倉知淳のレビュー一覧

  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言

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    日常の謎5編。『なぜ?どうして?』を通りすがりの猫丸先輩がサクッと解決。「うん、確かに言われてみると…」と思わせるヒントがアチコチにある。なのに、読み終わってみると「…でも、ホントにそうなのかな?」が心の片隅に残っていたのがまた良い。だって猫丸先輩の“妄言”だもんねぇ。

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    2023年03月30日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    倉知さんだわー。
    当たり前でない事件の解決のために探偵を雇用するための部署ができるとは。
    で、新人警官木島くんが、探偵の付き添い役随判官に任命されてしまう。
    登場する探偵が3名とも個性的すぎる。
    しょっぱなの勒恩寺からして、もう、どんだけぶっとんでるんだ。そして、古典的な密室への思い入れの強さときたら。ああいう探偵さん、大好きだわー。
    振り回される木島くんはお気の毒だけど、ごめん、笑ってしまう。
    表題作でもある、あやふやな予告状問題も、ああいう展開は実に私好み。
    公務員探偵も腹黒少年もユニークで、いい。
    ぜひシリーズ化して、今後も登場してほしい。

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    2023年03月13日
  • シュークリーム・パニック

    購入済み

    コメディ系ミステリ

    最後の高校生が映画撮る話や、おっさんたちがダイエットする話が面白かった。
    ミステリとしてちゃんとしてて、それぞれ独立した6話、並び方もよい。
    ちょっと探偵役の話の重複が多くて、もう少し簡潔なほうが好きだった。

    #笑える

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    2023年02月04日
  • 皇帝と拳銃と

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    倒叙ものの短中編を続けてしっかり読むのは初めてかもしれない。ドラマでもコロンボも古畑も未視聴で、あまり手を出してこなかったジャンル。
    同じ展開にならないよう一冊の中で工夫がこらされていて、倒叙ものの楽しみ方がすこし分かった気がする。4編、飽きることなく楽しめた。

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    2022年04月17日
  • 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件

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    ミステリーが6編収録されていた。
    短編集なので、とてもサクサク読むことが出来た!
    インスタグラムで見て、とても気になっていたので、読むことが出来てよかった。
    私的には、ABC殺人と表題の豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件が面白かった。

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    2022年02月14日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

    購入済み

    読みやすかった

    シチュエーション的には大好きな要素てんこもり。
    何より読みやすくてサクサク読めた。
    登場人物も魅力的。

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    2022年02月04日
  • ドッペルゲンガーの銃

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     第一話、主役である女子高生作家の謎解きが始まる。極めて凡庸。このレベルのものを三つ読まされるのは辛いと思い始めたところで突然のサプライズ。このサプライズが本当にサプライジングで、そこまでかっとんだ話にしなくてもいいのでは、と思わなくもない。しかし、そこでひっくり返る解答そのものはなかなかのクオリティー。地味ではあるが充分に現実的。
     そこで二話以降、気合い入れて読んだ。どちらも半分くらいはわかったかな。特に三話は、作者の用意した解答とは違っていたが、自分の解答もそう遜色ない気がする。女子高生作家がネタ集めのためにポンコツキャリア刑事の兄と捜査するという形式なので、捜査情報が充分には入手できず

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    2021年11月21日
  • シュークリーム・パニック

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    個人的ベストは
    「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム」

    シュークリーム1個をめぐる華麗な論理、からの爆笑必至の展開。
    ミステリーが好きな人ほど笑えると思う。

    他の作品も、バラエティに富んでいて面白かった。

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    2021年06月05日
  • 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件

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    【変奏曲・ABCの殺人】ABCの後のDの殺人が不測の事態に!オチが好き【社内偏愛】コンピューターに好かれた男の末路…【薬味と甘味の殺人現場】パティシエ専門学校生の死体の頭部にはケーキ、そして口にはネギが屹立していた【夢を見る猫】真夜中、猫が見つめる先には…ちょっと飛躍しすぎ?おばあちゃんが良かった【豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件】昭和19年、兵器開発中の帝国陸軍の研究所で死体が発見された。後頭部に傷が、そして周りにはぶちまけられた豆腐が…【猫丸先輩の出張】いったい何年ぶりの猫丸先輩?ってくらい久々の猫丸先輩。ちょっとしたクローズドサークルな状況下での事件。犯人はなんとなーく分かってしまっ

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    2021年05月09日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

    購入済み

    だいたい予想がついてしまったけど面白かった
    数十年前の作品で携帯電話とか色々と古いけど、そういう時代設定のものとして読めて今でも楽しめると思います

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    2021年05月03日
  • シュークリーム・パニック

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    ずっしり厚さがあって存分に堪能できた。
    色んなタイプの作品があるのが嬉しい。
    「夏の終わりと僕らの影と」が1番好き。
    高校生が主人公で、初めて自主制作映画を撮るなんて、ザ・青春な展開がまぶしい。あれ、謎はあるのかな?と思っていたらああいう展開とか、いいなー、いいなー。若いなー。
    「通い猫ぐるぐる」も微笑ましかった。タイトルは、翻訳物のあれを意識してるのかな?
    探偵南郷九条氏は、他の作品にも登場してるのかなぁ。これは、思わず読み返しちゃう作品だった。最後の絶叫がw

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    2021年04月30日
  • 片桐大三郎とXYZの悲劇

    購入済み

    日本のドルリー・レーン

    国民的大スターで、片桐プロモーションの「座長」こと社長、片桐大三郎。耳が聴こえなくなった為、一線は退いたが「社長業」は精力的にこなす。耳がわりとなってノートパソコンで文字通訳する「のの子」こと野々瀬乃枝を助手に、特技の推理力で警察を助ける。4短編集。タイトルからもわかるが、クイーンのドルリー・レーン4部作をを下敷きに物語が構築されている。最終話がベストか?

