くのまりのレビュー一覧

  • ライオンのおやつ

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    美しい島の描写に酔う 作者の小川糸はきっと、亡くなった後の魂の存在や生きている人の課題、なんてことを興味があってある程度知っているんだろうな、と思う文章、単語が後半ちらほら出て来た。だからからか、その描写はごく自然に読めたし、だよね、みたいな部分もあった。
    感動、お涙、というより、島の描写がありありと目に浮かぶようにキラキラして、黄色いレモンがヨーロッパのどこかの島を想起させる感じで、でもどこか日本ぽい田舎風も感じられたところが良かった。美しい風景が読書で広がるのは、本当に素敵な体験。

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    2026年03月14日
  • ライオンのおやつ

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    出来ればみんなに読んでほしいな 死について書かれているが、紆余曲折あったが、島の生活は淡々と時間が過ぎる。
    嫌なものでもなく、今を大事にしていくという主人公の思い。
    考えさせられる。

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    2026年03月15日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    今を大事に生きる

    日々何気ない今をもっと大事に生きていかねばと思わせてくれる本でした。
    すごく優しい気持ちになれました。

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    2021年05月04日
  • ライオンのおやつ

    購入済み

    読みやすい

    読みやすく、情景も頭にぱっと鮮やかに浮かぶ文体
    テーマは「死」について
    登場人物たちもあっさりと亡くなっていきます。

    主人公がここホスピスで過ごした時間は一か月ぐらい
    人生での一か月は短い期間だと思うのですが

    この主人公の雫にとっては間違いなく
    人生の最後を飾るにふさわしい一カ月だと思いました

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    2020年05月17日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    うーん。ちょっと表現が甘いというかなんか(この表現いい感じでしょう?)というニオイを感じてしまって鼻白らむところが何度かあった。あと幼い頃から家族のように大事にしてきた思い出深いぬいぐるみを全部壁に投げつける、みたいな描写があったけど、それは無いだろ?さすがに。と思った。病魔へのやりきれない怒りみたいなのを表現するための描写なんだろうけど、彼女にとってものすごく思い出深いそれぞれのぬいぐるみを壁に投げつけるか?ここで読むのやめようかと思ったけど、なんとか斜め読みで読み終えた。タヒチくんとか海野雫とかの命名もちょっとマンガみたいでしらけてしまった。でもこのホスピスは素晴らしいし、魅力的。

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    2026年03月30日
  • ライオンのおやつ

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    ネタバレ

    読み終えてみれば,確かに1本のロウソクのような話だった。
    大病を患いながらも毎日と奮闘する主人公の奇跡の復活劇。といった筋書きの方が主流なのかもしれないが,あくまで主人公はページとともに衰弱していく。
    ロウソクが短くなっていく過程でも,主人公・雫はライオンの家の人々との関わりによって今を生きる意味や自分自身を見つけていく。
    瀬戸内海の綺麗な海や広大な葡萄畑の様子は脳裏に鮮明に映し出され,穏やかな気持ちにもなれる一冊。

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    2026年03月11日
  • ライオンのおやつ

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    ちょっと・・・あくまでも個人的なのだけど・・・しっくりこなかった。
    宗教的な感じもして・・・やっぱりこうやって考える人もいるんだなぁという感じ。
    ひねくれているように思うかもしれないけど、ここまで踏み込むと美化しすぎているような気がする。まぁ、わたしみたいな読後感を持つ人はあまりいないのかもしれないけど・・・

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    2026年03月11日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    理夢人と出会って、少しずつ変わっていく小鳥を見てるとこまでは良かったけど。
    なんか、理夢人と距離縮めるのやたら早くない?
    なんか、やたら凹凸しすぎじゃない?

    なんか、気分が悪くなるようなところも多くて、たぶんこれは再読しないだろうな。

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    2026年03月06日
  • 小鳥とリムジン

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    つらい境遇で育った小鳥が弁当屋の理夢人が出会って生きることに希望を見出していくお話。
    食べ物がどれもすごくおいしそうで食べたくなった。
    途中まではよかったけど中盤からいまいち入り込めず。

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    2026年03月06日
  • ライオンのおやつ

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    "人生はままならない"と知ることと、自分ごととして受け入れることは違う。残された時間のなかで、自分の在り方を認め受け入れてゆくやさしい物語。生きるために欠かせない食の大切さもしみる。瀬戸内の優しい波の音、柔らかい光、緑が匂い立つような描写も素敵。

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    2026年03月01日
  • 小鳥とリムジン

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    セックス依存症の母親との生活を捨て、児童養護施設を選んだ小鳥。連れ込み宿の前に捨てられ、トランスジェンダーのオジバに育てられた理夢人。小鳥が、実の父親と名乗る人を介護の末に見送った夜、二人は出会った。親友と父に先立たれ取り残されたと感じていた小鳥が
    本当に会いたかった人と出会い、この星に生まれた幸せを噛み締める姿がとても愛おしく感じた。
    性、というのが、重要なキーワード。理夢人を育てたオジバは、体の性と心の性が違っている。オジバの愛した小百合さんも同様。逆転したふたりの性、カラダの結びつきを心が受け入れられず別れてしまう。身近な男性から向けられる欲望から逃げ延びてきた小鳥。嫌悪していた性が、理

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    2026年02月24日
  • ライオンのおやつ

