無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
古畑任三郎、コロンボは人気のある倒叙ミステリーだけど、小説では作品数が少ない。
この作品は倒叙ミステリー4作品の短編集で、倒叙ファンの自分には貴重な1冊。
死神のような風貌の乙姫警部とイケメン刑事のコンビ。
最初は「絶対にバレるはずがない」と余裕ぶっている犯人が、段々と焦ってくる様子が小気味いい。
倒叙あるあるのセリフも全て入ってるので、倒叙ファンとしても大満足。
犯人「こうも考えられませんか?」
犯人は身の潔白を証明するために、とにかくよくしゃべる。その必死さが面白い。
刑事「最後にもう一つ質問いいですか?」
1番ビビるやつ。帰り際の核心を突く質問は、自分が犯人だったら絶対に目がキョロキョロしちゃう。
犯人「一体いつから疑われてたの?」
聞いてもしょうがないんだけど、やっぱり聞きたい。
4つの中で1番好きなのは『皇帝と拳銃と』。
威厳と誇りに満ちている絶対権力者の大学教授が、なぜ皆に「皇帝」と呼ばれているのか…
Posted by ブクログ
前から気になっていた本
装丁画がよく見かける絵の方で
これがなんとも素敵
帯のアオリは
「教えてくれないか。いつから私は疑われていたのだね?」
「犯人が最初に分かった上で、探偵が推理を進めていく」
"倒叙ミステリー"と呼ばれるジャンルをよく現している。
「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」
「福家警部」などが好きで、たまに無性に読みたくなる。
探偵となるのは
「死神」と呼ばれる黒いスーツで葬儀屋のような陰鬱な雰囲気、痩けた頬、眼窩が暗い
という強面ながら苗字が「乙姫」
というアンバランスな警部
(遠藤憲一さんをイメージ)
と部下のモデル並みにスタイルが良く、イケメンな「鈴木」警部のコンビ
どちらも出会った関係者が毎回
ハッとする存在の二人
このジャンルを読んでると、毎回
「犯人よ、いつもと違うことを少しでしてしまったら探偵にバレるぞ!やめとけ!」という気持ちになる…
今回も「あぁ〜、ここあたり推理されてしまうのでは…」と犯人視点でヒヤヒヤ
ホラー映画の如く
「死神」が淡々と推理で追い詰める。
四編で程よくパターンを楽しめた。
読み心地として
事件の組み立てと解体と言った印象
「推理する装置」としての探偵が
死神と呼ばれる見た目もあり
何を考えてるかまではわからない。
ユーモアの頻度が上がると
もうちょっと楽しめたかも。
少しずつで良いので
どんな経緯で警部になったのかなど
犯人の人間部分よりも乙姫警部の
人となりが見えてくることに期待
謎なのもまた魅力なのだけども…
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