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    2020年08月23日
  • 皇帝と拳銃と

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    前から気になっていた本
    装丁画がよく見かける絵の方で
    これがなんとも素敵

    帯のアオリは
    「教えてくれないか。いつから私は疑われていたのだね?」

    「犯人が最初に分かった上で、探偵が推理を進めていく」
    "倒叙ミステリー"と呼ばれるジャンルをよく現している。

    「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」
    「福家警部」などが好きで、たまに無性に読みたくなる。

    探偵となるのは
    「死神」と呼ばれる黒いスーツで葬儀屋のような陰鬱な雰囲気、痩けた頬、眼窩が暗い
    という強面ながら苗字が「乙姫」
    というアンバランスな警部
    (遠藤憲一さんをイメージ)

    と部下のモデル並みにスタイルが良く、イケメンな

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    2020年08月01日
  • 皇帝と拳銃と

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    その風貌と喪服のような黒尽くめの姿から死神と思われてしまう乙姫警部とイケメン刑事の鈴木のコンビが活躍する倒叙もの四編。個性的な人物たちと乙姫警部の対決。淡々と捜査し淡々と語る。犯人からは死神が鎌を構えているように見えてしまう。倒叙推理の面白さをしっかりと味わえるし謎解きはもちろん、犯人が追い詰められていくさまも読み応えがある。シリーズ化になってほしい。

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    2020年02月25日
  • シュークリーム・パニック

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    短編集。どの話も比較的にほのぼのとした感じが多め。特に「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」は一つのシュークリームに五人の男性が振り回されるという喜劇さとシュールさが面白かった。まぁ現実にそういう事が起こるとそうなるわなぁ。「強運の男」はこの話の後が非常に気になるという点で印象深い。一番気に入った話は青春にちょっとしたスパイスとして謎を取り入れた「夏の終わりと僕らの影と」かな。うーん甘酸っぱい話だった。

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    2019年12月13日
  • ほうかご探偵隊

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    小学5年生の4人が追いかける謎。教室に貼り出された絵が一枚だけ無くなる、ニワトリがいなくなる、バカでかいハリボテの貯金箱、縦笛の長い部分だけ無くなる。この4つの謎だけでワクワクする。小学生の調査、推理。頭を悩ませつつどこか楽しんでいる様子がいい。謎が解かれればそんなことか、なんで気づかなかったんだというようなもので大きなトリックが使われていないのも嬉しい。目を輝かせながら子供の好奇心が謎を追い真相を見つける。ミステリーの面白さが詰まった楽しい一冊。

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    2019年05月13日
  • ほうかご探偵隊

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    安定の倉知さん。小学生のナゾ解きくらいにしか思ってなかったが、やはり、まさかの大どんでん返しがあった。学校での不可思議な出来事…放課後…何かが起こりそうな予感。考えただけでワクワクする。それを、見事に解明していくさまが、大人顔負けである。

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    2019年03月15日
  • 日曜の夜は出たくない

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    面白かった!
    帯の『最後には驚愕が待ち受けています。』って
    本当はやめてほしい
    何も知らずに驚きたいんだ!
    実際その手の帯に乗せられて購入することもしばしばなので言えた義理じゃないのですが。。
    とまれ自分がいかに頭を使わずに小説を読んでいるかを痛感いたしました

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    2019年02月21日
  • 片桐大三郎とXYZの悲劇

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    エラリー・クイーンの古典的名作「レーン四部作」のパロディですが、元ネタを知っていると、思わずニヤリとしてしまう伏線が散りばめられていて、どれも面白かったです。

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    2018年11月22日
  • シュークリーム・パニック

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    ネタバレ

    「シュークリーム・パニック」
    2冊が1つになった短編集。


    「豆腐の角に・・・」に惹かれ読んでみたいと思いつつ、こちらを手に取りました。タイトルとタイトル元になっていると思われる短編のあらすじがなんとも面白そうだったのですが、あとがきによると、タイトルに特に意味は無いようです。元ネタと思われた「限定販売特性濃厚プレミアムシュークリーム事件」という如何にもな短編も関係ないようです。


    また、本書は以前にノベルズ版2冊に分けて刊行されたものを1つに取り纏めしたもの。厚目の本は売り上げが悪いから薄い2冊で販売しようという編集部の意向だったようです。確かに本書は500ページ超ありますから、短編集と

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    2018年08月18日