倉知淳の作品一覧
「倉知淳」の「紙魚の手帖」「新装版 星降り山荘の殺人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
全4編のどれもが「なるほどねぇ」となる粒揃いの作品ばかりである。
『本格・オブ・ザ・リビングデッド』は、前書きに断りがあるように、某ベストセラー作品と非常に酷似した状況下にあるため、名前が伏せられていても「おいおいここまでそっくりでいいのか」とすぐにその作品が何であるかはわかると思う。
となると当然その中で起こる事件についてもトリックが思い起こされるけれど、そこはやはり、「あぁなるほどね」となる、異なる真相が示されるのである。
本書の表題作でもある『死体で遊ぶな大人たち』は、事件のあらましを聞いただけで真相をあてる安楽椅子探偵ものとなっている。ということは私たち読者にもトリックを解明すること
Posted by ブクログ
民間人に一日捜査体験をさせる『非正規雇用捜査官制度』が新たに導入され、フリーライターの折本と久世はその制度に応募し、非正規雇用捜査官として採用された。フリーライター稼業を行う彼らにとって守秘義務はあるもののいつか仕事のネタになるかもしれない、という理由で。彼らが遭遇する事件はどれも死体が切断された陰惨で謎めいた死体ばかりで……。
首、腕、足、そしてバラバラ死体。本書は四篇の短篇、中篇で構成された作品になっているのですが、そのどれもに切断された死体が出てきます。事件自体はかなり残酷ではあるのですが、非正規雇用捜査官のふたり(主に久世)が行うのはすでに起こった事件に関する情報を警察や関係者か