倉知淳のレビュー一覧
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ネタバレうっそりとした死神のような風貌の乙姫警部と、ハンサムな部下・鈴木刑事。倒叙モノの醍醐味はなんと言ってもジリジリと追い詰められる焦燥感。このシリーズは特に、恐ろしい見た目の乙姫警部が主人公なのでその不気味さたるや。
乙姫警部は意外にも博識(というより聴取の前に情報を収集しているのかもしれないが)で、なんとBLのことまで知っている。
読み進めるにつれ、うっそりと佇む乙姫警部がもはや可愛く思えてしまうようになる。
警部を形容する言葉のレパートリーの豊富さがあまりにも面白い。
「この風貌で映画館の席に座っていたら、周りの子供達が泣き出しやしないだろうか」
「大量虐殺した人類の数を頭の中でカウントして -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初はちょっと設定や話言葉に古くささを感じ、面白くなるのかなーと不安に思いながら読んでいました。しかし、クローズドサークル好きの私はすっかり謎の虜にされてしまいました。最後まで楽しませてもらえて良かったです。
(ここから先は少しネタバレも含みます。)
ただ、一つ残念なのは、本の帯に「親切で挑戦的なこの注釈に騙されるな」と書いてあったことです。これがあることで、本来なら疑わなかった人をかなり疑って読むことになりました。実際その人が犯人であり、本文を読むだけでは決して気づかないことを、勝手にヒントを与えられて楽しみを邪魔されたのが心から不快でした。こういうことがときどきあって、帯を作る人はもう -
Posted by ブクログ
揉め事を起こして部署異動となった杉下和夫は、今をときめく美青年のタレント(スターウォッチャー)・星園詩郎のマネージャーになった。2人は秩父の山奥の山荘に、その山荘の宣伝の仕事のために向かう。そこにはUFO研究家、女性作家などが集められていた。最初は楽しんでいた彼らだったが、到着した日の晩に殺人事件が起こる。さらに天候も悪化し、雪で交通が遮断され彼らは山荘の中に閉じ込められてしまった。果たして犯人は誰なのか…というストーリー。
おもしろかった!!
後半は、いや…もしかしてと思うことはあったがそんな真相だったのかと驚いた。私はどちらかというと真犯人よりも、「あ、あなたがその役なんですね…!?」っ