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Posted by ブクログ
⬛︎「料理の神様の愛弟子」へ会う旅
小川糸さんの小説、エッセイが好きで作品を読み漁っているのですが、先生の食に対する表現が特に大好きで。この本はそんな小川糸さんの表現力が凝縮された珠玉の本です。
訪れる先で出会う人は皆、地球、自然の声に耳を傾け真摯に食と向き合う「料理の愛弟子」たち。特に印象に残ったのは月心寺の庵主様の作る精進料理の一節です。
ーふと、料理というのは作った人の分身なんだな、と気がついた。愛する人に料理を食べてもらいたい、自分の手をかけ心をかけて作られたものが、愛する人の体の一部となり、命を支えてほしい。その強く切ない想いが、料理を作る原動力となる。
料理は科学だ、とよく言われます。でも、目には見えない作り手の想いや魂が、さらに料理を料理たるものとして昇華させるのだ、としみじみ感じました。
あとがきのベルソー再訪のお話もとても素敵で、料理のエッセイで涙ぐむとは思いませんでした。今回訪れた人々が「料理の神様の愛弟子」であれば、小川糸さんは「文学の神様の愛弟子」だと、私は思います。
SNSでよく「たそがれビール」が小川糸さん著の食エッセイとして紹介されていますが、(あちらもとっても素晴らしいですが、前提が日記なので)ぜひ、ぜひこちらの本をオススメしたい。もっとたくさんの人に読んでほしい!そう思わざるを得ない良書でした。
Posted by ブクログ
世界中、日本中のお料理や食材が出てきます。
印象に残ったのは、なんと言ってもモンゴルの遊牧民のお母さん。働く=体を動かす。執着のない暮らし。モンゴルの大自然の中での暮らしは、大変そうだけど、私たちの抱えているストレスや悩みとかとは次元が違う感じで、なんというか、ちょっと羨ましいです。やってみろって言われてもできない生き方暮らし方ですけどね。
あとは、こころみ学園とか、地産地消の話も印象に残りました。私も、地元で採れた野菜とかたくさんいただく機会あるので、作者みたいな感性と丁寧さをもって食材に向かい合えたら、日々の暮らしがもっと豊かで、色々なものに感謝できる幸せなものになるのかも。
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