くのまりのレビュー一覧
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購入済み
集大成
とても重くてとても悲しいけれど,同時にとてつもなく綺麗で力強い集大成。
未知の解放感。
ろうそくの炎のような生き様。
遠い未来ではなく,光り輝く今を生きるお話。 -
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生と死
誰にでも訪れる死。
誰も経験したことがない死。
死んでいく人側からの目線で生と死の狭間や死ぬ瞬間を細かく書いている本を初めて読んだ。
ほんとに最後はこんな感じなのではなかろうかと思わされる本だった。
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購入済み
美味しかった
彼女の本は、食べることから力を貰って生きる話が素晴らしいが
食べるのがしんどいタイミングで、この本に出会えて
弱ってる人への優しいお粥が、本当に美味しそうで
早速土鍋を使って、お粥を炊いた。
出会えて嬉しい一冊でした。 -
購入済み
本屋で気になっていたけれど、なかなか手が出なかった本。
読んで大正解だった。涙が止まらない、けれど読み終わったときに何とも言えない爽快感が残る本だった。きっとこれからも読み直したくなる本だと思う。
今を大事に生きたいと思える本だった。 -
購入済み
涙でぐずぐずです。
引き込まれるように読み進めて行って、気がついたら最後までたどり着いてしまっていました。
だんだん最後のときが近づいているのを感じながら読み進めるのは、辛い瞬間もありましたが、いろんなことを考えさせられるお話でした。久しぶりに涙でぐすぐすです。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルや表紙の雰囲気と、読み始めてから出てくる「リムジン弁当」というお店の存在で
勝手な想像すぎますが、主人公はここですぐに働くようになって、そこで起きるハートフルストーリー……みたいな話かなと思っていました。
しかし小鳥の重く暗い過去、介護生活などの描写が続き…
子供は大人の都合や欲望を一方的に押し付けられてしまった時、逃れるのが難しい。理不尽さを感じました。
最終的にはパートナーと一緒に幸せな生活を手に入れてよかった。
しかし理夢人と両想いになるのが早すぎでは??とも感じました。運命的に惹かれあったということでしょうか。
理夢人は作中でわかる通り、かなり人格者であるため小鳥が惹かれるのもわかるのですが
理夢人が小鳥に最初に惹かれた要素がわからずピンと来なかったです。
性的欲求は人を傷つけることもある一方、愛を伴って接することで素晴らしい行為にもなる。
また、働くことは相手に喜んでもらうこと、それを広げていくことが幸せにつながる。
他人に愛を持って接していきたいと思わされる作品でした。
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Posted by ブクログ
癌を患い終末期に入った主人公、雫の視点でストーリーが進行し、徐々に彼女のこれまでの人生が語られる。
同時に、確実に近づいてくる死の足音。
読み始めは、なんかふわふわした文章だなー、と苦手意識があった。表現も独特であまり馴染まなかった。
でもそれで良かったのだと途中で気づいた。
涙腺を決壊させる選手層の厚いことこの上なく、目頭が熱くなること請け合いだったのだが、この独特で馴染みにくい文章のおかげで、何度も涙をギリギリで堪えることができたのだった。
外出先で読んだのは間違いだったと後悔していたのだが、なんとか事なきを得た。…得られていたはず。
要は、常に死を意識した内容であるにも関わらず、重すぎずに仕上がっている、という点が素晴らしいと思ったのだ。
茶化したような感想となったが、感動したのは確かである。
同時に、自身の死が間近に約束されたのならばどのように考えるだろうと、思いも馳せた。
亡くなれば無である。これは私の考えであり、作者さんの伝えたいこととは全然違うかもしれない。
でも、だからこそ今の生が大事なのだ、ということは言わずもがな同じ見解だろう。
本当にいい小説だった。
瀬戸内への旅行を予定しているところに、この小説。
綴られる島の美しい情景は、否応なく、私の「瀬戸内行きたい欲」を昂ぶらせた。
ちなみに私ははじめ、粟鳥洲の名前をアワトリシマと誤読した。
私も彼の期待には応えられない人間のようだ。 -
Posted by ブクログ
主人公の雫は、癌で若くして余命を告げられる。独身、両親はいない、恋人もなし、ペットなし。育ての親は伯父だが、伯父にも病気のことは告げず、彼女が向かったのは瀬戸内海に浮かぶ島。そこには「ライオンの家」と呼ばれるホスピスがあった。そこでは、余命を宣告された人たちが、残りの人生を穏やかに過ごしていた。雫もそこに入り、美味しいお粥を食べ、島を散歩し、新たに人と出会い、飼いたかった犬と一緒に過ごし、充実した幸せな時間を過ごす。しかし、病は身体を蝕み、だんだんと弱っていく。「死にたくない」という恐怖と、「この幸せな時間を生きていたい」という希望が交互に訪れる様子がリアルであった。ホスピスに「おやつのじかん」というのがあり、その人の人生の中で大切なおやつが、エピソードとともに紹介され、みんなでおやつを食べる。色々な人の人生にも触れていく…
実際に読みながら涙がでるくらい感情を揺さぶられる物語。死は案外身近にあり、生は意識しないと遠くにあるのだと思った。物語を通じて、自分が生きて何気なく過ごしている日々が大切なことを学んだ。死と向き合うのは勇気がいる。自分だったら悲観し続けて、こんなに冷静ではいられないかもしれない。