プロフィール
- 作者名:西村寿行(ニシムラジュコウ)
- 性別:男性
- 生年月日:1930年11月03日
- 出身地:日本 / 香川県
- 職業:作家
1969年『犬鷲』でデビュー。同作は第35回オール讀物新人賞佳作を受賞。 『瀬戸内殺人海流』、『君よ憤怒の河を渉れ』、『犬笛』、『滅びの笛』など数多くの作品を手がける。『君よ憤怒の河を渉れ』、『犬笛』をはじめ映像化されている作品も多数ある。
値引き作品
配信予定・最新刊
作品一覧
-
3.0人類とウィルスの闘いを描いた、壮大なスケールのヒューマン大作。 新型コロナの時代を予見した先駆的小説! 世界保健機構WHOの付属機関リチャード・スコット記念財団は、故人の遺志により超巨大船舶・北斗号を建造した。 人呼んで「癌病船」。財団の資金を惜しげもなく投入したこの医療船には、最新鋭の医療機器が搭載され、三百名を超える医師が治療に従事していた。 船長はスコットの友人で誇り高き海の男、白鳥鉄善。病院長には故人の構想に共鳴したゲーリー・ハリソンが就任。 八百人の患者を収容し、人類の叡智を集めた医療技術を駆使し、ウィルスとの闘いの船出に就くが……。 世界中の難病患者の希望を乗せた巨大船は、紛争の絶えない寄港地で、さまざまなトラブルに巻き込まれる。 はたして人類は病魔に打ち勝つことができるのか。 壮大なスケールで描く長篇アドヴェンチャーロマン。
-
1.0
-
-
-
-
-
-南アルプスの荒涼とした岩山を中心に、ひとりの老猟師が“荒野の王者”と名付ける三頭の獣が棲息していた。巨大な犬鷲、狂猛な巨熊、長大な牙を誇る猪……老猟師は、いつしかすべての王者たちと闘う日が来るとは思っていた。が、とりわけ怨敵と考えていたのは、可愛い嫁や孫をはじめ猟犬の“隼”までも鋭爪にかけた巨熊だった。そんな折、老猟師は一匹の仔犬を拾い、二代目“隼”と名付けた。王者たちとの対決の日は刻一刻と近づいてくる……。最後の闘いに残り少ない命を燃やす老猟師と、一匹の犬との交流を描き、生命の不思議と悲しさを謳い上げた壮大なドラマ。作家・西村寿行の幻の処女長編であり、原点ともいえる名作。
-
-逃亡中の犯罪人・徳蔵は、山中で死にかけた仔犬をひろい、ゴロと名付けた。しかし、ゴロは骨肉しか喰わず、長ずるにつれて不敵な面持ちを備え始めた。四肢は異様に太く、眼窩は裂け、切れ長の目には底知れぬ青い光をたたえていた……。そして村の犬はゴロを避け、山からは鹿や猪が姿を消した。そんなある冬の夜、徳蔵は、悲壮感のこもったすさまじい咆哮をきいた。それ以来、徳蔵はゴロの姿を見なくなった。――徳蔵は新聞記事で、“猟師に追われた最後の日本狼”の話を知ったのは、それからしばらく後のことであった……。動物と人間との葛藤と交流を描く、西村寿行の感動の動物小説! 全6篇収録。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。
ユーザーレビュー
-
購入済み
最後までとても良いです
最高です。西村寿行さんの作品は、多く読んでいます。
滅茶苦茶えろいですね。ストーリがすごく良いです。最後までどきどきです。主人公の奥さんが最高に魅力的です。とくに、下巻で現れた時は、貴婦人のようになっていたのにも惹かれました。
実を言うと、この本は、図書館で借りて、一度読んでいますが、あまりに良いので、電子版で購入しました。買ってよかったです。いつでも読める。 -
購入済み
とても良いです
最高です。西村寿行さんの作品は、多く読んでいます。
滅茶苦茶えろいですね。ストーリがすごく良いです。是非とも続きが読みたくなります。
実を言うと、この本は、図書館で借りて、一度読んでいますが、あまりに良いので、電子版で購入しました。買ってよかったです。いつでも読める。 -
Posted by ブクログ
蘭菊の狐の続編
今作の見所は諜報機関同士の機密情報争奪戦に巻き込まれた主人公「出雲阿紫」が拉致監禁され2ヶ月近く性交奴隷として扱われる所です。
17歳で巨乳、レズビアンで男勝りな性格の美少女阿紫が、X機関の機関長「大岡」の男根に屈したり、D機関の機関長「遠山」に性交奴隷としての洗脳調教を施されたり、さらに三下感丸出しの「チビ」と「ノッポ」に緊縛され吊るされた状態で様々な責めを受ける展開は最高に興奮できます!
個人に大好きなシーンは遠山の殺害に失敗した阿紫が折檻を受ける場面です。
最初は「殺せ」と気丈に振る舞っていた阿紫が折檻に屈して人間を辞め、ただ牝奴隷になる事を違うシーンは最高です!
-
ネタバレ 購入済み
久しぶりに
ハードバイオレンスと謳うだけあって、物語の初っぱなから 目まぐるしい展開となる。主人公は 事件の核心が父親の過去にあり、自分の恋人が巻き込まれたことを知る。普通の人なら そこで途方に暮れるところだが この主人公は 凄まじい行動力を発揮し、時には他人に助けられながらも仇討ちと恋人の奪還を果たす。日本から舞台をアメリカに移しクライマックスを迎えるなど スケールの大きい物語だが一気に読み終えた。