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被害者①:高慢な美女
被害者②:金持ちの放蕩息子
……
中国龍州市で次々に殺害される犠牲者たち。
その意外な共通点とは――
凄烈な社会派警察小説!
高層マンションの一室から女性の遺体が発見された。刑事羅飛が現場に急行すると、女性は毒薬の風呂に浸かり、肌を火傷しながら恍惚の表情を浮かべていた。さらに、被害者の元恋人で傲慢な金持ちの息子が局部から大量出血し死亡する。いずれの現場にも直前に宅配便が届き、その差出人が次の被害者になると読んだ羅飛は事件を防ごうと奔走する。だがそれを嘲笑うかのように次々に犠牲者が生まれ――。
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Posted by ブクログ
2024年の41冊目、今年のラストを飾るのは、周浩暉の「7人殺される」です。華文ミステリーです。周浩暉の本を読むのは、「死亡通知書 暗黒者」以来です。主人公は、共に龍州市公安局刑事隊長の羅飛(ルオ・フェイ)です。
全体を通して催眠が大きな鍵となっています。が、決して、荒唐無稽なオカルト話で終わっていないのは、本格派の刑事小説という土台が、しっかりと出来ているからだと思います。7に引っ掛けた構図も面白く、細かな伏線も作者の技量を感じます。
事件の真相は、中国社会の冷たさと欺瞞を炙り出します。主人公の羅飛が、自らの信念を曲げてまで、導き出したラストが何とも言えません。
☆4.5
Posted by ブクログ
邪悪催眠師の続編。タイトル通り『7』という数字が重要な意味を持つ。
まぁ、今回もそう。やっぱり催眠術最強じゃねーか。
高層マンションの一室から女性の遺体が発見された。
刑事の羅飛が現場に急行すると、女性は毒薬の風呂に浸かり、
肌を火傷しながら恍惚の表情を浮かべ死んでいた。
さらに、被害者の元恋人で傲慢な金持ちの息子が局部から大量出血し死亡する。
いずれの現場にも直前に宅配便が届き、
その差出人が次の被害者になると読んだ羅飛は事件を防ごうと奔走する。
だがそれを嘲笑うかのように次々に犠牲者が生まれ。
とそんなあらすじ。
前作はどちらかというと超能力者たちの超常バトルな様相だったが、
今作はじっとりねっとりとしたサイコサスペンスな感。
中国作品あるあるの人名地名覚えられない問題さえ乗り越えられれば、
前作よりは遥かに面白い作品となっている。
催眠術というものを題材にしているので
前回は後半になるにつれ大味な展開になっていってしまって
少々萎えてしまったが、今作はしっかりと催眠術という要素を
上手く使って展開していっていたように思う。
事件の背景自体はとても切なく、そして悲しい物語だった。
何とも言えないやりきれなさが残る、そんな締めくくり方。
あと愛犬家の方は読む際、要注意。
前作からの続きものではあるのだが、そこまで地続きではないので、
前作を読まずともスッと入っていけるのも良い点だった。
Posted by ブクログ
・あらすじ
中国龍州市が舞台。
公安局刑事隊長の羅飛は、女性の毒薬風呂殺人事件を発端に次々と起こる殺人事件を捜査することになる。
それぞれ殺害前に配達人が訪れており、荷物の差出人が次の殺人事件の被害者になるという法則性を見つけた羅飛。
また尋常ならざる殺害方法に催眠師が関わっていると確信を持った羅飛は、事件を防ぐために奔走する。
・感想
1作目読まずにこの作品から読んでしまったけど、問題なく読めた。
部下の劉は前作もいたのかな?
もし前作から読んでたらこの展開はちょっとショックかも。
やっぱ中国の倫理観ってよくわからない。
「メンツ」が何より大事な国民性というのは知ってるけど、ここまでとはなー。
私は犬の死骸に 500回でも土下座できる!!!
犬の死骸に土下座することが死ぬほどの屈辱にはならないんだけど、まぁ運転手の人はそれだけじゃなくてきっと積み重なったものがあったんだろう。
ちょいちょいツッコミどころがあったんだけど、特にトラック運転手と催眠師は美談にしていい関係なのかと困惑した。
催眠師が運転手に「甘んじて他人のサンドバックになっておけ」と諭してそれが素晴らしいことのように話が進んで言った場面には恐怖を感じたわ。
絶対こいつが復讐の本命だろって思ってたのに最後まで善人ポジション維持してて謎…。
いじめるわ猫たんを殺すわ他人のサンドバックになることを勧めるわで、こいつ1番最悪じゃね???
3人目が出てきたあたりで元ネタはすぐわかった。
でも別にSE7ENになぞらえた殺人じゃなくても良かった気もする。
殺害方法が結構グロかったんだけど、新札で殺すのはだいぶ厳しいのでは?どんな鋭利な紙なんだw
1番嫌な仕打ちはやっぱ犬の糞かな。
他の人は催眠状態だったから苦痛もなかったのかもしれないけど、食糞はシラフじゃん。
シラフで食糞はきつい…それならいっそ殺してほしい。
犯人の動機には同情できるかな。
終わりは良かった。
Posted by ブクログ
洗脳のプロ同士の命をかけた戦い。色んな読みにくさ、がある。
登場人物の名前と地名が永久に読めず、名称が出る度に目が止まるのが、すごいストレス。毎度ルビ振るか、略称にすればいいじゃん。内容について途中から七つの大罪をテーマにしたブラッドピット主演セブンの映画に似ているな、とテンションが下がる。冷ややかな気持ちで読み進めてた。
面白いのは終盤。セブンになぞらえた連続殺人であると判明。ふむふむ。犯人とその動機を知ると、伏線がきちんと回収されるのが気持ちよい。そうか、ベビーカーを押す母が怪しいとおもったら、乗っている方が犯人かい!動機まで知ると、犯人に気持ちがよってしまった。
最終的にはとても面白かったんだが、読みにすぎて反吐が出たので、この評価でした。
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