほど好きという感情が溢れて制御できてない感じが、なんだかすごく人間臭

    0
    2024年11月06日

    Posted by ブクログ

    読み終わった感は、「よかった、、、」
    私は考え過ぎる。未来のこと。他人のこと。正しい、正しくない。
    そしていつも身動きができなくなる。後悔する。羨む。
    そんな私を真っ白にさせてくれるような本だった。
    今その瞬間を生きること。人生はその繰り返し。
    悔しいこともあるだろう。大恥もかくだろう。でもそれが生

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    舞台とは全く違う地域に住んでいる私ですが、読み終わる頃にはまるでそこに住んでいたかのように感じられる作品です。季節の描写がとても美しい。小川糸さんの作品といったら食事の描写と思ってまして、主人公が季節にぴったりな料理を恋人とお店で食べる描写は羨ましく、とても素敵でした。

    全てが素敵で気持ちがいいと

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    不倫の話のはずなのに、美しかった。

    恋愛だけでなく、季節や食べ物の描写が美しく、止まらずに読んだ。

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    読むのは2回目と知りながら読んだ。たたずまいのキチンとした暮らしをする主人公の、止められない恋心がひしひしと迫ってくる。苦しさも、キラキラした喜びも。何回でも読みたい。

    0
    2024年06月29日

    Posted by ブクログ

    不倫話は苦手分野なのですが
    こんなに優しい温かい話にできるのは
    本当にすごいなあと感じました
    恋愛の奥ゆかしさと純粋さが
    芯から染み渡るようなお話です

    四季折々の日本の文化や食べ物
    着物を通して四季の移り変わりを感じられる
    日本人にとって忘れてはならないものを
    記していただいた作品だと思いました

    0
    2023年08月24日

    Posted by ブクログ


    お正月から大晦日までの季節に、
    一つの純愛と季節の食事や文化を大切にしている生き方が背筋をしゃんとさせる。
    生活のなかの小さな音、空気、とても綺麗でたまらない
    少しずつ大切に読めました。
    心が豊かになった〜〜
    舞台になった谷根千もまたふらっと遊びにいこう

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    小川糸さんの作品は登場人物の生活を覗き見るような感じで粛々と進んでいくものが多い気がする。
    このお話しの中心の一つでもある和服などもイメージがもくもくと湧いてくる。
    舞台でもある根津あたりに行ってみたくなった。

    0
    2023年06月22日

    Posted by ブクログ

    テーマが不倫・純愛のため、受け入れられない人はいると思います。
    ただ、この作品は、人が人を愛する純粋な気持ちがクローズアップされているので、ドロドロした感じは一切ありません。
    それどころか、読み終わった後に二人の幸せを願わずにはいられませんでした。
    障害は多いとは思いますが、それを乗り越えてこその幸

    0
    2023年06月09日

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