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人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
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「ライオンのおやつ」
2021年6月27日~ NHK BSプレミアム 出演:土村芳、竜星涼、和田正人
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Posted by ブクログ
感動なのか、悲しみなのか、よくわからない感情と涙が波のように押し寄せてくる感じ。 死と誕生は隣り合わせ。向こう側かこっち側か。 もっと早くこの本に出会えていたらなあ、 (次の本はもっとアホな本を読まないとメンタル持ちませんわ)
涙、涙 悲しくはない、あたたかい涙、清々しい涙。 なんともいえない感情。 自分が死ぬ時は、そばに両親がいてほしいなぁと、最も親不孝なことを思ってしまった。 親より先に死ぬなんて。 雫の元に亡き母親が訪れる。 「私ね、まだもう少しだけこっちにいたいんだけど、その時が来たら、ちゃんと私を迎えに来て...続きを読むくれる?」 「もちろんじゃない!」 即答した母親。 「だってそのためにお母さんは先に天国に行ったんだから」 ああ、そうか。 最大の親不孝をしてまで親より先に逝かなくても、最期は一緒なんだ。 みんな、最期はお父さんお母さんが迎えにきてくれるのか。それなら、いっか。
人生の終わりをどう迎えるか?昔ロス博士の死を許容するまでの移り変わりを読んだが、余り深刻には考えなかった。いずれ誰にでも訪れる死。最後まで人を大切に思う文体で優しく時間が流れていた。
久々の小川糸さん。 素晴らしいの一言です。 "食堂かたつむり"を読んでから時間が経ってしまいましたが、こちらも素晴らしい作品だと思いました。これ読んで泣かない人っているのかなぁ?と思うくらい感動しました。本屋大賞2位も納得の内容です。幅広い世代にオススメの一冊!
生きる意味を感じさせてくれる1冊だった。自分は1人で生きているのではなくて、親や家族、様々な人に生かされているのだと気づかせてくれました。ライオンのおやつという少し変わったタイトルに込められた思いにも感動した。人間は最後の最後まで変わることができるチャンスがあるし、人生を楽しむことができるだと教えて...続きを読むくれました。私自身もこの体で生きている時間を大事にしたいし、楽しみたいという気持ちで1杯です。 大変素晴らしい1冊でした。ありがとうございます。
手にとってすぐ読み終えた。それくらい物語に入り込みやすかった。 本を読んで、とにかく瀬戸内海をのんびり眺めたくなった。 自分しか味わえない人生だから1日1日、もっと楽しもうと思った。 当たり前だと思ってしまう健康や周囲の存在、永遠に続くと思っている命にはどれもいつか終わりがある。だからこそ日々生かさ...続きを読むれてることに感謝して一生懸命生きることを頑張りたいと感じた一冊。
小川糸に泣かされた。やばい。死というものの見方が変わる。生きているありがたさみたいなものがひしひしとつたわってくる。たった1カ月ほどの時間の中の内容だがかなり密度がある。ストーリーの中のおやつにもこだわりがあって良かった。こんなホスピスがあったら自分も終の住処にしたい。
死が怖くなる題材の作品は山のようにあるのに、こんなに死を題材にしているのに心が暖かくなる作品は他にないと思いました。 人生に正解はない、生き方にも死に方にも正解はないし突然大きな力によってなくなってしまうこともある。その中で日々、生き死に囚われず明日が来ることを当たり前に思う自分は贅沢者なのだと感じ...続きを読むました。この本を読んで、今までの人生について振り返ってみて、やってよかったことよりあの時こうすれば良かったという後悔の方が浮かんできました。自分はまだまだ人生を謳歌しきれてないのかもしれないです。じゃあ人生をどう充実させていくべきなのか自分が本当に幸せを感じることはどのようなことなのか考えさせられる作品でした。 与えられた人生という映画のフィルムのように一度描いてしまえば書き直すことも巻き戻すこともできない日々をより濃く彩れるよう過去より未来を見つめ生きていきたいと思いました。
生きることに向き合うことができる1冊。悲しい話だけれど、主人公の心の動きに自分でも驚くほどシンクロしてくる。死と向き合って初めて生きることの本質を考えることができるんだろうね。
死んだ後の世界について、 一度は考えたことがあると思う。けれど、これほど温かく綺麗に思い描いたことはなかったな、と思う。 この本を読んで、曾祖母が亡くなった時のことを少し思い出した。 読んでしばらくは、じっくりとこの世界に浸りたくなる、そんな本だった。
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