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Posted by ブクログ
いわゆる「ジュブナイル」という奴だが、作者が
「大人が読むに耐えるよう書いた」と言う通り、
なかなか楽しく読めました(^ ^
とある田舎の小学校で起きた「不可解な連続事件」を
小学生の主人公達が解き明かしていく話ですが...
謎解きが二重三重にひねくってあって、
最後はどんでん返しの連続(^ ^
まぁ、元々の事件がそれほど大事でもないし、
「スケール感」は無いが、謎解き要素は楽しめる。
空回りしてばかりの委員長とか、徘徊する保健の先生とか
登場人物もなかなかに魅力的(^ ^
...私がなぜこれを買ったのか、がよく分かりませんが(^ ^;
楽しゅうございました(^ ^
Posted by ブクログ
関連性のない4つの「不用品」が紛失する謎に迫ったジョブナイルミステリ。どことなく児童文学めいた味わいがありながら骨子はガチガチの本格ミステリであり、特にニワトリ消失事件は小学校ならではの密室と言っても過言ではない。子どもの視点というのを存分に活かしており、子どもならではの突拍子もない動機や浅知恵が謎に上手くミックスされて、ほどよく解きにくい謎になっているのは魅力的である。また結末が陰惨ではなく、あくまで子どものちょっとした遊びの範囲内で収まるあたり、作者の人柄が窺い知れる。この日常を逸脱しない程度の非日常の謎という塩梅は絶妙である。あくまで空想的な物事に憧れる少年たちの日常として描いたのがこの作品のリアリティラインなのだろう。
全体的に子供が読んでも分かりやすい内容になっており、文章も平易ではあるものの、大人が読むにはやや物足りなさを感じたのも事実である。特に本格特有のムダのない写実的な文章と小学生の語彙力が相まって馬鹿丁寧な作文を読んでいる印象だった。探偵活動に乗り出す小学生集団も無個性で、書き割りとまではいかなくともキャラクター性はかなり薄い。喋り方もそうだが、大人が小学生が読むことを想定して書いた小学生という感じが強くて、どうにも味気なく感じてしまった。その代わり、特異なキャラクターではないため鼻につくこともなく、作中の謎に集中できる。終盤、解いたと思った謎がレッドヘリングに過ぎなくて、背筋をゾッとさせつつも、二転三転しながら最終的にすべての謎が解かれて綺麗に風呂敷が畳まれる様はやはり本格ミステリの醍醐味であろう。できれば低学年〜高学年の小学生のうちに読みたい作品であり、子どもに安心して勧められる本格ミステリ、入門書としてはこれ以上の作品はそうはないだろう。
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小説・文芸
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