ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
【本書は2019年10月に刊行した単行本に、加筆修正して文庫化したものです】人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。2020年本屋大賞第2位。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
今の自分には到底向き合えないであろう、人生の最後のお話しなのに、切ないながらも温かい気持ちにさせてもらえた小説でした。 [ライオンの家]という名の由来も頷けました。 これまで、当たり前だと思っていたこと、有り難くも感じていなかった事に対し、もっと気づきを持って感じていけば、もう少し素敵な生き方ができ...続きを読むるのだろうと勇気をもらいました。
なくならないと気がつかないものは沢山あるのだと改めて気付かされた。今、普通にできていることはとても幸せなこと。食べることも寝ることもいつかできなくなってしまう。だから、今できていることに幸せを感じながら、自分を大事にしていきていきたいな。 私の周りには大切な人が沢山いる。宝物に囲まれている私はなんて...続きを読む幸せなんだろうとこの本を読んで強く心に感じた。 「生きることは、誰かの光になること」
死に向かっていくお話ではあるけれど、不思議と温かさも感じられた。 5ページ目の“明日が来ることを当たり前に信じられることは、本当はとても幸せなことなんだなぁと。幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満をもらしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。”は、 今...続きを読む当たり前のように生活できている自分にとってハッとさせられる言葉だった。 あと、おやつにまつわる思い出のエピソードがどの人も素敵だった。 実家に住んでいた頃、母親がよく作ってくれていたパウンドケーキを思い出したなぁ。 一時期、毎朝に感謝をノートに書いていて、今はやっていないけどまた再開しようと思えた。 今日も健康でいられること感謝!
もう一度自分が病気になったら読みたい。今でもすごく心に響くから、きっと自分の最期が近づいたらもっと1日1日を大事にできるんだと思う。毎日があることに感謝できる本でした。
この物語のような不思議な出来ごとは、うちの奥様の家系の女性はみなナチュラルに経験している、というか当然のこととして捉えてるっぽいんですよね〜。
韓国ひとり旅のお供に読んだ本。 行きの飛行機で泣きそうになってしまった。 主人公はガンステージ4で余命少しの女性。終末期を島で過ごすという物語。 自分自身、死ぬことを考えるととても怖くなる。 その部分をずっと扱っている作品。 とても響いた。物語の中で幸せというのは、不平不満を漏らしながらも何気...続きを読むない毎日を過ごしていることとあるがほんとにその通りだなと。 今がとっても幸せなのだと。 仕事に行けて、好きな本を読めて、いろんなところに旅行に行けてこう言った日々がどれだけ大切で幸せなのかを気付かされた作品。 絶対読み返そう。その時々で感じ方が変わると思う。 後、毎日を一生懸命生きよう。
久しぶりに小説にのめり込めんだ。 描写一つ一つが美しく、想像力を掻き立てられた。 死に向き合う雫さんの気持ちの変化、切なさ、暖かさ。全部好きだった
若くして死を迎えることになった主人公が、ホスピスで死と向き合う物語。生きたい、と願う気持ちを受け入れる事も、死を受け入れる事の一部だと気付く。
癌と向き合う人たちの姿に心打たれました。その中に出てくる美味しい料理に心がほっこりしました。雫さんとお父さんのエピソードに涙が止まりませんでした。
何回この本を読んだか分からないけど、私は今日この本を改めて読みたいと思った。案の定何回読んでも涙が止まらない。そして今も涙が止まらない。 生きることは、誰かの光になること。自分自身の命をすり減らすことで、ほかの誰かの光になる。そうやってお互いを照らしあっている。 振り返ると、なんて味わい深い人生...続きを読むだったのだろう。私もそう思える人生を生きたい。 怒りも、悲しみも、喜びも全て自分自身だから、それらを受け入れるようになりたい。 風が優しくて、光が眩しくて、そんな些細なことでも、それらを感じられるということは自分が生きているということ。どんな自分も認めてあげたい。 どんな日も、明日の自分の原動力にしたい。 しーちゃん、お疲れさま。ゆっくり休んでね。 あなたの存在が、私を強くしているよ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ライオンのおやつ
新刊情報をお知らせします。
小川糸
くのまり
フォロー機能について
「ポプラ文庫 日本文学」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
あつあつを召し上がれ(新潮文庫)
いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具
犬とペンギンと私
海へ、山へ、森へ、町へ
昨日のパスタ
今日の空の色
グリーンピースの秘密
小鳥とリムジン
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ライオンのおやつ ページトップヘ