作品一覧

  • 小鳥とリムジン
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    『食堂かたつむり』で「食べること」を通して、『ライオンのおやつ』で「死にむかうこと」を通して「生きること」を描いた小川糸が描き出す、3つめの「生」の物語。愛することは、生きること――苦しい環境にあり、人を信頼することをあきらめ、自分の人生すらもあきらめていた主人公が、かけがえのない人たちと出逢うことで自らの心と体を取り戻していく。勇気を出してお弁当屋さんのドアを開けたことが彼女の人生を変えていく。
  • ライオンのおやつ
    4.3
    1巻792円 (税込)
    【本書は2019年10月に刊行した単行本に、加筆修正して文庫化したものです】人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。2020年本屋大賞第2位。
  • ライオンのおやつ
    4.6
    1巻1,650円 (税込)
    人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

ユーザーレビュー

  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    ◼️死を描きながらも、生きる力をくれる物語

    数年前、はじめて『ライオンのおやつ』を読んだのが、小川糸さんの小説との出会いでした。
    その一冊で糸さんワールドにすっかり惚れ込んで、今回は再読です。

    主人公・雫が、自らの死の運命を受け入れていくまでの心の変化が、丁寧に、丁寧に描かれていて。
    一人称視点で物語が進むからこそ、後半は時間や場面の輪郭が曖昧になっていくような浮遊感があり、その表現が本当に凄まじい。
    けれどそれは苦しさや痛みではなく、どこまでもあたたかく、前向きな感覚として胸に残ります。

    瀬戸内の穏やかな気候、きらびやかな海の光、蜜柑やレモンの甘酸っぱい香り。
    情景がふわっと脳内に浮か

    0
    2025年12月29日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    余命を告げられた主人公のホスピスで過ごす最後の日々のお話。ずっと”いい子”を演じていた彼女が、少しずつ自分の軛を解き放っていくのが印象的だったな。着てみたかったお洋服、もう記憶の中にしかないお菓子、そういうものがあたたかく物語を彩っている。

    0
    2025年12月26日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    人生で一番泣いた本。ここ最近の私の死生観にとても近いものを、今このタイミングで読めたことが、巡り合わせだと思った。死ぬことはすなわち生きること。対極にあるのではなく、地続きに存在するもの。性についての描写があることも、つまり人間、という感じがしてよかった。そういったことを交えずに書けば、綺麗な話になるかもしれないが、生きることを描く上で、普通に転がっていることなのだから、敢えて省いていないのが良い。(それを、下ネタ、とも言いたくない)こうやって死ねたらどんなに良いだろう。間違いなく、これから死ぬのが怖くなるたび、思い出す本。あと、相変わらず食べ物、匂い、風景描写が好きすぎる!お粥を食べたくなっ

    0
    2025年12月17日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    今の自分には到底向き合えないであろう、人生の最後のお話しなのに、切ないながらも温かい気持ちにさせてもらえた小説でした。
    [ライオンの家]という名の由来も頷けました。
    これまで、当たり前だと思っていたこと、有り難くも感じていなかった事に対し、もっと気づきを持って感じていけば、もう少し素敵な生き方ができるのだろうと勇気をもらいました。

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    2025年12月12日
  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    なくならないと気がつかないものは沢山あるのだと改めて気付かされた。今、普通にできていることはとても幸せなこと。食べることも寝ることもいつかできなくなってしまう。だから、今できていることに幸せを感じながら、自分を大事にしていきていきたいな。
    私の周りには大切な人が沢山いる。宝物に囲まれている私はなんて幸せなんだろうとこの本を読んで強く心に感じた。

    「生きることは、誰かの光になること」

    0
    2025年12月11日

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