倉知淳のレビュー一覧

  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    主人公は警察庁に新任早々変な部署の担当にされ、濃いキャラの探偵とともに怪事件に挑む…挑む…?w キャラがどれも個性的でとても面白い短編集!続き出ませんかー??(*」´□`)」(笑)

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    2025年11月27日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    結論、うまく騙された。
    親切心に惑わされてはいけない。
    作者は騙す気しかないのだ。


    星が降る山荘のコテージを再興するべく集められた癖のある人々。
    スターウォッチーにUFO研究会、恋愛小説作家など。
    そんな山荘で殺人が起きる。
    雪崩により下界とは隔離される。
    そんな王道クローズドサークル系の作品。
    のはずだった。

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    2025年11月23日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    個性豊かなキャラクターたちが集まる雪山の山荘で起こる連続殺人事件。読む者を引き込んでいくストーリーに、アッと言わせる最後の展開など、まさにミステリーの名作という作品でとても面白かった。
    ただ最後の嵯峨島のアレだけは全然意味がわからなかった。

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    2025年10月28日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    しっかり騙されて大満足です。ミステリーは騙されてこそ面白い!
    他の方のレビューで前半が退屈に感じられる方もいらっしゃるようですが、私はそんなことなく、初めから終わりまで楽しめました。

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    2025年10月14日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    2025.09.25
    時折り苦笑いしながら読めるミステリ。血が流れてもあまり陰惨な感じがしないのも今どき。この本の謎解きは丁寧なので、ミステリ初心者にもおすすめできる。そして、ラストにはびっくり。そうくるかあと素直に脱帽。

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    2025年09月15日
  • 恋する殺人者

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    話の進め方が今までにないミステリの形だったので個人的には話に集中して、より面白く読むことができました。
    すっかり大どんでん返しで騙された部分もありましたが、そこも満足度が高いポイントでした。
    とても面白くて読めて良かったです。

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    2025年07月20日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ネタバレ

    うわー!やられた!
    見事にやられた!
    注釈入りだからこそ慎重に読んでいたのに、そこか!

    星園が犯人じゃない?と思わなくもなかったのに、“探偵役は……犯人では有り得ない”って書いてあったよな~と思った私のバカ。
    結局、麻子が犯人かなとまで思ったりして。

    気持ちのいい騙され方だったな。楽しい!
    いつも考えすぎて当てちゃって、なーんだってことが多いから、たまに素直に騙されると嬉しい。

    ミステリとしても王道な感じがまたいいね。

    ということで、再読(8年半ぶり)なのに見事にやられました。

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    2025年05月01日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ネタバレ

    帯に三度驚くって書かれていたから、実は犯人が違うんだろうなーと真犯人は予想できちゃった。
    だけど、意図的に隠匿していた内容が【特異体質】というのに一番衝撃を受けて、「なんだよー」と笑ってしまった。
    しかも師弟揃って!

    半纏おじさんがストーリーにもう少し関わってくれたらおもしろそうだな。

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    2025年04月16日
  • 皇帝と拳銃と

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    ネタバレ

    文句なしに面白かった!!!
    犯人視点で乙姫警部がどのような推理で犯人の嘘を暴いていくのか、矛盾を暴いていくのか、とても楽しかった。
    個人的に一番好きなのは皇帝と拳銃と。
    自分を犯人から外すためにしたことが巡り巡って自分の首を絞める決定打になる、犯人視点だけどなぜ、どうやって、を楽しめた。
    終始不遜な態度の犯人好きすぎる〜!
    せっかくなのでコンビらしい感じが続編で見れたら嬉しいなと思う。

    倒叙ミステリーっていうの?
    あまり読まない(見かけない?)けど面白かった!

    一度でいいから言ってみたいんだよね、刑事に返す余地のないほど詰められたあと下手に反論したり無罪を視聴する訳ではなく「いつから怪しい

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    2025年03月03日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    ネタバレ

    相変わらず読みやすく、軽い感じが小休止的読書にいい。

    ただ、あの途中で帰っちゃう探偵たちは必要なのか??
    少年探偵の志我少年はキャラ的にもいてもいいかもしれないけど、作馬さんはいなくてもいいような気も…笑
    いっその事勒恩寺さん一人でいい気すらする。

    続編が出たらまた読みたいな。

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    2025年01月13日
  • シュークリーム・パニック

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    ネタバレ

    気軽にテンポよく読めて楽しかったー!
    声に出して笑ってしまうところとチラホラ。
    『現金強奪作戦!(但し現地集合)』のメロンパンのくだりで、まずやられた 笑
    『名探偵南郷九条の失策 怪盗ジャスティスからの予告状』は、素直に「うわ~そうだよね!すっかり存在忘れてたよ」と不意打ちのやられた感が良かった。(まぁアンフェアといえばそう感じる人もいそうだけど)

