くのまりのレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    瀬戸内のレモン島にある終末期ホスピス。
    海が見える穏やかなライオンの家で、最期に食べたいおやつは?
    それぞれの思い出のおやつが日曜の3時にエピソードと共に提供される。
    誰のが選ばれるかは運次第。
    心に残るおやつの思い出って、大切な人と過ごした楽しい記憶。
    自分だったら何を選ぶだろう。
    お母さんが作ってくれた缶詰みかんが乗ったレアチーズケーキかな。

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    2026年03月29日
  • ライオンのおやつ

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    とても優しい本。癌で亡くなった母を思い出しながら、母も雫さんの様に、穏やかな気持ちで最期を迎え、今もどこかで見守ってくれていたら、良いなあ。

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    2026年03月27日
  • ライオンのおやつ

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    語り口調がふわふわしてて癒されるような不思議な気持ちになりました。ホスピスのお話で切ない内容でしたが、いつか死ぬんだからと投げやりになるのではなく、生きることに前向きな気持ちにさせてくれる本でした。

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    2026年03月26日
  • ライオンのおやつ

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    死を意識した経験は幸いにも無いのだけれど、生きながら死を覚悟するということは、こう何度も心が折れる過程を経て、死の間際まで受け入れ難いものなんだろうな。
    だってまだ生きてるんだもんね。

    雫ちゃんがライオンの家に来てから1~2ヶ月の出来事という日々の濃さに驚いてしまうのと、ホスピスってそういうところなのかと、無知であることの情けなさと、ほんの少し、私はこれまで知ることのない恵まれた環境であったという安堵を感じてしまった。

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    2026年03月21日
  • ライオンのおやつ

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    この作品を読んで、レモン島と呼ばれている瀬戸内の島に行ってみた。
    病気になり、仕事も恋愛も奪われ、ひとりぼっちと感じる中で、一瞬でも心が救われるような感覚になるほどの景色ってどんなものなのだろう、と思った。
    瀬戸内の海は穏やかで、島全体の空気を全身いっぱいに吸い込みたくなって、ああこういうことか、と思った。綺麗な海を見ている間は何もかも忘れられるような景色だった。
    行ってみないと感じられないあの空気感を雫と少しだけでも共有できたような気がして、ちょっと嬉しかった。

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    2026年03月21日
  • ライオンのおやつ

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    一気読みしてしまった!1ページめを開いたら、そのまま最終ページだった。テレビドラマで一度見たはずだけれど、原作には違う良さがあった。多分、涙腺が弛むので、人目のあるところで、読むことはお勧めしない。

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    2026年03月20日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    心が穏やかになれる本。
    瀬戸内の風景も穏やかにさせてくれる。
    健康なだけで充分に幸せだと思える。

    ・思いっきり不幸を吸いこんで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう。
    ・自分の思い通りになることなんて、ほとんどない。腹を立てて怒ったところで相手を傷つけるだけだし自分も疲れるし、いいことないよね。
    ・私は街灯のない所まで歩いて行って、そこからもう一度空を見上げた。よーく目を凝らすと、ひとつ、ふたつ、みっつ、と星の輝きが見えてくる。決して、満天の星ではないけれど、それは、ベアさんとメアリーが私に見せてくれた特別な星空だった。私がきちんと見ようとしなかっただけで、星はち

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    2026年03月15日
  • 小鳥とリムジン

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    本屋大賞にもなった 「ライオンのおやつ」を
    思い出しました。
    死を迎える人の思い出の「おやつ」
    を綴る「ライオンのおやつ」と亡くなって
    しまった人や色んな人との思い出を重ねる
    理夢人の作るお弁当。
    町田その子さんの「空ごはん」にも似てて
    こんな風に丁寧に食を感じる生活が出来たら
    良いなぁとホンワカ気分になりました。

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    2026年03月13日
  • ライオンのおやつ

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    自分の死生観を真剣に見つめなおす、いい機会をくれた作品だと思った。

    正直なところ読み終えた今の気持ちを言葉にするのは難しい。
    だが、今からでも後悔のない、死の間際でも納得できる人生を歩みたいと思った。

    私は作中の以下の言葉が深く、深く心に刻まれた。

    「今を生きている。自分の体で感じること。
    目で見て感動したり、触ったり、匂いを感じたり、舌で味わったり。
    そういうことは、体がなければできない。」

    至極当たり前のことだけど、今の健康な体をがあるから当たり前なんだよな。
    いい読書体験だった。

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    2026年03月11日
  • ライオンのおやつ

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    読み始めはもしかして暗くて重たい話……?って身構えてしまいました。
    主人公はどんな不幸な星の元に生まれたんだろうって読んでる私の方が逃げたくなりました…。
    でもライオンの家での豊かな生活や瀬戸内海の美しい自然の描写に引き込まれ読む手を止められずに一気に読んでしまいました。
    読みながら私だったら最後にどんなお菓子が食べたいかな〜と考えていましたが、私にはまだまだ決めるのは難しそうですね…笑
    読む前と読んだ後では死に対する考え方はかなり変わりますし、私も亡くなったご先祖さまや飼っていたペット達の事をなんでもない日にでも思い出してあげようと思えました

