【感想・ネタバレ】猫丸先輩の推測のレビュー

あらすじ

『家 火災、至急連絡されたし。』夜な夜な届く不審な電報、花見の場所取りをする新入社員を次々襲う誘惑と試練、行方知れずの迷い猫……。平和だった毎日を突然かき乱す小さな「大事件」を、神出鬼没&ほのぼの系の名探偵・猫丸先輩が鋭い推理でずばり解決! これぞ本格ミステリの精粋といえる6編を収録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『夜届く』夜に届く電報の謎(笑)八木沢君は傲慢だそうだ(笑)
『桜の森の七分咲きの下』花見の場所とりの社員をどかそうとする人々の謎(笑)
『失踪当時の肉球は』疾走した猫を探しハードボイルドな探偵(笑)猫探しのポスターが傷つけられる謎(笑)
『たわしと真夏とスパイ』大型スーパーの進出で危機にたたされた商店街。北の工作員って(笑)祭りの夜に猫丸先輩の推論(笑)
『カラスの動物園』デザインに行き詰まった葉月が訪れた動物園でのひったくり事件。使い捨てカメラの使い方がわからない猫丸先輩(笑)
『クリスマスの猫丸』全力疾走するサンタクロースの謎。八木沢君と猫丸先輩のクリスマス(笑)

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2009年10月07日

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神出鬼没&ほのぼの猫系w

シニカルにてコミカルw

猫丸先輩が紡ぎ出す謎に対する推測とは?

思わず納得してしまう6つの回答を一緒に楽しみましょうww

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

文句なしに星5つ!!パターン化してた推理小説に見切りを付け始めてた私に「なんだまだまだ推理小説面白いじゃん!」と思わせた作品。「真実はいつも一つ!」とか叫ぶメガネ少年に見せてやりたい(笑)トリックや真相の意外性もすごいけれどなんといっても一番は猫丸先輩の魅力だと思う。ほんと素敵だこの人。大好き。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

タイトル通り「推理」ではなく「推測」なので解決には至りませんが、猫丸先輩の解答が良い感じにぶっ飛んでいて楽しめました。
ベストは【失踪当時の肉球は】。逆説的解決が鮮やかですし、コテコテのハードボイルド探偵がちくわを持って猫捜しするというギャップがツボにハマりました。
その他【桜の森の七分咲きの下】は序盤の余談が最後に繋がってくるところが、【たわしと真夏とスパイ】は細かい伏線を回収しながら論理的な解決がなされているところが良く出来ていると思いました。

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2015年02月25日

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4
「夜届く」は出色の出来。面白い。
それにしても半分ぐらい読みとばしても、話の筋は何故かしっかり頭に入っているのが不思議。

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2012年06月02日

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猫丸先輩最高!初対面の人には礼儀正しいのに、傍若無人でかつかわいくて、好奇心旺盛。
日常の些細な謎を、結論付けるわけじゃなく推理する。
ワクワク感あふれてるのに、ミステリとしてもすっきりする。読みやすさも抜群。

寡作家なのが本当に惜しいー!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

猫丸先輩、かわいいですよ。ちょっとした事件をおもしろおかしく解決してくれます。ちょっと心を休めたい時に読むとほがらかな感じでいいです。だって、タイトルが「推理」ではなく「推測」ですから。

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2009年10月04日

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登録漏れ。購入詳細不明。
2012/9/15~9/19

猫丸先輩シリーズの短編集。「夜届く」、「桜の森の七分咲きの下」、「失踪当時の肉球は」、「たわしと真夏とスパイ」、「カラスの動物園」、「クリスマスの猫丸」の6編。北村薫氏の「空飛ぶ馬」シリーズ、米澤穂信氏の「小市民」シリーズに並ぶ、人の死なないミステリの名シリーズだな。加納朋子さんが解説で書いているように、「推測」なのである、あくまで。でも良いのだ。猫丸先輩みたいな先輩が欲しいな〜。

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2012年09月19日

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印象としては、「隅の老人」と「ブラウン神父」を足して2で割り、そして倉知さんの柔らかながらも皮肉の効いた雰囲気でコーティングした感じ。

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2016年04月19日

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やっぱり日常の謎ものですごく好きな本!とはならないな

日常でこんな不思議な事が起こった時、猫丸先輩のように柔軟に落とし所のある答えを見つけられたらとても楽しそう
解決一つ一つは分かりそうで分からない、なるほどな!という感じ

この絵は好きじゃないなぁ

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2016年05月01日

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ネタバレ

解決ではない。猫丸先輩の解釈である。
それが真実かは確かめない。(確かめる話もあるが。)
納得できればそれで良いのである。

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2014年09月22日

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だいぶ間を開けてしまいましたが猫丸先輩シリーズであります。講談社文庫に移り、挿し絵がついております。個人的に雰囲気は創元推理文庫の方がすきですが(苦笑)
短編は全て日常の謎系。正直、結論にもう一捻り欲しいかな、といった感じです。解説にもありましたが、ゆえに『推測』なんだと。確かにこの発端が全ての日常の謎系の下地にあるようにも思うので、価値あるものだとも思います。

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2014年02月27日

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短編集
最後に2作は、何処かで読んだ記憶がある
何処で読んだのかな
雑誌にでも連載していたのかな
思い出せない

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2013年06月20日

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ネタバレ

旅行用に文庫本を。夜勤で読んでんだけど。猫丸先輩の短編集。特に印象には残らないな。日もたったし、何も覚えてない・・・

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2011年06月29日

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猫丸先輩の奇人っぷりと、八木沢の憐れさは健在です。
日常を側面からみたような謎と解決は笑えて楽しいものばかりでした。
古典名作をもじっているのであろう各編のタイトルもおもしろいです。

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2011年05月10日

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 猫丸先輩シリーズ。
 子供の頃によんだときは猫丸先輩かっこいいとおもったのだけれど、大人になって読んでみれば、なんかすごいえたいが知れない人だった。すごいなぁ。

 猫丸先輩がほんわかしてるけど、話の内容自体は癒し系という訳ではない。

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2010年05月19日

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なんともうらやましい限りの性格をしている人ですね。先輩というだけあって、なぜか後輩多いみたいだし。振り回すから迷惑がられているけど、憎まれてはいないみたいだし、だからといって誰も逃げない。(逃げられない)でも、題名の通り全て推測。なんだかこれでいいようなすっきりしないような。もう一つの方を読んでみてから決めようと思う。

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2011年07月25日

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色んな意味で予測不能、キテレツ猫丸先輩は絶好調の全6編。
この作家の、このロジックの世界は独特。とても丁寧で、ミステリ好きが伝わってくる。

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2009年10月04日

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