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Posted by ブクログ
“宝樹” 時間を操る作家
ケン・リュウ編ハヤカワSF新書「月の光」にあった「金色昔日」をよんでから、この人の物語になぜか惹かれる。
宝樹短編集『時間の王』
「穴居するものたち」……人は自らを囲い有限のなかに平安を得る。なぜ? そしてラストはやっぱりロマンチック。
「三国献麺記」……嘘をホントにする為の時間旅行。ドタバタって理屈なく楽しい。
「成都往時」……過去にしか行けないタイムトラベラーと不老不死を得た者が再び出逢うことはできるのか。ロマンチックタイムトラベル、良いですね〜。
「九百九十九本のバラ」……タイムトラベルなんて、もうどっちでもいいほどロマンチックで青春、作者も「二つは同じものかも」って?
“……ぼくらはみな時間の起点であり、終点。
種子であり、果実。
過去と未来がもつれ合った存在。
ぼくらはみな時間そのもの、サイコロを投げる子供、ひとりひとりが……”
とっても良いです。
「時間の王」……ハヤカワSFマガジンで既に既読も、改めて、やっぱりいいですね。
「暗黒へ」……人類最後の一人の見る景色とは?一転して本格SFの様相だけど、やっぱり宝樹作品らしく《希望》がある。
宝樹という人、これからも楽しみです。
Posted by ブクログ
劉慈欣が認めた二次創作「三体X」の作者、宝樹の短編集。全7篇。
ユーモアの強い「三国献麵記」すれ違いメロドラマ系の「成都往時」など、どの話も読みやすい。
私は一話目の「穴居するものたち」が好き。おうちだいじ。→
「三国献麵記」は三国時代に詳しければ100倍楽しめたなぁ、と思う内容。吉川三国志を3巻までしか読んでない私、曹操と赤兎馬の関羽しかわからん(笑)
「成都往時」は恩田さんの「ライオンハート」が好きな人にはたまらないのではないかと。私は好き。
「最初のタイムトラベラー」は→
読み返すとじわじわくる怖さと面白さ。まさにショートショート。
全体的に恋愛風味な印象はありつつ、楽しめた一冊。
Posted by ブクログ
時間の王になりたいかー!?
え?大丈夫ですって?
そんなこと言わずにちょっとだけですから…。
●○●○
人生は選択の連続で、それゆえ人は選らばなかったもう一つの結末を知りたがります。SFでタイムトラベルものが好まれる由縁でしょう。
あの時、別な学校を選べば…。
あの時、あんな事を言わなければ…。
別な人と結婚していれば…(?)
ヾ(≧ω≦*)オイッ!
一体どうなっていたんでしょうか???
そんな表題作をはじめ、三国志の曹操にラーメンを食べさせようとするトリッキーなお話など、この本ならとことん時間の王になった気分を味わえます。
○●○●
さ、お値段2200円とお買い得!
今ならキャンペーン中ですので時間旅行税はかかりませんよー。
え?アタシですか?
もしタイムトラベル出来るならどの時代に行きたいか?ですって?(誰も聞いてませんが)
過去なら恐竜をみてみたいですし、未来なら宇宙人が来るところを見てみたいですね。いや月並みでスミマセン…。
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