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    2026年03月08日
  • ライオンのおやつ

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    人々の心情が事細かに美しい描かれていて、没頭して1日半で完読。

    小川糸さんの他の作品も手に取って見ようと思うきっかけになった。

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    2026年03月01日
  • ライオンのおやつ

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    瀬戸内の海が見えるホスピスを舞台にした人生という物語でいうとエピローグのようなお話かと思ったけれど、全然違った。
    エピローグどころか本編どまんなかだった。
    人生という物語にはエピローグなんてなくて、終わりまでずっと本編なんだと思った。

    “いい人生を送りましょうね”
    “なるようにしかならない。
    “そのことをただただ体全部で受け入れて命が尽きるその瞬間まで精一杯生きることが、人生を全うするということ”
    ”自分の人生を最後まで諦めずに変えようと努力すること、そのことに大きな意味がある”
    “元気な頃の体は取り戻せない。けど、元気な頃の心は取り戻せた”

    残り少なくても、いや、残り少ないからこそ“いい

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    2026年02月28日
  • ライオンのおやつ

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    実は、死に対して日頃から恐怖を感じていたのですが、本作を読んで死に対する思いが少し変わりました。良い方向にです。今を精一杯生きることへの大切さを改めて感じました。雫ちゃん、ありがとう。

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    2026年02月27日
  • 小鳥とリムジン

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    すごい、いろんな意味ですごい本でした。
    小川糸さんのこれまでの作品とは、これまたいろんな意味で違った作品に感じましたが、きらきらした食のシーンはさすが…!
    最後まで読みながら、結果的にいろんなことを考えさせられていました。はじめはタイトルの意味になかなか行き着かず、うーんと思いながらも読みましたが、最後にはたくさんのキーワードを受け取っていました。
    おすすめできるようなできないような…。難しい…!

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    2026年02月26日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    読書から離れしばらく経ったときに出会った一冊。
    とても大好きな作品になりました。
    人の命、人生を真正面から突きつけられるお話した。
    やるせない気持ちも、いつか死は来るんだよなという少し悔しい気持ちも、もちろん感じますが、何より温かい文章で命の儚さ、美しさを感じられ、今を大切にしてあげたいと思わされたお話です。

    私も満たされた死を迎えられたら幸せだろうなって思って少し楽しみです。

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    2026年02月25日
  • ライオンのおやつ

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    悲しい結末ではあったけれど、心がじんわり温かくなる場面がたくさん散りばめており読み終えた後は清々しささえ感じる作品。
    涙が止まらない箇所もいくつかあり、どれも色んな感情が入り乱れるものの間違いなく良質な涙であった。
    おやつに込められる人それぞれの想いやエピソードもまた涙を誘いどれも素敵なものばかり。
    心が洗われる作品だった⭐︎

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    2026年02月25日
  • ライオンのおやつ

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    本を読んでこんなに大号泣したのは初めてだった。病気になったことや死について、受け入れていたはずだったのに、たくさん葛藤し、考え答えを見つけていく姿は、本当に1人の人生をみているような気持ちになれた。私が考えていたしに対する漠然とした恐怖心が少しなくなった気がした。今、生きているという事実に感謝し、目一杯楽しもうと思った。

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    2026年02月23日
  • ライオンのおやつ

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    すごくすごくよかった。生と死の話が暗い気持ちになるのではなく、心がすごく満たされるお話だった。死と向き合うことがあれば読み返したいと思える作品だと思った。

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    2026年02月23日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    だいぶ前に読み終わり、今でも一番好きな本はと聞かれたら挙げる本。

    私はずっと、死ぬのが怖かった。
    何かをやり遂げられないということより、死ぬ瞬間が、死を待つ時間が怖い。
    父と母を看取って、子供を持ち、その思いがどんどん増していった。
    当たり前に仏教徒の家で育ったが、信心深いわけではない。
    仏壇に手を合わせ、仏像を見て感心し、神社に初詣して、クリスマスにごちそうをたべる。
    もっと私の心に宗教が根付いていれば、恐怖心は薄れるのかもしれないとは思っていた。

    この本の中には多少「スピってる」場面が出てくる。特定の宗教が表現されているわけではない。
    その塩梅がちょうど良くて、すとんと胸に落ちる感じが

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    2026年02月14日
  • ライオンのおやつ

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    とても泣きました。自分が主人公の立場になったらどうするか。その瞬間に私は生きてきたことに感謝できるように今から生きたい。
    人は死の直前まで、変わるチャンスがあるのだから。

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    2026年02月14日