    他の作品もただただ楽しい。

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    2024年12月19日
  • 過ぎ行く風はみどり色

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    ネタバレ

     まんまと騙された。祖父が部屋で撲殺され、その後降霊会で第二の殺人が起きていく…というストーリーで密室や一人二役のアリバイトリック、先入観を利用した誤認トリックといった本格ミステリーにどんでん返しが加わって最後まで読んで満足した気分になった。猫丸先輩も前作同様変人ぶりかつ名探偵ぶりを見せつけて「役者だなぁ。」と感心した。

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    2024年05月06日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    読みやすく、最初と最後の事件の結末が上手く結びついている。色んなタイプの探偵がでてくるが事件を解決せずに帰っちゃったりするから、最初はその方々が犯人かと思った。
    真ん中の事件の動機に驚き。

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    2023年08月23日
  • 過ぎ行く風はみどり色

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    鮮やか!

    猫丸先輩出て来てからの、展開がとても鮮やかだった。サイ研究の描写も、その解釈も納得できるものだった。後味が切なく、爽やかだった。先輩結構人情派なんですね…?笑

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    2023年08月08日
  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言

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    ネタバレ

    初恋の探偵猫丸先輩

    ねこちゃんパズル
    可能性として有り得るのはねこちゃんに覚えさせるのだとは思ったけどそこまで行くとそれはアリなのか?
    (覚えない子は里親に出す、とか)
    ルールとしては他の案に劣らずスマートじゃない気も。

    恐怖の一枚
    なるほどな、全然分からなかったけど分かるとこわい。壮大すぎる気もするけど雰囲気は一番好き。
    悪露癖が伏線として回収されるのもよかった。

    ついているきみへ
    柿原くんが新聞紙にたどり着くまでが少しじれったかった。
    見てみたいジンゴちゃん……。何がそんなに人気なのか。その謎を解明して欲しい。

    海の勇者
    ちょっと無理やりかなとは思った。
    オーナーの安全管理の方が気

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    2023年07月02日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    ★5 密室、予告状、見立て殺人。しかしどれも微妙すぎる現場で… #大雑把かつあやふやな怪盗の予告状

    人を小馬鹿にしたような、一風変わった条件が提示される本格ミステリー短編集。
    しかしポップな装画や冗談のようなタイトルだと思って舐めていると、丁寧で重厚な論理にびっくりさせられる作品です。

    まずテーマひとつひとつが魅力的すぎる。
    密室、予告状、見立て殺人… しかし内容を読んでみると、どれも中途半端というか、未完成なんです。なんでなの…?

    もちろんそこには理由があるんですが、雑っぽいところをフックに楽しく読ませてくれる。推理はすべての可能性をあげた上で、ありえない事象は排除していくという、めっ

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    2023年04月23日
  • ほうかご探偵隊

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    二転三転する展開が面白い!推理小説初心者にもおすすめな、理解しやすい物語。小学校が舞台だが、中学生にもおすすめできる。

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    2023年04月06日
  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言

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    猫丸先輩シリーズ、最新作。
    短編集であるが、私が特に好きなのは「ねこちゃんパズル」、「ついているきみへ」。
    収録作のなかでもパズラー要素、謎解き要素が高いかなと。
    猫丸先輩と、八木沢くんと、アルバイトのみゆきちゃんの掛け合いがとても好き。猫丸先輩の、分かるような分からないような例えも健在だったし、相変わらず落語のような喋りもたのしんだ。

    シリーズ作品は長編の『日曜の夜は出たくない』と『過ぎ行く風はみどり色』(どちらも超傑作)しか読んでいないことを思い出し、長年積んでいる『夜届く』『とむらい自転車』『幻獣遁走曲』も順々に読んでいこうと思う。(順番は思い出した順なので悪しからず)

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    2023年04月04日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    ネタバレ

     今年2月に刊行された、倉知淳さんの最新刊である。昨年10月、今年2月、そして今年6月にも新刊が予定されており、なかなかのハイペースではないか。何だか長ったらしいタイトル。探偵役も、乙姫警部とは違う意味で癖が強い。

     難関の試験を通過して警察庁に入庁した、本作の語り部・木島。入庁早々に、彼は「警察庁特殊例外事案専従捜査課」の「随伴官」に任ぜられる。要するに、本格ミステリのように名探偵に登場願う事件で、名探偵に付き添えという。警察庁の看板で円滑に進むように。というのが短い「file 0」で、さっさと本題に入る。

     file 1、「古典的にして中途半端な密室」。古い邸宅内の書斎で、主人が殺害さ

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    2023年03月22日
  • 作家の人たち

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    作家という神様たちに感謝する気持ちになるための本!作家や編集者になった気持ちを味わえます。悪魔にも会えます。あとがきまで楽しい。「星降り山荘の殺人」購入のきっかけになった本。

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    2023年01月06日