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    死生観については、大きな気づきはなかった。
    でも自分が最後に食べたいおやつは何か、考えるのは楽しかった。
    あと、もし私が明日死ぬのなら誰と一緒にいたいか、改めて考えて、その人たちをとことん大事にしようと思った。
    毎日を大事に生きよう

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    2026年02月22日
  • ライオンのおやつ

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    死を間近に控えた主人公の女性が、ホスピスで死を受け入れ、死にゆくための心の準備を整えていく話。
    大きな盛り上がりがある話ではないが、ほっこりと優しく、暖かな気持ちにさせられた。特に主人公が体調を崩し、現実と空想の世界を行き来する様は秀逸。ともすると恐ろしい世界観になってしまいがちなシーンであるのに、読んでいて幸せな気持ちになったのは主人公が徐々に死を受け入れていることが読者にも伝わってくるからだと思う。

    こういった起承転結が薄めの話は本来あまり好きではないけれど、そんな私でもスラスラ読める小説だった。

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    2026年02月18日
  • ライオンのおやつ

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    ホスピスの話。主人公の優しさがしっかり文章から伝わり、とても良かった。
    ライオンの家は瀬戸内海が見える素敵な島にあり、その島の風景であったり、気候などもしっかり描かれていて心地よい気持ちで読めた。私も最後は自然の多いこういう所で最後を終えたいと思うぐらいでした。
    全体的にほっこりできる内容で穏やかな気持ちになりましが、浮き沈みのない平坦な内容(題材的にも仕方ないですが、、、)でもあった為、私的には星3つでした。

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    2026年02月17日
  • ライオンのおやつ

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    著者小川糸のことをこの機会に知りたいとネット検索をして見ました。
    「祖母の手作りのおやつ、癌で亡くなった実母との確執、著者の八ケ岳での暮し等」が出て来て、この著作にそれらが投影されているのではないかと驚きました。
    余りにもやさしい登場人物、少し語り過ぎるきらいの登場人物の教訓的な語り、自分的には読者の解釈で想像力を羽ばたかせながら読み解く文書の方が正直好みでしたが、死を間近に認識した場合の人間の感情を描いていて、誰もが一人で迎える死に対する気持ちを思わず自分に置き換えて考え、感情が揺さぶられました。
    本を読み終え、自分はこの現世での限られた生を感謝し、小さなことにも感動し、出来れば心安らかに死

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    2026年02月15日
  • 小鳥とリムジン

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    ネタバレ

    生きることと性?愛?

    過酷な子供時代を過ごしてきた小鳥がある人との出会いを経て、幸せになる。言ったらそういうお話。

    冒頭から中盤まで、小川糸さんの優しい世界観に引き込まれて読んでいましたが…コジマさんは何だったのだろう?

    生きていることが肉体だけでなく分子レベルで繋がっているという理夢人の食を大切にする生き方とか良かったのですが、後半の小鳥とリムジン(タイトルはこれ)ちょっと生々しいなぁ、「性暴力」がテーマにあって復活を描くにしても描写くどすぎ、と思ってしまいました。
    そこだけ残念。現実と夢と…不思議な優しい感じも良かったので。

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    2026年02月09日
  • 小鳥とリムジン

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    表紙とのギャップがスゴイ作品
    不幸な生い立ちの小鳥と理夢人が出会うべきして出会う。お互い関係を縮めていく過程に美味しいご飯とオジバと小百合さんの教えと存在が、大きく影響します。

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    2026年02月04日
  • ライオンのおやつ

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    死を受け入れるのは、苦しい。雫のように怒りの嵐に狂って、いろいろなことに原因を求めたり八つ当たりしたりすることも容易に想像がつきます。受け入れることで次のステップに進めることも理解しましたが、そのためにはどんな行動が必要なのだろうか…。

    本人はもちろんのこと、周囲の人だって知人の死を受け入れるのは苦しいものだと思いました。たくさんの人に見送ってもらいたいとは思わないけれど、「先生」が振り返っていたように、周囲の人たちに感謝やお詫びなどをきちんと伝えたいな。

    自分にはまだ死が身近な事象ではないため、少し遠い世界の話に感じられて、感想がうまくまとまっていません。

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    2026年02月03日
  • ライオンのおやつ

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    生き方と向き合う話。生きると死ぬは少し似てて、だからこそ常に生き方は考えないといけない。

    評価も高く楽しみにしてたけど、個人的にはそんなに好きな作品ではなかった。

    設定はすごく好きなんだけど、スピード感がありすぎて、例えば六花にそんなに想い入れることについていけなかったり、その人と向き合うおやつの時間もすごく去るのが早かった感覚でした。
    せっかく設定や中身はいい話なのに、勿体無いという感覚が近い気がします。

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    2026年01月30日
  • 小鳥とリムジン

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    小川糸さんの”生”と”食”の物語。『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』に続く第3弾ということで読んだ。
    前2作と比べてしまうと、話の内容はちょっと暗くて、重い描写が多い。
    小鳥と理夢人が出会うまでの時間は、それぞれの過去の話が重いので、読んでいても苦しい。
    小鳥がコジマさんの介護を引き受けて、コジマさんを受け入れてから、やっと小鳥の人生も好転していくので、少しラクに読めるようになる。
    小鳥の人生の暗さに比べて、理夢人は出生は複雑だけれどオジバに育ててもらえたおかげで、純粋に育っていく。育つ環境はやっぱりその人となりを決めていくものだから、大切なことなんだと思った。
    小鳥と理夢人が出会ってから

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    2026年01月09日