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雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘する事が出来るか。
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Posted by ブクログ
結構次から次へと出てきた矛盾のようにしか見えなかった部分が、最終的に一点を除いて全部回収されて、なんだかうまく丸め込まれたような気持ちになりましたが、最終盤のすべてが望みどおりにハマった爽快感が格別でした。
この作品が執筆されていたとき、倉知淳さんが、僕の当時の下宿から徒歩圏内と思われるご近所さんだったと知ってなおびっくり。
「作家の人たち」を読んで以来ファンになれる作家さんだなと信じ続けてきた甲斐がありました。
ユーモアのあるやり取りもいいです。
一点だけ、山荘の管理棟の平面図が、梁がどこに通ってんだかわかんない、破綻してるようにしか見えない代物だったとこにだけ、綾辻行人作品みたいな緻密さが欲しいと感じて残念でした。
この点もまた、他にいくつもある、矛盾に見えてじんわり回収される部分と同列の、メタに読者を惑わすための作為・演出なのだとしたら、読者の心臓に悪いです。
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