くのまりのレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

    購入済み

    今を大事に生きる

    日々何気ない今をもっと大事に生きていかねばと思わせてくれる本でした。
    すごく優しい気持ちになれました。

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    2021年05月04日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    読みやすい

    読みやすく、情景も頭にぱっと鮮やかに浮かぶ文体
    テーマは「死」について
    登場人物たちもあっさりと亡くなっていきます。

    主人公がここホスピスで過ごした時間は一か月ぐらい
    人生での一か月は短い期間だと思うのですが

    この主人公の雫にとっては間違いなく
    人生の最後を飾るにふさわしい一カ月だと思いました

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    2020年05月17日
  • 小鳥とリムジン

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    小鳥に早く幸せな出来事が起こってほしいと願いながら読んだ
    幼少期の話は想像できないくらい辛く、絶対にあってはならないことで
    読んでいて感情移入してしまい、怖かった

    個人的にご飯の描写がすごく好きだから、もっとそういうところを読みたかったなぁ
    将来誰かにお弁当を作るってなったら、蓋を開けた時に嬉しくなるお弁当が作りたいと思った
    きっと大変だろうけど、日常が彩れたらいいな

    所々飛ばして読みたくなる部分が多かった

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    2025年12月04日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    4点代には乗らなかったけど、3点代後半って感じ。

    エリさんが一番好きな?おすすめの?小説。

    小川糸さんの、この人の書く人生が好きって言ってた。
    とても温かくて死について考えさせられる一冊。

    もっと死について直接くらうなら1Lの涙とかのほうが心にダイレクトに届くし、そこまで来ないちょっと表面的な感じで終わってしまった気がしたかも。

    瀬戸内に行ってみたくなった。

    ーーー

    「でもなんとなく温もりがあり」
    「なんとなく温もりがあり、その場所に立つとほんの少し大人になったような」
    ライオンのおやつp6

    空気には、ほんのりと、柑橘系の香りが紛れている。25

    ライオンのおやつみたいな、人が亡

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    2025年12月04日
  • 小鳥とリムジン

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    子供の頃の数々のトラウマから、人を心から信頼できなくなっていた小鳥。でもおおらかで優しいリムジンと出会って、「愛」を知っていく物語。
    本当に辛かったね、頑張ったね、もう一人じゃないよ、って小鳥をギュッと抱きしめてあげたい。その代わりにリムジンが沢山小鳥を愛してあげて欲しい。
    自分だけが大変な目に合っていると思っていたら、周りも結構大変だった。でも私だって辛い。その辛い気持ちに優劣なんてないし、みんな幸せになって欲しいなと思う。
    あとお弁当おいしそうすぎる。

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    2025年12月01日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    苦しい過去をもった小鳥。前半読んでて心が苦しくなった分、後半はコジマさんの暖かさややリムジンとの出逢いでひたすら心が温まる…

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    2025年11月29日
  • ライオンのおやつ

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    終末期、ホスピスというテーマとしては重いけど、読みやすい作品だった。
    雫さんが現実と夢の狭間でいろんな人とたくさんの話してしているシーンがとても好きだった。

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    2025年11月26日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    前半は良かったんだけど、後半のリムジンの語り(スピリチュアル寄りなところとか、おしゃべりなところとか)と、小鳥がすぐに警戒を解いてしまって、リムジンに溺れていってるところがなんかもう、え?って感じで、大丈夫なのかと心配だった。
    小鳥がようやく甘えられる場所を見つけられたのは良かったのだけど、小鳥の甘ったれたセリフがあまり好きではなかった。依存してない?大丈夫なの?

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    2025年11月24日
  • 小鳥とリムジン

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    タイトルから想定出来ない内容になっていました。
    性描写がリアルに描かれ過ぎていて、少し気分が悪くなったのも事実ですが、それ以上に良い作品だと思う。私も"愛なんだぜ"って最後に言えるような人生にしたいなって思いましたょ。

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    2025年11月17日
  • ライオンのおやつ

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    温かくて切ない物語だった。死を受け入れるとはどういうことか、雫さんが考えながら残りの人生をゆっくりと過ごしていく姿が切なくもあり、雫さんの強さに胸を打たれた。今の自分にとって死は近く感じているものではないから、響き切らないところもあったような気がする。もう少し年齢を重ねてから、もしくは人生の岐路に立たされるようなことがあればその時に読み返してみたいと思った。

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    2025年11月16日
  • 小鳥とリムジン

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    他の方も言うように、表現が結構生々しくてびっくり。読む場所選ぶかな。
    理夢人と小鳥が巡り会えて本当によかった。ずっと誰にも話せなかった話を理夢人に話せて、それを受け止めてくれて。

