にじいろガーデン

にじいろガーデン

759円 (税込)

3pt

三十代半ばの高橋泉は、別居を続ける夫との行き詰った関係に苦しんでいた。仕事帰りのある日、泉は駅のホームで女子高生の島原千代子と出会う。千代子は自由な生き方を認めない両親との関係に悩み、命を絶とうとしていた。心の痛みを分かち合ううち、ふたりは恋に落ちる。お互いをかけがえのない存在だと気づいたふたりは、泉の一人息子を連れて、星がきれいな山里「マチュピチュ村」へと駆け落ち。やがて千代子は、泉と出会う前に関係を持った男性との間の子どもを出産。長女が加わり一家は四人に。ゲストハウス開業、念願の結婚式とハネムーンツアー、千代子の闘病、そして……。喜びと悲しみに彩られた十六年間の軌跡を辿る、新たな家族小説の誕生。

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にじいろガーデン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家族の数だけ家族の形があることを再認識させられた。
    どうしてこんなに試練ばかり起きるんだとやるせなく思ったけど、紛れもなく世界に一つだけの家族だった。
    とにかく美しい。

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    自分らしく、自分に嘘をつかず日々を一生懸命に生きることの大切さや人と人との繋がりの大切さを教えてくれた一冊でした。
    登場人物全員、素敵で心温かいけど、どこか泥臭いところや人間らしいところがあって、読めば読むほど大好きになっていたので、終盤の話の展開には心が痛くなりました。
    しかし、それを乗り越えて前

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    小川糸さん、今回も素敵な小説ありがとうございました(≧∇≦*)
    この本のテーマは同性愛。泉と千代子そして、二人の子供と暮らしていく様子です。日本で同性で愛し合うのはこんなに大変なのかと実感しました。少数派と言うだけでじろじろみられる、、、とても悲しいです。
    将来一人一人の愛のカタチがたとえ、どんな

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    主人公の泉が、飛び降り自殺をしようとしている一人の女子高生を救うところから物語が始まる。

    セクシャルマイノリティである二人の人生から、思考を巡らされることが多々。

    同性婚が認められる世の中になれば良いなと強く思いました。

    0
    2025年02月03日

    Posted by ブクログ

    棚差しで目が合った本。
    なんだかんだ、著者は読んだことがない。

    なんかうわさ(?)によると、「面白い本とそうでない本の落差がすごい」らしいけど(笑。どういうこっちゃねん)果たしてこのタイトルはどうかな~、と、思ったら

    個人的にはあたりでした(失礼)。

    面白かった!
    こういう話とは思わんかった。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    2025.01.06
    ゆみちゃんみっちゃん姉さんと仙台 帰り

    レズビアンカップルと2人の子ども
    マチュピチュ村にてゲストハウスを開く

    高橋泉35歳バツイチ

    千代子 高校生
    レズビアン
    おチョコちゃん
    家事上手
    ハワイで結婚式


    草介
    泉さんの子ども
    優しさ選手権入賞
    野球好き
    コールセンタ

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    大好きな小川糸先生の作品。現代に生きるみんなに届いてほしいと思える作品。
    レスビアン夫婦のつらさや幸せを、いろんな視点から見ることができる素晴らしさ。
    愛の形っていろんな形があっていいよね。花は自分で色を決められないって言葉、好きです。
    好きになった人が好きでいいじゃん。自然になるようになるよね。

    0
    2024年11月05日

    Posted by ブクログ

    今の時代にピッタリな本かも。
    この物語のように優しい人たちが周りに溢れていたらいいな。
    家族って血が繋がってなくても家族で淹れるんだなぁとしみじみ感じた。
    最後は泣いてしまいました。
    みんなに幸あれ。

    0
    2024年10月08日

    Posted by ブクログ

    小川さんの作品は、ちょっとありえないよなぁというものが多いけど、読んでいるうちに自然と受け入れられて、ありえないと思った自分を反省する。

    前情報なしで読んだから、レズビアンが家族を作る話で最初はびっくりした。

    家族っていいなぁ。
    性別とか、血の繋がりとかは関係なくて、手を繋いでともに笑い、ともに

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    ふたりの母とふたりの子ども。
    星の綺麗な小さな村「マチュピチュ村」で始まったタカシマ家の16年の軌跡が綴られた物語。

    小川糸さんの作品を読むようになって、前半は意外な展開が多いのかな、という勘が働くようになってきた。
    今回も少々面食らう展開で、やや刺激の強い描写・場面もあったけど、読み進めるうちに

    0
    2025年10月28日

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