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Posted by ブクログ
明らかにミスリードとおぼしき犯人の独白から早い段階で「恋する殺人者」が誰であるかはわかってしまうと、序盤から個人情報保護の文脈でストーカーに対する言及が度々あり、非常に丁寧に伏線が貼られているのがわかる。
そして、犯人の状況把握手段が盗聴であるとわかり、そこに声が出せない証言者との筆談による情報収集シーンがとなればここに犯人特定の決め手が仕込まれているのだろうと想像はついたけれど、それが性別誤認という叙述トリックだったとは読みきれなかった。
しかしラストはフェイクとみせかけた恋がちゃっかり成就してなんかいい話風にまとまったようにもみえるれけど、結局犯人がいくら異常者だとはいえ、自らの二重尾行説が2つの殺人を呼び寄せてしまった従姉の友人であったり、そもそも自身の捜査活動がその元凶であるのだから主人公のことも考えるととても心穏やかには過ごせないと思うのだけれども…
とはいえ200ページ足らずの読み味の軽さながら仕掛けはホンモノで面白かった
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小説・文芸
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