倉知淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いわゆる「ジュブナイル」という奴だが、作者が
「大人が読むに耐えるよう書いた」と言う通り、
なかなか楽しく読めました(^ ^
とある田舎の小学校で起きた「不可解な連続事件」を
小学生の主人公達が解き明かしていく話ですが...
謎解きが二重三重にひねくってあって、
最後はどんでん返しの連続(^ ^
まぁ、元々の事件がそれほど大事でもないし、
「スケール感」は無いが、謎解き要素は楽しめる。
空回りしてばかりの委員長とか、徘徊する保健の先生とか
登場人物もなかなかに魅力的(^ ^
...私がなぜこれを買ったのか、がよく分かりませんが(^ ^;
楽しゅうございました(^ ^ -
Posted by ブクログ
4-
前作『〜推測』の解説(怪説)で加納朋子に、短編タイトルに文字りネタ縛りを課していくことの苦しさを冗談まじりに指摘されていたが、本作ではその本人の作品『ななつのこ』を元ネタにしてきたことにニヤリとさせられる。
内容も良い意味で安定しているが、いささか先が読めるものもあり、驚きは少ない。もっとも、“ルリ子さん”など登場した瞬間にオチが想像できてしまうが、これはそういう狙いなのかもしれないし、先が読めたからと言って別につまらないわけではない。むしろ安心して読める分、心が多少荒んでいるときなどに読むと、思いがけず平静をもたらすかもしれない。ああ、なんだ、作中のスイカ割りと同じ効能だ。
ところ -
Posted by ブクログ
もともと本格調の密室殺人でデビューした猫丸先輩、いつのまにか路線変更して血なまぐさくないのどかな作品のみに登場するようになってしまったというのは作者の弁である。血なまぐさくないのは結構であるが、提出される謎はのどかではないものが多い。そこがこの作者の一連の作品の魅力であろう。ちなみに今回のお気に入りはあらすじの二番目のタクシーの問題である。事故現場に次々とタクシーが迎えにやってくる。その場所に居合わせた人間は呼んでいないのに。誰が何の為にというお話である。なるほどと膝を打つ解答に感心したのだが、犯人はわからずともモデルになった場所はわかった。杉並区の○○坂であろう。犯人以外の指摘ができたのは