サーカスの夜に(新潮文庫)

サーカスの夜に(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

両親の離婚でひとりぼっちになった少年は、13歳の誕生日を迎え、憧れのサーカス団・レインボーサーカスに飛び込んだ。ハイヒールで綱の上を歩く元男性の美人綱渡り師、残り物をとびきり美味しい料理に変える名コック、空中ブランコで空を飛ぶ古参ペンギンと、個性豊かな団員達に囲まれて、体の小さな少年は自分の居場所を見つけていく。不自由な世界で自由に生きるための、道標(みちしるべ)となる物語。(解説・ミムラ)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

サーカスの夜に(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    休日に1日で読めました。1人の少年がサーカスに入団し、成長していきます。少年を応援したくなるほっこりした小説です。すらすら読めて、もっとこの先も少年を追っていきたいと思えるお話です。

    0
    2025年06月10日

    Posted by ブクログ

    舞台がどこの国なのかわからない、絵本のような世界観の物語でした。魅力的で個性的な登場人物たちの中で、色々な感情と出会いながら成長していく13歳の男の子。
    キャンピングトレーラー、サーカステント、夕焼けの海、コックの作る食事…シンプルでくどくない文章なのに情景がありありと浮かびました。
    優しい愛にあふ

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    身体にハンデをかかえた少年が、憧れのサーカス団に飛び込んだ。自分の人生を受け入れ、前向きにひたむきに挑んでいく強い少年の姿に、エールを送りたいと思った。
    恐いけど実はとても人間味があって理解のある団長。少年に覚悟を問うセリフが良かった。
    時に辛いシーンもあったが、じんわり心温まる作品だった。
    私も、

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    「結局、いくら願っても否定してもじたばたしても、事実は事実として変わらない。自分の意思で変えることができるのは、心だけだ。」
    「ほんと、人を笑わせるってことは、人を傷つけたり哀しませたりすることより、百倍も千倍も難しいわ。人生の哀しみを知らなくちゃ、相手を笑わせることなんてできないもの。孤独を知って

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    居場所は自分でつくれる。なりたい自分をイメージする。旅行先で偶然通りかかった古書店で何となく手にした文庫本に、すごく勇気づけられた。

    0
    2025年02月21日

    Posted by ブクログ

    小川洋子の本を買ったつもりで
    小川糸を買っていた…。
    初小川糸さん作品です。

    体が大きくならないという
    運命を背負った少年の物語。
    両親とも彼を引き取ることなく離婚。
    グランマとおじさんのもと育つ。

    あるときサーカスのチラシに心奪われ
    自分はサーカスで生きていくと決心する。

    サーカスに入り、

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    どこか懐かしくファンタジックな雰囲気のあるお話でした。移動式サーカスを最近見かけないからかな。
    幼い頃の記憶の片隅にあるふわふわとした夢のような世界の裏側について少年の目を通して垣間見ることができた感じがする。たくさんの努力や悲しみ、不自由さを抱えながらも、少年が真っ直ぐで愛おしいです。大人たちも素

    0
    2024年02月23日

    Posted by ブクログ

    13歳で全てを捨ててサーカスに飛び込む。すごく勇気のいることだと思う。この少年の奮闘する姿に勇気づけられた。でもまだまだ子供なところもあってほっこりした。

    0
    2024年01月05日

    Posted by ブクログ

    おなかがいっぱいなら
    人はそれだけで幸せになれる

    好きな食べ物が自分の名前になるのだとしたら
    わたしは「エビフライ」と名乗ります

    0
    2023年11月06日

    Posted by ブクログ

    少年が前向きに頑張る姿がとても輝かしかった。
    出会いと別れを繰り返し逞しくなったなと物語を通して感じられる。サーカスなんてみたのは何十年前だろうか。またいつかみたいな。

    0
    2023年09月11日

サーカスの夜に(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小川糸 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す