倉知淳のレビュー一覧

  • 恋する殺人者

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    えっそういうこと!?っていう意外性が面白い。
    ムダがなく短くてテンポもいいのに面白くてしっかり騙される。人に薦めたくなりますね。

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    2025年11月10日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ネタバレ

    いや~見事に騙されました。
    ネタ晴らしの説明に少々うんざりして読み飛ばしてしまったので
    (キャラ設定だと思うけどよくこんなに舌が回るなあ…と呆れ)
    現場見取り図と照らしながら再度2周目を読みました。
    それでも犯人がやかんと糸を無理に工作しなおす必要はあったのか
    疑問を感じてしまいました。

    感想とは少し違いますが当初手に入れた本の状態があまり
    良くなく、新装版が出ていると知り買い直しました。
    少し文字が大きくなっていて嬉しい限りです。

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    2025年10月26日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    えーーーー!!!!そんな事あるーー!?!?
    終盤で思わず叫びそうになってしまった。
    最初からもう「読者への挑戦」を突き付けられ、ほうほうそうですか、やってやりますか!と意気込みながら読んでいたのに、すっかりやられてしまった。
    99年単行本発売で、今から30年近くも前の作品なのに、古さを感じさせない話の展開と内容には脱帽です。

    あの話とか、ネタバレになっちゃうから何も言えないけど軽くショックを受けて落ち込みそうです…

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    2025年10月26日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ネタバレ

    最初はちょっと設定や話言葉に古くささを感じ、面白くなるのかなーと不安に思いながら読んでいました。しかし、クローズドサークル好きの私はすっかり謎の虜にされてしまいました。最後まで楽しませてもらえて良かったです。

    (ここから先は少しネタバレも含みます。)

    ただ、一つ残念なのは、本の帯に「親切で挑戦的なこの注釈に騙されるな」と書いてあったことです。これがあることで、本来なら疑わなかった人をかなり疑って読むことになりました。実際その人が犯人であり、本文を読むだけでは決して気づかないことを、勝手にヒントを与えられて楽しみを邪魔されたのが心から不快でした。こういうことがときどきあって、帯を作る人はもう

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    2025年10月13日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    最後のどんでん返しで見事に心奪われた。よくあるクローズドサークルものの連続殺人だと思い、論理も通っている。はいそうだなからの予想外の展開。ミステリを愛する人も初心者にもオススメの一冊。

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    2025年10月08日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    四流作家の、編集者様はクライアントだと思えという教えがくすって笑ってしまう。
    校正に対する、統一、統一って東西ドイツかよっていうツッコミもさすが作家だなーとおしゃれ。
    最後のオチなどはへーっていう感じだけど、全体的に面白かった

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    2025年10月03日
  • ほうかご探偵隊

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    「子どもたちがクラス内の連続消失事件に挑む!」

    とても面白かったです。

    舞台が小学校に限定されているにもかかわらず、
    本格ミステリらしい緻密な展開がしっかり用意されていて、最後まで飽きずに読み進められます。

    特に全体の約3分の1以上を占める解決編は圧巻!
    読みごたえ抜群です。

    もともと少年少女向けに書かれていることもあり、
    とても読みやすい文章で構成されているので、
    ミステリ初心者にも安心して薦められる一冊。

    児童書から文庫本へと手を伸ばしたい子どもたちにも読んでほしいジュブナイルミステリです!

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    2025年09月30日
  • 恋する殺人者

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    ネタバレ

    読んですぐにホワイダニットでもフーダニットでもハウダニットでもないと思わせるところがミスリード1つ目。
    もう一つは殺人計画を立てた時のバスルームの"鼻歌"
    ここで騙されて一気に推理の辻褄が合わなくなった。
    まだまだ読みが浅いなぁと実感させられた一冊。

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    2025年09月30日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    揉め事を起こして部署異動となった杉下和夫は、今をときめく美青年のタレント(スターウォッチャー)・星園詩郎のマネージャーになった。2人は秩父の山奥の山荘に、その山荘の宣伝の仕事のために向かう。そこにはUFO研究家、女性作家などが集められていた。最初は楽しんでいた彼らだったが、到着した日の晩に殺人事件が起こる。さらに天候も悪化し、雪で交通が遮断され彼らは山荘の中に閉じ込められてしまった。果たして犯人は誰なのか…というストーリー。

    おもしろかった!!
    後半は、いや…もしかしてと思うことはあったがそんな真相だったのかと驚いた。私はどちらかというと真犯人よりも、「あ、あなたがその役なんですね…!?」っ

