倉知淳のレビュー一覧

  • 紙魚の手帖Vol.12
    書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー...続きを読む
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル
    読みやすく、最初と最後の事件の結末が上手く結びついている。色んなタイプの探偵がでてくるが事件を解決せずに帰っちゃったりするから、最初はその方々が犯人かと思った。
    真ん中の事件の動機に驚き。
  • 過ぎ行く風はみどり色

    鮮やか!

    猫丸先輩出て来てからの、展開がとても鮮やかだった。サイ研究の描写も、その解釈も納得できるものだった。後味が切なく、爽やかだった。先輩結構人情派なんですね…?笑
  • 新装版 星降り山荘の殺人
    本格ミステリー、クローズドサークルが大好物な私にとって、とてもテンションの上がる作品でした!
    ちゃんと読んでれば伏線もヒントもたくさん散りばめられてるとってもフェアな作品。
    謎を解きたい!と言う人にはとても良い作品♪
    1996年に発売された作品ですが色々な意味で今っぽい作品だなーと思いまし...続きを読む
  • 新装版 星降り山荘の殺人
    すっごく面白かった。
    真犯人を名指しするところなんかは「してやられた!」って感じだった。
    先生好きだったんだけどまんまと騙されたなあ

    最後に挙げられてた二作品はまだ知らない作品だったから読んでみたいし、解説を書かれた西澤保彦さんの本も読んだことなかったので読んでみたい。
  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言
    初恋の探偵猫丸先輩

    ねこちゃんパズル
    可能性として有り得るのはねこちゃんに覚えさせるのだとは思ったけどそこまで行くとそれはアリなのか?
    (覚えない子は里親に出す、とか)
    ルールとしては他の案に劣らずスマートじゃない気も。

    恐怖の一枚
    なるほどな、全然分からなかったけど分かるとこわい。壮大すぎる気...続きを読む
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル
    ★5 密室、予告状、見立て殺人。しかしどれも微妙すぎる現場で… #大雑把かつあやふやな怪盗の予告状

    人を小馬鹿にしたような、一風変わった条件が提示される本格ミステリー短編集。
    しかしポップな装画や冗談のようなタイトルだと思って舐めていると、丁寧で重厚な論理にびっくりさせられる作品です。

    まずテー...続きを読む
  • ほうかご探偵隊
    二転三転する展開が面白い!推理小説初心者にもおすすめな、理解しやすい物語。小学校が舞台だが、中学生にもおすすめできる。
  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言
    猫丸先輩シリーズ、最新作。
    短編集であるが、私が特に好きなのは「ねこちゃんパズル」、「ついているきみへ」。
    収録作のなかでもパズラー要素、謎解き要素が高いかなと。
    猫丸先輩と、八木沢くんと、アルバイトのみゆきちゃんの掛け合いがとても好き。猫丸先輩の、分かるような分からないような例えも健在だったし、相...続きを読む
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル
     今年2月に刊行された、倉知淳さんの最新刊である。昨年10月、今年2月、そして今年6月にも新刊が予定されており、なかなかのハイペースではないか。何だか長ったらしいタイトル。探偵役も、乙姫警部とは違う意味で癖が強い。

     難関の試験を通過して警察庁に入庁した、本作の語り部・木島。入庁早々に、彼は「警察...続きを読む
  • 世界の望む静謐
    死神の風貌、捜査一課の“乙姫警部“と相棒超イケメン”鈴木刑事“シリーズ ミステリー短編集

    乙姫警部にじわじわと追い詰められる犯人視点で描かれていて手に汗握り、続きが気になりサクサク読みました
    乙姫警部のインパクトの影で目立ちませんが、鈴木刑事もいい仕事しています

    どの作品もタイトルが個性的で素敵...続きを読む
  • 世界の望む静謐
    『死神警部とイケメン部下が暴く、倒叙ミステリー』

    刑事コロンボばりの、短編倒叙ミステリー4編。
    殺人犯が証拠隠滅を図ったその隙きを見逃さず、現場の違和感から事件を解決していく。初めての倒叙ミステリー、堪能しました!
  • 作家の人たち
    作家という神様たちに感謝する気持ちになるための本!作家や編集者になった気持ちを味わえます。悪魔にも会えます。あとがきまで楽しい。「星降り山荘の殺人」購入のきっかけになった本。
  • 紙魚の手帖Vol.01
    22/1/14 三人書房
    22/1/15 セリアス
    初めての乾石智子。シリーズの他の作品も読んでみたい
    22/1/16 コラムいろいろ
    22/6/23 108の妻
    22/11/18 フォトジェニック
    vol.7の『ファインダー越しの、』の前日譚。順番逆で読んでしまったけど、みらいの「好きなものは撮り...続きを読む
  • 紙魚の手帖Vol.05
    22/7/6 世界の望む静謐
    犯人に感情移入すると辛い
    22/7/7 我輩は犯人である
    犯人がとてもかわいかった
    22/7/7 悪魔の橋
    23/10/27ナルマーン年代記 小瓶の魔族
    初廣島玲子さん読みやすい文体
    アラビアンナイトみたい
  • 紙魚の手帖Vol.02
    22/1/20 コラム
    22/4/12 沈黙のねうち
    言葉を失うってどういう気持ちなんだろう
    22/4/12 コラム
    22/10/13 羅馬ジェラート
    小市民シリーズを読み終え、やっと読めた
    小山内さんまたまた美味しく食べられず
  • 紙魚の手帖Vol.07
    22/10/15 ルナティック・レトリーバー
    パイプの形状がよくわからないが、ストーリーは面白かった
    選評も面白い
    22/10/18〜20 ファインダー越しの、
    これからこの2人はどうなるのかな
  • 紙魚の手帖Vol.03
    22/2/16 誰が配ったっけ?
    22/2/16 運命女神の指
    オーリエラント2作目 年表も面白い
    22/2/17 私の性自認は攻撃ヘリ
    すごい作品だったけど、SF読み慣れてなくて難しい
  • 紙魚の手帖Vol.04
    22/4/12 コラム
    22/6/30 流浪の月特集
    本編を聴き終えたのでやっと。救いの短編だった
    22/6/30 ハンブルパピー
    23/6/15 神の光 vol.11と対?
  • 紙魚の手帖Vol.05
    倒叙ミステリ特集。どれも面白かったけど、石持浅海さんの『五線紙上の殺意』が得に好み。
    『吾輩は犯人である』も他では見ないタイプ!猫かわいいし、短編として上手くできてるし面白かった。