あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

あつあつを召し上がれ(新潮文庫)

473円 (税込)

2pt

この味を忘れることは、決してないだろう――。10年以上つきあった恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつくり方。何年か前に家族みんなで並んでやっとありついた、天然氷でつくった富士山みたいなかき氷……。ときにはほろ苦く、ときには甘く優しく、身も心も温めてくれる、食卓をめぐる7つの感動の物語。(解説・松田哲夫)

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あつあつを召し上がれ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ページ数も少なくひとつひとつ短い話だけれど、食にまつわるグッとくる話が多くて、ウルッと来てしまう話もあり、心が温まった

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    初期の短編集。美味しそうな料理が出てくる話ばかり7編。7編それぞれに、いろいろな人生が関わってくる。「こーちゃんのおみそ汁」だけは、どこかで読んだ気がするけど、それ以外は未読だと思う。一番美味しそうだったのが「親父のぶたばら飯」。状況がよくわからないけど、それはそれで良いかなと思うのが「ポルクの晩餐

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    はじめて小川糸さんの作品を読んだが、とても心が温かくほっこりした。

    一章がとても短いが、読んでいて飽きない食事の素晴らしさを感じさせてくれる。
    なにより読んでてめっちゃお腹がすいてくる、、

    劇的な衝撃的展開とかがないから面白味ないなーとか思うかもしれないが、それがこの本の良さだと思う

    とくに好

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    公園で一話ずつ読み進めた

    時に泣いたり、笑みがこぼれたり
    ひとりだから公園で本が読める喜びを感じた
    あったかい時間を過ごせたあつあつ〜

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

    短編集でサクッと読めるけど、どれも心温まる作品だった。

    お味噌汁ときりたんぽの話は泣きそうになってしまった。
    どれも描写がとても丁寧だった。

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

     読みたい本や積読に多数ある著者作品。初読みは本書で。短編集への評価が厳しくなりがちな私だがどの話も面白く、早速著者の評価が上がる。「バーバのかき氷」から始まり、全然あつあつじゃないなと思いつつも、どんどん話にのめり込んでいく。「こーちゃんのおみそ汁」「親父のぶたばら飯」などのじーんとくる良い話はも

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    ⬛︎食べること、生きること。
    食事をテーマにした7編の短編集。二回目の拝読です。
    小川糸さんが紡ぐ食事表現が大好きなのですが、この小説はそれをたっぷりと堪能できる、読む美食小説。

    ただ美味しいだけではなくて、ほろ苦かったり切なかったり、喜びであったり…人生の節目と食事、生きることは食べることである

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    7つの食と共に語られる短編。
    食事という日常の中に色々なドラマがあって、短い物語の中にぐっとくるものがあった。
    あっという間に読み切れるけど心の中は本の厚さよりも何倍もの温かい気持ちが残った。
    これからも何度か読み返したい一冊。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    食と家族という身近なテーマで感情移入しやすかった。
    前半と後半で短編のニュアンスが違ってるように感じられ、2度美味しかった。

    1番好きな作品はこーちゃんのおみそ汁。
    五感の中でも、味覚・嗅覚は特に記憶と結びつきやすく、その人を形成する大事な要素だと思った。

    家族と美味しく、楽しく食卓を囲む日常は

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    7つの短編物語にそれぞれの人生を感じる、またそれが自分にも重ねて考えさせられる作品。
    食と人生の結びつきって深い。
    自分でも思い出の食べ物、その時の景色や心情など思い出すとしみじみその時の記憶が蘇るものってたくさんあるなぁと。
    一つ一つのごはんの描写も何とも素晴らしくてつい食べたくなる、ほんわかする

    0
    2025年08月26日

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