くのまりのレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    もうすぐ死んじゃうってわかってる人が主役の物語を読んだのは初めてかもしれない。死んじゃうのは悲しいはずなのに、とても温かい小説だった。

    印象に残った文章がたくさんあった。
    雫が「私、まだちゃんと生きている。」と生を実感していること、「私、もっと生きて、世界中のいろんな風景を見たかったなぁ」と本音を吐き出したところ、「きっと、私の人生は、生きることのままならなさを学ぶためにあったのかもしれない」と自分の短い人生の意味を悟ったところなど。

    また、シマさんが「生かされているんだなぁ、って。だって、生まれるのも死ぬのも、自分では決められないもの。だから死ぬまでは生きるしかないんだよ」と言ったセリフ

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    2025年12月05日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ


    この本は、死が波みたいに少しずつ、確実に寄ってくる。それは悲しいことでもないし、嬉しいことでもない。


    小説でしか触れられない擬似体験だった。
    読み進めるのが勿体無いと感じるほどに、
    柔らかい文体と五感の表現が美しくて
    お気に入りの一節を見つけると何度も読み返しました。

    主人公が施設で過ごしたのはたった1ヶ月。
    私が本を読んだのは2時間くらい。
    でも、体感ではちゃんと“1ヶ月”だった。
    時間の長さって、心が決めるんだなって思った。

    そして、どれだけ死を受け入れる必要があっても
    私が誰かに“死なないでほしい”と思うのは
    生きることへの執着があるからで
    それが健全だと思った。


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    2025年12月05日
  • ライオンのおやつ

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    もう一度自分が病気になったら読みたい。今でもすごく心に響くから、きっと自分の最期が近づいたらもっと1日1日を大事にできるんだと思う。毎日があることに感謝できる本でした。

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    2025年11月30日
  • ライオンのおやつ

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    小説読むスイッチを入れてくれた、私にとって出会いの一冊。
    涙が出て、出過ぎて、とまらなくて困った。
    こんなに涙、わたしにあったの?というくらい。

    人に何かオススメする本は?と聞かれたら
    迷わずこれ。

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    2025年11月30日
  • ライオンのおやつ

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    死はいつか誰にでも起こること。主人公の雫ちゃんはライオンの家で過ごせて幸せだっただろう。マドンナの言葉、どれも素敵で考えさせられたけど、「人生といえのは、つくづく一本のろうそくに似ていると思います」「生きることは、誰かの光になること」が印象的。今、なかなかうまくいかないことが続いているが、この本を読んで、命ある限り自分の気持ちを大切にして精一杯生きなきゃと思い知らされた。

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    2025年11月29日
  • ライオンのおやつ

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    この物語のような不思議な出来ごとは、うちの奥様の家系の女性はみなナチュラルに経験している、というか当然のこととして捉えてるっぽいんですよね〜。

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    2025年11月29日
  • 小鳥とリムジン

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    初めは、かなり重く読み進めるのが苦しかったのですが、少し楽しくなって来たと思ったら、最後急展開に涙が…
    その後、コジマさんとの出会いで小鳥は幸せになり最終、穏やかな気持ちで読み終える事が出来て、1冊の中に色々な感情が感じられる本でした。
    私には凄くよかったです。

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    2025年11月23日
  • 小鳥とリムジン

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    親から愛をもらえず、酷い思いをして育った主人公。その体験で魂は損なわれず、捨て鉢にならず生きているうち、この星に生まれってよかったと思うまでになる。親の心ない行いは子供のせいではなく、傷ついても魂は損なわれない。その力で自分で自分を必死に守ってこれた。
    きっと私にも、その力があったから今日がある。そんな魂を与えてもらったことに感謝。恵まれなかったことは多く悲しく悔しくて辛かったけれど、培われたものも確かにある。そういうプラスに感謝し、日々の少しずつの幸せを積み重ねて、これからの人生自分で舵をとって生きていきたい。

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    2025年11月18日
  • ライオンのおやつ

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    とてもリアルに描かれている作品で感動で涙が止まりませんでした。
    1日1日を生き切る。
    人生は終わるのだからと投げやりになるのではなく、最後まで人生を味わい尽くすこと。
    この文章がとても響きました。
    生と死がテーマですが悲しくなるのではなく、作品に出てくる人物の暖かみを感じる本でした。

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    2025年11月11日
  • ライオンのおやつ

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    癌と向き合う人たちの姿に心打たれました。その中に出てくる美味しい料理に心がほっこりしました。雫さんとお父さんのエピソードに涙が止まりませんでした。

