猫の耳に甘い唄を

猫の耳に甘い唄を

1,870円 (税込)

9pt

その企みに、三度驚く。
隠匿された重大な事実とは――
読み飛ばし厳禁の本格ミステリー!

売れないミステリー作家の冷泉彰成は、弟子の久高享に創作テクニックを仕込みながら、執筆を続ける日々を送っていた。
そんな折、冷泉の元に二通の手紙が届く。一通は女性からのファンレター、もう一通はファンレターのようではあるものの、「殺人と云う名の粛清を献上する」と書かれた怪文書だった。
不気味ながらも悪趣味な悪戯だろうと捨て置くが数日後、今度は殺人事件捜査中の刑事が訪ねてきた。被害者の女性は半年前に冷泉にファンレターを送っており、殺害当日は冷泉と会う予定だと周囲に語っていたという。
まったく身に覚えのない冷泉は潔白を訴え、一旦は事なきを得た。だが、再び殺人事件が発生。被害者はまたもや冷泉のファンだった。そして冷泉宛てにまたしても不気味なファンレターが――。

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猫の耳に甘い唄を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    四流作家の、編集者様はクライアントだと思えという教えがくすって笑ってしまう。
    校正に対する、統一、統一って東西ドイツかよっていうツッコミもさすが作家だなーとおしゃれ。
    最後のオチなどはへーっていう感じだけど、全体的に面白かった

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    普段ほとんどミステリを読まない自分は「謎を解きたい」というより「先を知りたい!」という気持ちで一気に読み進めてしまいました。
    帯の言葉どおり、素直に三度驚かされました。
    読みやすい文体でミステリ初心者にもおすすめできる一冊です。

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    猫が全然関係なかった…

    なるほどうまいこと転換してたなぁと感じた
    たしかに3人称でも後出しするミステリーはけっこう多い気がする
    まぁそれ書いちゃうと話にならんのだけど

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    最後の一文に笑かされた。
    それはさておき、私、やっぱり最近犯人が分かるようになってしまったのかもしれない…

    結構序盤から怪しいと思っていた奴がやっぱり犯人だった。
    でも後半、一回ええっ違ったの!?(でも怪しい…)と思いつつ読み進めたら、やっぱりお前が犯人じゃないか!!
    そしてネタバレしちゃうから言

    0
    2025年04月26日

    Posted by ブクログ

    ん?
    ???
    えっ・・・
    えーーー

    ほーっ!

    あまり手を出さないミステリー系に、ハマるきっかけになりそう。
    作者の策略に、どっぷりはまった読者の私。
    最初の1ページを読んで、色々考え過ぎたのかな。
    素直に読めば良かった〜。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    ミステリー×小説家

    この本には「犯人の文章」が登場します。それは本当に作中で起きる連続殺人事件の犯人が記した文章です。でも、それは「ある事実」を隠すために重要な部分、話の根本となる部分が嘘で塗り固められています。
    あなたはこの謎を見破れますか?

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    タイトルの猫に惹かれて手に。二転、三転の結末とユーモアのある描写は面白かったが、既視感あるのと行替えのない説明調の文章がダラダラ続き、途中ちょっと苦痛だった。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    “その企みに、三度驚く”帯のキャッチコピーがハードル上げまくり。序文で“この小説には犯人の書いた文章が登場するが内容が真実であるとは限らない”との注意書き!
    内容は語れないがユーモアミステリでサクッと読めて、猫も猫丸先輩も登場しませんけど楽しめました(笑)

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    何かの本の後ろに載っていた紹介を見かけて、タイトルが気になって読んでみた作品。初読みの作家さん。

    ちょっと変わったミステリー。
    猫出てこなかった〜。

    最初のページで書かれた警告みたいのが鍵なんだろうと思いつつ、普通に読んでいたら、ん、これ何だ?おかしい?となり、後半戦へ。
    さすがにラストパートの

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    猫丸先輩を読んでいたのはもう随分昔のことのように思える。
    久々の倉知淳。
    帯とか、冒頭とかで、念押しされて、こんなんわくわくしてまうやん。
    欲張りな読者は、もうちょっとツイストしてほしかったかな、とか生意気な感想を持ってしまい、申し訳ない。
    凄惨な感じではなく最後のゆるい感じはとても良い余韻。

    0
    2025年06月28日

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