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    2025年09月29日
  • 皇帝と拳銃と

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    短編小説で普通に読みやすくて面白かった。
    癖ありの刑事たちをフォーカスしていたので、もう少しなにか驚きがあると思ったが別になかった笑 
    犯人が追い詰められていく感じがハラハラしながらもそうだよなぁって思った。

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    2025年09月12日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    短編集かと思いきや…
    あれ?そうじゃなかった?
    それぞれの結末が想像できず楽しめた上に
    最後の着地点に納得
    種子島、万念、タクト、久我山
    ほほぅ…

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    2025年08月28日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    普段ほとんどミステリを読まない自分は「謎を解きたい」というより「先を知りたい!」という気持ちで一気に読み進めてしまいました。
    帯の言葉どおり、素直に三度驚かされました。
    読みやすい文体でミステリ初心者にもおすすめできる一冊です。

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    2025年08月22日
  • 恋する殺人者

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    あまり好きな展開ではなく、でも倉知さんがそんな単純な話を書くだろうかと訝しみつつ読んでいたらラストでやられた。
    私はまた騙されたんだ。
    何かあるはずとわかっていても騙される。
    過去にすっかりと騙されたあの日を思い出した。

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    2025年08月13日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    ってことはゾンビ事件があった世界かい
    心中事件の話を聞いてゾンビ事件に言及するやついた方が自然な感じする
    めちゃくちゃ揉み消されたって設定かな?

    ゾンビを武器として使ってその後の事や原因など全スルーは面白過ぎる
    ギミックとしか見てないのか

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    2025年07月31日
  • 恋する殺人者

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    序盤で犯人がモノローグの中で犯行を自供します。従妹の死の真相を追う主人公と、その動向と追う反社会性パーソナリティ障害の犯人。映像化は難しいと思いますが、面白かったです。2度読みしたくなる本。2度目は多分まったく違った景色が見えると思います。

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    2025年07月31日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    いわゆる驚かせてくれる系のお話が好きです。
    最後の1行で真相が覆されたり暴かれたり、先入観に囚われ過ぎて読み進めていくうちにびっくりしたり… 星降り山荘も「その手」と聞いてたので注意深く読んでいたのですが、正直ヤられました。この手があったかと!完全なフェアであるのにも脱帽。確かにベタ過ぎるほどの舞台設定に古臭さはありましたし、動機も残念過ぎるのですが、それ以上に楽しませてもらいました。良い読書時間でした

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    2025年07月24日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    30周年記念作品と思って読むといまいち軽い感じがしなくもないけれど、気軽に読むには楽しいかな。
    いや、倉知淳はもっとおもしろいはず…!

    とはいえ、表題作はおもしろかった。
    謎解きも思いもよらないもので良かったし、種子島のキャラも一番しっくりきた。

    それにしても表紙!電車で読むにはなかなか勇気がいるね。

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    2025年06月21日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ネタバレ

    この小説では各章ごとに、その後何が起きるのかという注釈が用意されている。雪が原因で山荘に閉じ込められた主人公たちだが、そんな中連続殺人が、それも密室で発生した。本作は山荘で殺人を実行した人物を当てていくが、実は注釈により犯人が一体誰なのかが余計にわからなくなっており、それが本作最大の特徴である。

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    2025年06月07日
  • 日曜の夜は出たくない

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    猫丸先輩シリーズ一作目。
    与えられた情報だけで真相を暴く安楽椅子探偵もの。
    わたしには大好きな設定の作品です。

    特に「約束」と「一六三人目撃者」が面白くて
    事件の真相が分かっていくうちに切ない気持ちになったり
    少しゾワッとさせられたり気持ちが忙しい。
    でもそれが物凄く面白い。
    どれも猫丸先輩のキャラクターが素敵で
    不思議と引き込まれていくような作品でした。

    これをデビュー作で書いていたかと思うと
    なんてすごい作家さんなんだろう、と
    だんだん倉知淳さんが気になって仕方なくなりました。

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    2025年05月27日
  • 世界の望む静謐

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    倒叙ミステリー。主に犯人目線で物語が展開するので、ついつい犯人側に感情移入してしまって、乙姫警部がジワジワと犯人を追い詰めていくのにハラハラし、まさに死神に追い詰められていく気分になる。
    あと、毎回毎回2人に出会った時の同じ説明のフレーズが出てくるのがちょっとしつこい。

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    2025年05月24日