ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
両親の離婚でひとりぼっちになった少年は、13歳の誕生日を迎え、憧れのサーカス団・レインボーサーカスに飛び込んだ。ハイヒールで綱の上を歩く元男性の美人綱渡り師、残り物をとびきり美味しい料理に変える名コック、空中ブランコで空を飛ぶ古参ペンギンと、個性豊かな団員達に囲まれて、体の小さな少年は自分の居場所を見つけていく。不自由な世界で自由に生きるための、道標(みちしるべ)となる物語。(解説・ミムラ)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
休日に1日で読めました。1人の少年がサーカスに入団し、成長していきます。少年を応援したくなるほっこりした小説です。すらすら読めて、もっとこの先も少年を追っていきたいと思えるお話です。
舞台がどこの国なのかわからない、絵本のような世界観の物語でした。魅力的で個性的な登場人物たちの中で、色々な感情と出会いながら成長していく13歳の男の子。 キャンピングトレーラー、サーカステント、夕焼けの海、コックの作る食事…シンプルでくどくない文章なのに情景がありありと浮かびました。 優しい愛にあふ...続きを読むれた世界観、読書に戻るたびに幸せな気持ちに浸りました。
身体にハンデをかかえた少年が、憧れのサーカス団に飛び込んだ。自分の人生を受け入れ、前向きにひたむきに挑んでいく強い少年の姿に、エールを送りたいと思った。 恐いけど実はとても人間味があって理解のある団長。少年に覚悟を問うセリフが良かった。 時に辛いシーンもあったが、じんわり心温まる作品だった。 私も、...続きを読むこんな風に真剣にのめり込める世界を見つけたい。
「結局、いくら願っても否定してもじたばたしても、事実は事実として変わらない。自分の意思で変えることができるのは、心だけだ。」 「ほんと、人を笑わせるってことは、人を傷つけたり哀しませたりすることより、百倍も千倍も難しいわ。人生の哀しみを知らなくちゃ、相手を笑わせることなんてできないもの。孤独を知って...続きを読むいるからこそ、みんなでバカ笑いできる幸せをありがたく思えるのよ」 「自分の体も自分の心も、所有者は自分自身なんだから!」
居場所は自分でつくれる。なりたい自分をイメージする。旅行先で偶然通りかかった古書店で何となく手にした文庫本に、すごく勇気づけられた。
小川洋子の本を買ったつもりで 小川糸を買っていた…。 初小川糸さん作品です。 体が大きくならないという 運命を背負った少年の物語。 両親とも彼を引き取ることなく離婚。 グランマとおじさんのもと育つ。 あるときサーカスのチラシに心奪われ 自分はサーカスで生きていくと決心する。 サーカスに入り、 ...続きを読むさまざまな境遇の仲間たちに出会う。 多種多様な仲間と思いの中で 少年は成長していく。 生きるということについて お説教がましくなく、心に届く メッセージが散りばめられている。 とくに私は、コックの台詞に惹かれた。 どんな人が読んでも何かしら 心に留まるメッセージが あるのではないかなと思う。
どこか懐かしくファンタジックな雰囲気のあるお話でした。移動式サーカスを最近見かけないからかな。 幼い頃の記憶の片隅にあるふわふわとした夢のような世界の裏側について少年の目を通して垣間見ることができた感じがする。たくさんの努力や悲しみ、不自由さを抱えながらも、少年が真っ直ぐで愛おしいです。大人たちも素...続きを読む敵だなぁ。 特に明け方ナットーとの2人の情景が美しかった。
13歳で全てを捨ててサーカスに飛び込む。すごく勇気のいることだと思う。この少年の奮闘する姿に勇気づけられた。でもまだまだ子供なところもあってほっこりした。
おなかがいっぱいなら 人はそれだけで幸せになれる 好きな食べ物が自分の名前になるのだとしたら わたしは「エビフライ」と名乗ります
少年が前向きに頑張る姿がとても輝かしかった。 出会いと別れを繰り返し逞しくなったなと物語を通して感じられる。サーカスなんてみたのは何十年前だろうか。またいつかみたいな。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
サーカスの夜に(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
小川糸
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
わたしの名店
あつあつを召し上がれ(新潮文庫)
いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具
犬とペンギンと私
海へ、山へ、森へ、町へ
昨日のパスタ
今日の空の色
グリーンピースの秘密
「小川糸」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲サーカスの夜に(新潮文庫) ページトップヘ