くのまりのレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    もう一度自分が病気になったら読みたい。今でもすごく心に響くから、きっと自分の最期が近づいたらもっと1日1日を大事にできるんだと思う。毎日があることに感謝できる本でした。

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    2025年11月30日
  • ライオンのおやつ

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    小説読むスイッチを入れてくれた、私にとって出会いの一冊。
    涙が出て、出過ぎて、とまらなくて困った。
    こんなに涙、わたしにあったの?というくらい。

    人に何かオススメする本は?と聞かれたら
    迷わずこれ。

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    2025年11月30日
  • ライオンのおやつ

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    死はいつか誰にでも起こること。主人公の雫ちゃんはライオンの家で過ごせて幸せだっただろう。マドンナの言葉、どれも素敵で考えさせられたけど、「人生といえのは、つくづく一本のろうそくに似ていると思います」「生きることは、誰かの光になること」が印象的。今、なかなかうまくいかないことが続いているが、この本を読んで、命ある限り自分の気持ちを大切にして精一杯生きなきゃと思い知らされた。

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    2025年11月29日
  • ライオンのおやつ

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    この物語のような不思議な出来ごとは、うちの奥様の家系の女性はみなナチュラルに経験している、というか当然のこととして捉えてるっぽいんですよね〜。

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    2025年11月29日
  • ライオンのおやつ

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    韓国ひとり旅のお供に読んだ本。
    行きの飛行機で泣きそうになってしまった。

    主人公はガンステージ4で余命少しの女性。終末期を島で過ごすという物語。

    自分自身、死ぬことを考えるととても怖くなる。
    その部分をずっと扱っている作品。

    とても響いた。物語の中で幸せというのは、不平不満を漏らしながらも何気ない毎日を過ごしていることとあるがほんとにその通りだなと。

    今がとっても幸せなのだと。
    仕事に行けて、好きな本を読めて、いろんなところに旅行に行けてこう言った日々がどれだけ大切で幸せなのかを気付かされた作品。

    絶対読み返そう。その時々で感じ方が変わると思う。
    後、毎日を一生懸命生きよう。

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    2025年11月27日
  • 小鳥とリムジン

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    初めは、かなり重く読み進めるのが苦しかったのですが、少し楽しくなって来たと思ったら、最後急展開に涙が…
    その後、コジマさんとの出会いで小鳥は幸せになり最終、穏やかな気持ちで読み終える事が出来て、1冊の中に色々な感情が感じられる本でした。
    私には凄くよかったです。

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    2025年11月23日
  • ライオンのおやつ

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    久しぶりに小説にのめり込めんだ。
    描写一つ一つが美しく、想像力を掻き立てられた。
    死に向き合う雫さんの気持ちの変化、切なさ、暖かさ。全部好きだった

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    2025年11月22日
  • 小鳥とリムジン

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    親から愛をもらえず、酷い思いをして育った主人公。その体験で魂は損なわれず、捨て鉢にならず生きているうち、この星に生まれってよかったと思うまでになる。親の心ない行いは子供のせいではなく、傷ついても魂は損なわれない。その力で自分で自分を必死に守ってこれた。
    きっと私にも、その力があったから今日がある。そんな魂を与えてもらったことに感謝。恵まれなかったことは多く悲しく悔しくて辛かったけれど、培われたものも確かにある。そういうプラスに感謝し、日々の少しずつの幸せを積み重ねて、これからの人生自分で舵をとって生きていきたい。

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    2025年11月18日
  • ライオンのおやつ

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    若くして死を迎えることになった主人公が、ホスピスで死と向き合う物語。生きたい、と願う気持ちを受け入れる事も、死を受け入れる事の一部だと気付く。

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    2025年11月23日
  • ライオンのおやつ

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    とてもリアルに描かれている作品で感動で涙が止まりませんでした。
    1日1日を生き切る。
    人生は終わるのだからと投げやりになるのではなく、最後まで人生を味わい尽くすこと。
    この文章がとても響きました。
    生と死がテーマですが悲しくなるのではなく、作品に出てくる人物の暖かみを感じる本でした。

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    2025年11月11日
  • ライオンのおやつ

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    何回この本を読んだか分からないけど、私は今日この本を改めて読みたいと思った。案の定何回読んでも涙が止まらない。そして今も涙が止まらない。

    生きることは、誰かの光になること。自分自身の命をすり減らすことで、ほかの誰かの光になる。そうやってお互いを照らしあっている。

    振り返ると、なんて味わい深い人生だったのだろう。私もそう思える人生を生きたい。
    怒りも、悲しみも、喜びも全て自分自身だから、それらを受け入れるようになりたい。
    風が優しくて、光が眩しくて、そんな些細なことでも、それらを感じられるということは自分が生きているということ。どんな自分も認めてあげたい。
    どんな日も、明日の自分の原動力にし

