西瓜糖の日々

西瓜糖の日々

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢見る幸福とは何だろうか…。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説。ブローティガンの代表作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    西瓜糖の日々
  • タイトルID
    :
    486158
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年01月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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西瓜糖の日々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死を身近に感じる度に手にとる作品。
    通夜、葬儀に続いて故人の家に空き巣が入り、寝る場所もなく近所の銭湯にある大広間のハンモックで1夜を過ごした。そこで夜通し読んだ思い出深い1冊。

    私たちが住む現実世界と似てはいても何か決定的に違っている世界、穏やかな憂鬱に包まれたiDEATH。
    そこに属す全てのものが死の沈黙、平穏に何となく惹かれているような雰囲気で魅力的。

    死者たちは永遠の明るさの中にいる。

    足をかけていた枝から足をはずした。
    そのあとの彼女は、空気の上にひとりで立っていた。

    こんな表現があるんだと思った。音もなく静かで美しいと思えてしまう。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

     深読みする必要はないのかもしれない。
     そこにこの世界がある。それを素直に受け止め、そこに身を置く感覚でいいのかもしれない。

     しかしただの穏やかで牧歌的な世界というのではなく、アイデス(iDEAETH)という名のとおり、常に死を感じさせ、どこかさみしげだ。そしていつも不安とともにあることをも感じさせる。

     不思議な世界観で、どこがどうというのは難しいけれど、それでもなんか、とても良かったな、と言いたくなる作品。

    0
    2026年01月29日

    Posted by ブクログ

    小川洋子さんのエッセイで
    取り上げられていたことから興味を持って。
    読み始めてすぐに、”出会ってしまった”と思った。
    生涯本棚に残しておきたい一冊。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    解説を読んだことを後悔した。この小説がどんな人に書かれて、そのときの時代背景のことなんか、全く知る必要はない。解釈も考察もいらない。ただ、西瓜糖で作られた橋やたくさんの川が流れる世界があって、九九を間違って教えてくる虎に両親は食べられてしまう。そのままのそれだけの世界。

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    村上春樹と川上未映子の対談本で紹介されていたから手にとってみた。(確か)

    情景が映画を観るように想像できて、独特な世界観にどっぷりと浸かれた。

    読んだ後、ジーンと残るものがある。

    「こんな小説は初めて」な読書体験。
    読めて良かった。

    本に出てくる「忘れられた世界」は私たちの今住む世界なのかなと思う。
    アイデスは穏やかな世界なんだけど、なんか住みたくない…
    住人もみんな穏やだけど、どこか寂しそうで不憫な感じ。

    これは絶対また読み返したい。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    「そういうのはずるしてる、というのじゃないのかな」

    「風が起こって、窓がかすかに震えた。風で、脆そうに半開きになった砂糖」
    綺麗すぎるイメージ

    「わたしたちが恋人同士になると、かの女は夜の長い散歩をやめた、でも、わたしはいまでも散歩する。夜、長い散歩をすることが、わたしは好きなのだ。」
    怖い

    マーガレットが好きだった

    0
    2023年09月12日

    Posted by ブクログ

    夏を感じられる薄めの海外文学を読みたくて手に取った本。
    しっかり理解できているわけではないか、衝撃的な部分もあるが、不思議で癒された作品。
    癖になる感じ。

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    初ブローティガン。印象的なタイトルで気になっていた作品でした。

    詩的で幻想的な小説。ジャンルは違うし時代も少し前だけどブラッドベリの『火星年代記』を想起しながら読みました。なんというか古き良きアメリカと言われる時代にはこういう幻想的な世界を描き、味わう文化というか感性があったんだろうなぁと、少しメタに外れた感想を持ってしまった。

    アイデス(I Death)を始めネーミングや関係性、登場人物の言動、語られる歴史などさまざまなものが当時の社会のメタファーになっているのではないか、著者が現代社会に近いと感じていたコミュニティや関係性はむしろアイデス以外の方にあるのではないかと、色々な想像が生まれましたが、そのように噛んで味わっても良いし、詩的なリズムと言葉選びで描かれる西瓜糖と世界を眺めるだけでも良いし、いずれにせよ楽しい読書体験です。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    ちょっと詩的すぎて私には難しかった。難しいというか、渋いというか。挿絵は一つもなかったけれど、大人の読む絵本という感じがした。綺麗で透明だけど、残酷な感じ。薄いようで触れると奥行きのあるような。西瓜糖ってどんな味なのだろうか。西瓜のように瑞々しいのかな。

    0
    2026年05月29日

    Posted by ブクログ

    これは方向をもった流れのどこか一部分だ。心地よい夢はそうだったものになり、世界は灰色になってゆく。黙る!無音の世界に憧れる、死人に口なし?別に支離滅裂ではなくて、どこかイメージみたいなものでつながっている。というより流れ?あたかも"桂馬みたいなマジカルバナナ"の方式で書かれたと思う。

    誤解を恐れず思いついたままに書くと、僕のスキな男が書く文書はちょうどこんな感じで、だから結構好きだった。あくまで"結構"だけれど。藤本和子氏の訳がいいのかしら?「ひょっこりひょうたん島」

    0
    2026年02月15日

西瓜糖の日々 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    西瓜糖の日々
  • タイトルID
    :
    486158
  • ページ数
    :
    216ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年01月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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