ライオンのおやつ

ライオンのおやつ

小説・文芸
1,650円 (税込)

8pt

人生の最後に食べたいおやつは何ですか――若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた――食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ポプラ社
  • タイトル
    :
    ライオンのおやつ
  • タイトルID
    :
    674956
  • ページ数
    :
    255ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年11月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • ドラマ化

    「ライオンのおやつ」

    2021年6月27日~ NHK BSプレミアム
    出演:土村芳、竜星涼、和田正人

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ライオンのおやつ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    若くして癌を患う。生きる希望もない、しかし死を受け入れるには早かった。死とは、悪ではない。体と魂が分離するだけで、魂は残り続ける。死を受け入れ、前向きになっていく。最後にどんなおやつを食べたいか、私も考えておこう。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    自分の最期をどう過ごしたいか、やり残したことはないか、最期の過ごし方を自分で決められることこそ幸せなのかもしれない。
    読んでいる私まで瀬戸内の海のような穏やかな気持ちになれた。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    死ぬってどんな感じだろう?と考えることはよくあるけど、これまであまり具体的に言葉は出てこなかった。

    本書は死と必然的に向き合っている女性やホスピスの人たちの物語で、死とはオーガズム、ロケットに乗って打ち上がる感覚、など理解できるような、そして絶妙な言葉の表現でそれを体験する事へのワクワクという気持ちも私の中で少し湧き上がった。

    私はその場に立った時、どんな言葉で表現できるんだろう?自分なりのしっくりする言語化を叶えるために、もっと色んな本を読んで素敵な表現をインプットしていきたいと思う。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ泣いてしまった。温かくて穏やかなお話で、安心して読んでいられた。雫さんが最期感謝の想いだけを持って旅立つことができて本当に良かった。瀬戸内の海を見に行きたくなる。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    瀬戸内の島のホスピスで、穏やかに命が尽きるのを待つ。
    生きることと食べることは隣接している
    終始瀬戸の風と、慈愛の食事で緩やかに物語は進行する。
    ただただ優しい「終わりの物語」だ

    終末医療、といっても、堅苦しいものではなく
    ただ自由に楽しくおいしく、最期を迎えるというお話。
    雫は島に到着した時点では元気で、おいしくたのしく夢のような日々を過ごす。ほんとうにこんな理想郷はあるのかと思ってしまうほどに素晴らしき日々だ。
    ただ確実に「終わり」はそこにある。
    しかし薄暗い終末ではなく、ネガティブもなく、明るい光に溶け込むような予感がある。
    「死」は極限まで、こわいものではなく「ゴール」として用意される。
    そんな考えにいたることは非常に難しい。漠然としているから理解をするのも困難だ。だからこそ、せめて、物語の中では完全な安心のおしまいに身を委ねていたい。

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    何か特別なことがあった時だけでなく、日常の些細な幸せを噛み締めながら毎日を大切に過ごしたいと思った。序盤から最後まで泣きすぎて前が見えなくなるほどだった。しかし、お涙頂戴では決してない。純粋で柔らかな小説。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    感動した。美容院でも気にせず泣いた。ホスピスを初めて知ったし、人が亡くなるまでをずっと追っていく話って読んだことなくて、衝撃もあった。ライオンの家の雰囲気、住人、スタッフ、考え方がすてきで、私も、行きたいと思った。どうにもならない、不平等なことが起きた時、雫さんみたいに、前向きに、受け入れることができるだろうか。親族や友達に甘えず、1人で整理し、旅立てるだろうか。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    初めて本で泣いた作品になりました。
    大切な人に貸してぜひ読んで欲しい。
    と言う気持ちになります。
    時々クスッと笑えるようなこともあれば、シリアスな面をありとても楽しくあっという間に読めました。

    後半は1人で読んだ方がいいです…笑

    0
    2026年08月21日

    Posted by ブクログ

    生きる意味とは?生きてる幸せとはなんなのか…を考えさせられる1冊
    何気ない日常がこんなにもバラ色で素敵な幸せが転がっているのだと再認識できる

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    若くしてガンに侵され余命を告げられた主人公の女性・海野 雫(33歳)が、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、死に向き合いながらも、今生きている瞬間の大切さを感じつつ、優しい人たちに見守られながら穏やかにろうそくの火を燃やし尽くす、という感動的な物語でした。

    この「ろうそくの火を燃やし尽くす」という表現は、小説の中に綴られた一節で、「人生というのは、つくづく、一本のろうそくに似ていると思います。ろうそく自身は自分で火をつけられないし、自ら火を消すこともできません。一度火が灯ったら、自然の流れに逆らわず、燃え尽きて消えるのを待つしかないんです。」という、ある登場人物の言葉を使わせてもらったものです。

    私は妹を48歳の若さでガンで亡くしています。妹とは地理的に離れて生活しており、顔を会わせるのも年に一度か二度程度。そんなこともあってか、今思うと症状はかなり進行していたと思うのですが、詳しい症状を知らされることもなく、不覚にも知ろうとすることもなく、妹はホスピスではなく病院でしたが、私からすると急に逝ってしまいました。優しい言葉をかけることも出来ず、今だに後悔してばかりです。

    妹もこの小説の主人公のような想いをしながら、残された一日一日を過ごしていたのかと想像し、胸が詰まる想いで読みました。

    主人公の雫が最後の時間を過ごしたホスピス「ライオンの家」では、入居者が亡くなると、24時間、エントランスのろうそくに明かりが灯されることになっているそうで、(ネタバレになってしまいますが)雫が最期を迎えた時の描写が、「風の強い晩であったにも関わらず、死を弔うためのろうそくの火は決して消えることなく燃え尽きて、そして最後には、すーっと、静かに息を引き取るように消えて、煙が空に吸い込まれていった」とあり、雫が最期のその時まで精一杯「生きる」を全うしたことを、比喩的に描かれていました。

    自らの病と残された時間を知りながら「生きる」を燃やし尽くした主人公と、おそらく同じような想いで最期の数ヶ月を過ごしたであろう私の妹と重なって、落涙するのを堪えながら読み終えました。

    0
    2026年08月17日

ライオンのおやつ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ポプラ社
  • タイトル
    :
    ライオンのおやつ
  • タイトルID
    :
    674956
  • ページ数
    :
    255ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年11月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB
  • ドラマ化

    「ライオンのおやつ」

    2021年6月27日~ NHK BSプレミアム
    出演:土村芳、竜星涼、和田正人

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  • 【閲覧できる環境】
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