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Posted by ブクログ 2024年04月27日
涙か溢れてくる。文句なしの作品で何回でも読み返したくなる本。
最初はホスピスに入った主人公の命への向き合い方が1日1日丁寧に描かれ、終盤は主に体の変化が顕著になっていく主人公の内面を長期なスパンから描かれている。
最後の最後の思いのバトンしっかりと繋がって行くところに涙が止まらなくなってしまった...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月26日
主人公は病気のこと、死を受け入れたつもりでホスピスに入ることを決断したものの、やはり実際『なんで自分だけなの』、『やっぱり死にたくない』と完全には受け入れられてない部分がありその葛藤の心理描写がなんとも切ない。
ホスピスに入所している人々の最後の生き様から、人の顔色に縛られず自分に素直に生きること、...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月13日
瀬戸内の空気感もあってか始終清々しい雰囲気で進みます。もちろん途中めっちゃ泣きました。
齢33歳という若さで誰を恨むでもなく誰に恨まれるでもなくこの世を去ろうとする主人公に対し、憐れむ気持ちがよぎった私の心をこのセリフが晴らしてくれました。
「だからしーちゃんは、いい子じゃなくて、強い子だったん...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月07日
病に罹り余生を過ごすホスピス、ライオンの家。ライオンについての意味を知った時になんだか凄くその場所に安心した。島の風景や景色の描写も多くてすごくイメージし易く素敵な気持ちになった。
1番この本ですごいなと思ったのは、最期の過ごし方は多種多様で、その人が感じる気持ちは私たちは完全には理解できない。そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月25日
数年に1回ひっぱりだして読み直したい1冊になりました。
本屋で気になり手に取りました。タイトルからはイメージできなかったストーリーに心が動きました。
人との別れを前向きに感じられるお話だと思います。
闘病で亡くなった母はこんな気持ちだったのかな…亡くなった後もどこかで見守ってくれてるのかな…と母...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月07日
『ライオンのおやつ』?どんな小説か想像もつかなかったが、瀬戸内のホスピスライオンの家の朝食のお粥がとても美味しそうだった箇所からハマってしまいました!死を間近になった方の思いに触れ周りの方の優しさと感謝と美味しそうな食事を中心に描かれていてほんとに優しい気持ちになれた。それぞれの思いを大切にしていき...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月07日
本を読んで初めて感動して涙した。
この本は色々な栄養を、そして特に生きる力を与えてくれた。何かを頑張ろうとするためのエネルギーを貰えた。
私もこれから生を噛み締めて、出来ることを精一杯やっていきたいと思ったし、口先だけにならないように努力したいと思う。
読みながら読み終わりたくない!と思える本の1...続きを読む
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