くのまりの作品一覧
「くのまり」の「ライオンのおやつ」「小鳥とリムジン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「くのまり」の「ライオンのおやつ」「小鳥とリムジン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
◼️死を描きながらも、生きる力をくれる物語
数年前、はじめて『ライオンのおやつ』を読んだのが、小川糸さんの小説との出会いでした。
その一冊で糸さんワールドにすっかり惚れ込んで、今回は再読です。
主人公・雫が、自らの死の運命を受け入れていくまでの心の変化が、丁寧に、丁寧に描かれていて。
一人称視点で物語が進むからこそ、後半は時間や場面の輪郭が曖昧になっていくような浮遊感があり、その表現が本当に凄まじい。
けれどそれは苦しさや痛みではなく、どこまでもあたたかく、前向きな感覚として胸に残ります。
瀬戸内の穏やかな気候、きらびやかな海の光、蜜柑やレモンの甘酸っぱい香り。
情景がふわっと脳内に浮か
Posted by ブクログ
人生で一番泣いた本。ここ最近の私の死生観にとても近いものを、今このタイミングで読めたことが、巡り合わせだと思った。死ぬことはすなわち生きること。対極にあるのではなく、地続きに存在するもの。性についての描写があることも、つまり人間、という感じがしてよかった。そういったことを交えずに書けば、綺麗な話になるかもしれないが、生きることを描く上で、普通に転がっていることなのだから、敢えて省いていないのが良い。(それを、下ネタ、とも言いたくない)こうやって死ねたらどんなに良いだろう。間違いなく、これから死ぬのが怖くなるたび、思い出す本。あと、相変わらず食べ物、匂い、風景描写が好きすぎる!お粥を食べたくなっ