くのまりのレビュー一覧
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購入済み
読みやすい
読みやすく、情景も頭にぱっと鮮やかに浮かぶ文体
テーマは「死」について
登場人物たちもあっさりと亡くなっていきます。
主人公がここホスピスで過ごした時間は一か月ぐらい
人生での一か月は短い期間だと思うのですが
この主人公の雫にとっては間違いなく
人生の最後を飾るにふさわしい一カ月だと思いました -
Posted by ブクログ
小川糸さんの”生”と”食”の物語。『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』に続く第3弾ということで読んだ。
前2作と比べてしまうと、話の内容はちょっと暗くて、重い描写が多い。
小鳥と理夢人が出会うまでの時間は、それぞれの過去の話が重いので、読んでいても苦しい。
小鳥がコジマさんの介護を引き受けて、コジマさんを受け入れてから、やっと小鳥の人生も好転していくので、少しラクに読めるようになる。
小鳥の人生の暗さに比べて、理夢人は出生は複雑だけれどオジバに育ててもらえたおかげで、純粋に育っていく。育つ環境はやっぱりその人となりを決めていくものだから、大切なことなんだと思った。
小鳥と理夢人が出会ってから -
Posted by ブクログ
食べ物の本が好きなので購入。
ずっと積読してあったけどやっと読み終わった。
「死」は人生最大のオーガズム。
なんかこの言葉が私はとても刺さった。
生きることが全ての世界だけど、それは「死」があるからそうなのであって死ぬことはそんなに悪いことじゃないと思うともう少し楽に生きられる気がする。
おやつがあれば明日を生きる気力になるって昔の推しも言っていて、おやつって素敵だなって思ったり。
しーちゃんは「いい子」だったわけじゃなく優しくて強い子だったっていうシーンがすごく心に残った。
私はいい子にならなきゃと真面目に生きてきたけど、それはもしかしたら強い子でいたかったのかなと考えを深められた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ4点代には乗らなかったけど、3点代後半って感じ。
エリさんが一番好きな?おすすめの?小説。
小川糸さんの、この人の書く人生が好きって言ってた。
とても温かくて死について考えさせられる一冊。
もっと死について直接くらうなら1Lの涙とかのほうが心にダイレクトに届くし、そこまで来ないちょっと表面的な感じで終わってしまった気がしたかも。
瀬戸内に行ってみたくなった。
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「でもなんとなく温もりがあり」
「なんとなく温もりがあり、その場所に立つとほんの少し大人になったような」
ライオンのおやつp6
空気には、ほんのりと、柑橘系の香りが紛れている。25
ライオンのおやつみたいな、人が亡