くのまりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ瀬戸内の島にあるライオンの家というホスピスに入居する雫という女性が主人公の話。ホスピスに入居するということはそういうことなんだけど、想像よりとても穏やかな小説だった。半分読んだ以降からずっと泣けるのには困ったが。
私は中学生のときに父を亡くして、それから少しして父が遊園地に連れて行ってくれて遊んでくれる夢を見た。最後は水辺で父だけがボートに乗ってさよならをした。
とても暖かい夢で、私は基本的に亡くなったら人は消えると思っているけれど、あれは父が会いに来たのだと半分ぐらい信じている。
この本の中でも雫はたくさん夢を見て、その中に死者も出てくるけれど、私は半分ぐらいそういうことはあるものだと知っ -
Posted by ブクログ
職場の方に、紹介してもらって読んだ本です。
泣けるって聞いて、日々の鬱憤バラシになるかな?と思って、その日に本屋に行って買いました。
途中も泣きましたが、最後は涙と鼻水流しながら読み進めていきました。
私がもし余命宣告されて、生きるとしたらまだ生きたいって思うのかな?そんなことを考えさせられました。
ワンちゃんも出てくるから、前に飼ってた愛犬と重ねて読んでさらに号泣。
そして家族の絆を考えさせられるものでした。自分の両親も私のことを大切にしてくれてたんだって、他人の人生に自分の人生を照らし合わせて噛み締めて思いました。
読み終えて、辛い気持ちになりました。だけど読み終えた後に、家族へ -
Posted by ブクログ
この本と出会ったのは今から一年前の2025年の頃。
なんとなくあらすじを読んで
生きることの重みがわかるのかと思って購入。
当時の私もすごく感銘を受けた。
ただ、自分自身が身体の限界がきて入院をし、
死と隣り合わせになった時 命の尊さ、
毎日健康であるありがたさを実感した。
その後退院できた時に読み直すまで
少しだけ心の準備のために時間を要したが
いざ読み返してみると
はじめに読んだ時とは違う、
病気を経験したから感じる
感情が押し寄せてきた。
終始涙が止まらず、付箋だらけとなった。
再読したことで改めて
この本は私と一生を共に過ごすこととなる本である
と確信した。 -
Posted by ブクログ
後半は何度も泣いた。
六花ちゃんの登場が今いるワンコと重なって
余計に涙が出た。
六花ちゃんが救いになることがとてもよくわかる。
犬を飼った人は心に染みるのではないだろうか。
そして後悔と共に母のことを思い出した。
高齢だったから余命宣告されても落ち着いて見えたけど色々な思いがあったのだろう。
ただ悲しくて仕方がない、というのとも少し違う。あえて言葉にするなら、実物に会えなくなって残念。
亡くなる前の方が、よっぽど悲しかった。というか切なかった。あの時から較べると、今の心の方がずっと乾燥している。
この部分は心に留めておきたいと思った。 -
Posted by ブクログ
涙、涙
悲しくはない、あたたかい涙、清々しい涙。
なんともいえない感情。
自分が死ぬ時は、そばに両親がいてほしいなぁと、最も親不孝なことを思ってしまった。
親より先に死ぬなんて。
雫の元に亡き母親が訪れる。
「私ね、まだもう少しだけこっちにいたいんだけど、その時が来たら、ちゃんと私を迎えに来てくれる?」
「もちろんじゃない!」
即答した母親。
「だってそのためにお母さんは先に天国に行ったんだから」
ああ、そうか。
最大の親不孝をしてまで親より先に逝かなくても、最期は一緒なんだ。
みんな、最期はお父さんお母さんが迎えにきてくれるのか。それなら、いっか。