    人のお弁当を作るのも幸せだし、誰かが作ってくれたお弁当を開くのも、食べるのも、本当に幸せなことだよね^^お弁当の蓋を開いたときどんな顔するかな?ってワクワクする。誰かのことを想ったり思いやって動けることが、愛だよね。
    私もオジバみたいに「愛なんだぜ」って最後に言って亡くなるような生き方したいな。。

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    2025年11月16日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    装画:くのまりさん
    装丁:大久保伸子さん

    コジマさんと美船ちゃんが前フリに思えて、いつリムジンがいなくなるか(亡くなるか出奔するか全部嘘だったか人たらしで小鳥ちゃんみたいな人が他にもいるか)、2人の関係が親密になるにつれヒヤヒヤした。
    そういう話じゃなかったので、そうだ私は小川さんの作品を読んでいるのだと思い出した。

    リムジンは何故あんなに要素の多い人物だったのだろう…山伏て…

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    2025年11月15日
  • 小鳥とリムジン

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    小鳥とリムジンに幸あれ
    リムジン弁当の店構えや雰囲気が頭に浮かんでぽかぽかした

    男女の睦事を通して愛することとは何か?を感覚的に考えたり感じるストーリー

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    2025年11月15日
  • 小鳥とリムジン

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    うーん…
    あまり登場人物に共感できない…というのもありますし、ちょっと生々しい部分の表現が受け付けなくて読んでいてつらかった。
    話の前半と後半の繋がりも強くは感じず、一つの小説としてのまとまりをあまり感じませんでした。
    ライオンのおやつがとても好きなお話だったので期待値が上がってしまっていました

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    2025年11月12日
  • 小鳥とリムジン

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    主人公の小鳥ちゃんが子どもの頃に受けていた、母親や男性からの静かな性的虐待に胸が苦しくなる。
    コジマさんからの手紙も、最初は「実の父だから介護してほしい」なんて、自分勝手なお願いだと思っていたけれど、小鳥にとっては人生が良い方に変わっていくきっかけになったから良かったんだなと思い直す。
    小鳥ちゃんが、コジマさんの穏やかで誠実な生き方を見ることができて良かった。
    理夢人という、本当に愛せる人と出会えて良かった。

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    2025年11月12日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    本書のメインテーマである死という話を受け止める時、読み手の死に対する価値観でこの本は大きく印象が変わってくるだろう。自分自身は死とは生と常に並行して存在するとても身近なものであり淡々と訪れる自然の摂理であり特別な物として捉えがちな現代の風潮に懐疑的と考えるので雫を巡るこの物語にはある種のメルヘンを強く感じた。タヒチ君と急に恋人みたくなるのは違和感を感じ、バナナの声が聞こえてきた時はちょっと笑ってしまった。でも.「誰もが、自分の蒔いた種を育て、刈り取って、それを収穫します」は確かに、と頷いた。自分が今死を宣告されたならどの様な気持ちで余命を過ごすのかという想像は今を生きる上で有益な想像だった。

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    2025年11月11日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    んーー、微妙っ。でも悪いわけではないから☆3。
    親友が死ぬとこまでは面白かったのにその後が…悲しい境遇の人が優しい気持ちで理想のようなものを掲げて語り合う話、よくあるけど全部つまらなく感じる
    最初の香りの下りとか結構気に入って読んでたのもあって惜しい気持ち

    なのにこの本のせいですごいお弁当とフォトンのことを考えている私がいる。お弁当箱持参のお弁当屋さん最高だよね

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    2025年11月10日
  • ライオンのおやつ

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    優しいファンタジー、周りの人の気持ちも雫さんの気持ちも書きすぎないから余韻の中でいろいろな景色が流れていった

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    2025年11月08日
  • ライオンのおやつ

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    20代後半で癌を患った女性が余生を離島のホスピスで過ごす物語。頑張れって人に言うのは良くない風潮があるが、それでも頑張ってで励まされることもあるみたいな主人公の考えが好きだった。終わりが見えるからどうでもいいって投げやりになるのではなく、終わりがあるからこそ今を精一杯楽しむことは大事だね

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    2025年11月08日
  • 小鳥とリムジン

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    小川糸さんらしい、優しい物語。
    過酷な人生を必死に生き抜いてきた主人公が、ある男性と出会って魂が救われていく過程を柔らかく描いている。ただ、主人公の身の上が本当に過酷なので、急に人生が好転したのが少し拍子抜けしたのが正直なところではある。
    第四章のフォトンの話がとても好き。

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    2025年11月06日