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    2025年11月08日
  • ライオンのおやつ

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    過去のことを振り返ったり
    未来を憂いてたりする日々を過ごしていたので
    目の前のいまを生きたいと思った

    人生と向き合えなくなったときに
    また手にしたい本だなと記憶に留めておく

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    2025年10月30日
  • ライオンのおやつ

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    久方ぶりの小説。
    最後に読んだのは思い出せないくらい前。

    私の心は死んでなどいなかったのだと教えてくださいました。
    素敵な言葉が多く、また噛み締めたいと思えるものでした。
    人生の後半に楽しみができました。
    ごちそうさまでした。

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    2025年10月28日
  • ライオンのおやつ

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    最後まで読むか悩んだ 
    途中からどんどん感情移入してしまい、自分はまだそういう状況ではないけれど、遅かれ早かれそうなるときに、多分この本を思い出す、それがいいか悪いか分からない、だから今のうちに読むのをやめようか…そう思ってしまった。
    あまりに悲しい結末ではないことをレビューで確認し、読書再開。そこからは一気読み。旅立つ者・見送る者、それぞれの視点での切ないストーリーに胸を打たれたけれど、前向きな気持ちになれたステキな終わり方だった。

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    2025年12月05日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    ガチ泣ける

    最高すぎる買おう!

    #深い #切ない #感動する

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    2024年12月21日
  • ライオンのおやつ

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    私自身、病院で働いていますが、いまだに人が亡くなることには慣れません。ただ、人が亡くなるというのは、"こわい"とか"かなしい"だけではないんだなとこの本を読んで気づくことができました。私も当たり前の毎日に感謝して、いつか命のろうそくが消える時は後悔がないよう、精一杯日々の暮らしを送りたいなと思いました。

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    2025年12月21日
  • ライオンのおやつ

    ネタバレ 購入済み

    深い本でした

    人は必ず死んでいきますが、家族に囲まれて迎える最後も良いと思いますが、この本に出てくるようなホスピスが実際にあれば、そんな死を迎えるのも良いですね。死んでいくのは怖いですが、こんな風に死んでいければ本当にいいなぁって本でした。

    #シュール #ほのぼの

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    2024年09月23日
  • ライオンのおやつ

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    生き様が死に様 もうすぐ死を迎える人を迎える瀬戸内のホスピス、ライオンの家。

    主人公の雫はなぜ1人でそこへ来たのか、初めはわからないが様々な登場人物との出会いや自分の人生を振り返る中でここに至るまでの雫の人生、そして心の動きが見事に描写されている。

    作者の小川糸さんの作品は初めて読んだが、ここまで詩的で心理描写の見事な作品は読んだことがないと思うほどの表現力。
    ストーリー展開もだが、小川糸さんの心が粋なんだろうなと感じる。もちろんそれを表現するだけの文章力が必要だが、読み終わった後の爽快感、これほど気持ちの良い最期を読めたのは幸福だった。

    人類にとって普遍的に大切な価値観を見つけられる一

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    2026年01月02日
  • ライオンのおやつ

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    主人公の雫さんがライオンの家で体感する匂いや景観、食事の味が自分の五感でも突き刺さるように感じられる作品でした。
    残り少ない命を迎えたとき、私も幸福いっぱいで旅立ちたい!

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    2025年12月01日
  • ライオンのおやつ

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    人として生まれたことの意味 余命いくばくもない主人公が最後を過ごすことにした「ライオンの家」。
    まだ若いのに突然突きつけられた死の切符に戸惑い、怒り、絶望し、一縷の希望を託し、また諦めてここにやってきた彼女は、ライオンの家の素晴らしいスタッフや自然環境などに恵まれて、少しずつ自分を見つめ直します。
    最終的には穏やかで満ち足りた旅立ちを迎えるのですが、こんなふうに最後を迎えたいし、こんなふうに見送りたい。
    手元に置いて折々に読みたい書です。

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    2025年12月18日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    気がついたら泣いていた

    ライオンの家は、私の知っている寂寥感でむせ返えりそうなホスピスとは、全く違う場所だった。暖かくて美しく、そこは人が生きる場所。
    おやつの時間や明日の約束を人参にして、精一杯生き抜くことが、これほどまでに美しいとは。当たり前に日常を送る私には、まだ感じ得ないものだ。
    読んでいる間、悲しくないのに、気づいたら頬が濡れてた。なんて綺麗なんだろう。
    この本との出会いに感謝。

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    2022年11月21日