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    2025年11月01日
  • ライオンのおやつ

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    自宅の本棚にいつのころかあり、読まずにいた。本棚を整理していて読み始めたら、久しぶりに読みながら涙が出た。雫から発される言葉が、最近亡くなったわたしの父の死や、身近な友人の病と重なったからだろうかと思う。雫とタヒチ君が海岸でした約束のシーンが、自分の中で映像化された。映像化できる小川さんがすごい。他の本も読みます。

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    2025年10月31日
  • ライオンのおやつ

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    過去のことを振り返ったり
    未来を憂いてたりする日々を過ごしていたので
    目の前のいまを生きたいと思った

    人生と向き合えなくなったときに
    また手にしたい本だなと記憶に留めておく

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    2025年10月30日
  • ライオンのおやつ

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    泣いた。いつからでも人は変えられる、変われる――そう思わせてくれる物語だった。

    「死」という重いテーマを通して、「生きること」や「自分を愛すること」をそっと教えてくれる作品だと思う。

    不器用ながらも、せいいっぱい生きようとする雫の姿に、心を打たれた。
    死を見せてくれることで、今の自分の幸せが静かに浮かび上がってくる。読み終えたあとには、少しだけ自分に自信がついたような気がした。

    もっと自分を抱きしめて、大切に扱いたい。
    自分にかける言葉は、いたわりの言葉にしようと思った。ホスピスの支配人・マドンナはライオンの家を終の住処にしている人全てを丁寧に扱い、気持ちを察して受け止め、優しく声をかけ

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    2025年10月30日
  • ライオンのおやつ

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    久方ぶりの小説。
    最後に読んだのは思い出せないくらい前。

    私の心は死んでなどいなかったのだと教えてくださいました。
    素敵な言葉が多く、また噛み締めたいと思えるものでした。
    人生の後半に楽しみができました。
    ごちそうさまでした。

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    2025年10月28日
  • ライオンのおやつ

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    「なんちゃってホットサンド」の中で、小川糸さんが四国に行った話があり、「この人達やワインに出会わなければ、ライオンのおやつの田陽地(タヒチ)君は生まれなかった」とあったので気になって購入。
    余命を告げられ、瀬戸内の島のホスピス「ライオンの家」に入った雫が最後の日々をしっかりと生き抜く物語。途中読むのがしんどいシーンもあったけど、マドンナや島の人たち、雫の家族の優しさのお陰で救われた。読後感はとても良かったのでまた他の作品も読みます。

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    2025年10月26日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    ずっと大事にしていたい本の一冊。
    私は本を一気読みしてしまうことが多いが、この本はゆっくり大事に読みたくなるような温かい話だった。

    海野雫は33歳という若さにして癌を患い、余生を過ごすために瀬戸内海の島にあるホスピスへ移住する。

    仕事や社会に疲れた先で、この「ライオンの家」のように、自由な生き方ができる場所が最期に残されていたらどんなに良いかと思われる。

    やはり今作において1番心を動かされたのは毎日のおやつの時間だ。
    入居者はおやつをリクエストすることができ、ランダムに選ばれたおやつを毎日食べることができる。
    ここで重要なのが、どんなおやつでも再現してくれるところだ。余命わずかな中食べた

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    2025年10月23日
  • ライオンのおやつ

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    思っていたよりもずっと良かった。
    誰もがライオンの家のようなホスピスで最期を迎えられたらいいのにな。
    自分はどんな最期を迎えるのだろうと考えさせられた。
    病気になって良かったとは決して言えないけれど、病気になったからこそ得たものがあるという事実。病気のお陰じゃなくて病気をきっかけに動いたり考えたり出来た彼女は、やっぱり「優しくて、強い子」だと思う。
    あとストーリーとは関係ないのですが、文庫の紙質が好きでした…!

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    2025年10月22日
  • ライオンのおやつ

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    今元気でいることの大切さを日々感じ、生きたくても生きれない人の今日を大切にしていこうと思った。小さな幸せに気づける人になりたい。

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    2025年10月17日
  • ライオンのおやつ

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    主人公は癌を患い三十三歳で余命宣告された海野 雫。
    瀬戸内の島にある「ライオンの家」というホスピスで残りの日々を過ごすことを決め入居した。

    「ライオンの家」では毎週日曜日に入居者が “思い出のおやつ” をリクエストできる “おやつの時間” があるのだが “最後のおやつ” を雫は何にするか なかなか選べないでいた。

    食べることができる というのは 生きているということだ。そしてまたその逆も…。
    入居者たちの “思い出のおやつ”…。
    きっと味覚というより記憶で食べている。 それを考えるとそこに それぞれの人生がつまっているようで 切なくなった。

    人は皆 生まれたら最後は死ぬけれど、いつ どん

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    2025年10月17日