くのまりの作品一覧
「くのまり」の「ライオンのおやつ」「小鳥とリムジン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「くのまり」の「ライオンのおやつ」「小鳥とリムジン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人生で一番泣いた本。ここ最近の私の死生観にとても近いものを、今このタイミングで読めたことが、巡り合わせだと思った。死ぬことはすなわち生きること。対極にあるのではなく、地続きに存在するもの。性についての描写があることも、つまり人間、という感じがしてよかった。そういったことを交えずに書けば、綺麗な話になるかもしれないが、生きることを描く上で、普通に転がっていることなのだから、敢えて省いていないのが良い。(それを、下ネタ、とも言いたくない)こうやって死ねたらどんなに良いだろう。間違いなく、これから死ぬのが怖くなるたび、思い出す本。あと、相変わらず食べ物、匂い、風景描写が好きすぎる!お粥を食べたくなっ
Posted by ブクログ
死に向かっていくお話ではあるけれど、不思議と温かさも感じられた。
5ページ目の“明日が来ることを当たり前に信じられることは、本当はとても幸せなことなんだなぁと。幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満をもらしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。”は、
今当たり前のように生活できている自分にとってハッとさせられる言葉だった。
あと、おやつにまつわる思い出のエピソードがどの人も素敵だった。
実家に住んでいた頃、母親がよく作ってくれていたパウンドケーキを思い出したなぁ。
一時期、毎朝に感謝をノートに書いていて、今はやっていないけどまた再開しようと思えた