倉知淳のレビュー一覧

  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ネタバレ

    読者との真っ向勝負ではないが、面白かった。
    犯人お前かい、意外と器が小さいやつなのね。
    もう少し犯行に至る背景とか、和夫に明かしていた過去とは何だったのか、いろいろ知りたかった。
    たしかに著者のガイド文は嘘をついていないし、初見のときも一瞬違和感を感じたが、気づいたらそのことは忘れていた。

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    2025年07月02日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    各章の冒頭にガイドが入る。
    「本編の主人公が登場する。主人公は犯人ではない」とか「探偵役が登場するが当然犯人ではない」とか「重要な伏線が張られているため注意するように」など。
    最初は野暮な設定だと思ったが、ガイドも含めた叙述トリックだと分かり納得。
    全体的には楽しめたものの、ラストの種明かしの長さと犯人の豹変ぶりには辟易してしまった。

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    2025年07月02日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    死体?ゾンビ!うわッどうゆうことだ?何だこれは!
    そんな感じかなぁ。何が起こるのかと思ったのは最初だけだったけど、最後にまとめたらゾンビがどうなったのか気になってしょうがない。面白くもあるのだけど、いや、どうだろう。

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    2025年06月28日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    猫丸先輩を読んでいたのはもう随分昔のことのように思える。
    久々の倉知淳。
    帯とか、冒頭とかで、念押しされて、こんなんわくわくしてまうやん。
    欲張りな読者は、もうちょっとツイストしてほしかったかな、とか生意気な感想を持ってしまい、申し訳ない。
    凄惨な感じではなく最後のゆるい感じはとても良い余韻。

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    2025年06月28日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    謎解きはとても面白かったけれどそこに辿り着くまでが結構長く感じました。ミステリーを読み慣れてる人ならすぐに犯人分かるんじゃないかなあ。

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    2025年06月25日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ネタバレ

    そんなに、驚くラストではなかったな…
    なにせ、登場人物少ないしな…
    タイトルに惹かれて読んだけど
    表紙の猫、かわいいけど、猫は出てこない。

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    2025年06月22日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ネタバレ

    たまたまかもしれないけど、この作家さん、自分が不人気作家だっていうアピールを物語に盛り込みすぎだと思った(笑)
    「死体で遊ぶな大人たち」でもそういう描写があったような。
    それがちょっとしつこく感じてしまった。でも、ミステリーが好きなんだろうなというのはすごく感じた。

    タイトルは都筑道夫『猫の舌に釘を打て』にインスパイア。

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    売れないミステリー作家の冷泉彰成は、弟子の久高享に創作テクニックを仕込みながら、執筆を続ける日々を送っていた。そんな折、冷泉の元に二通の手紙が届く。一通は女性からのファンレター、もう一通はファンレターのようで

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    2025年06月14日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ネタバレ

    最初に言われたものの、嘘ばっかりだ。小説家なんて信じちゃいけない。甘い題名に惹かれてしまった。あー。
    それでも小説ならではのお楽しみもあり、一気に読ませていただきました。

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    2025年06月13日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    最初の方に注意書きかあったため身構えて読んだが、読み終わったら「もっと気楽に読めば良かった」と思った。
    それでも、いつもは仕事と結びつけながら読んでしまうため最近は読書疲れ気味だったが、良い気分転換になった。楽しめた。

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    2025年06月11日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ちょ、全部種子島だったのかよw
    種子島はすぐに探偵になるべき
    その頭の回転の早さを事件解決に役立てよう
    実際には浮気調査みたいな仕事しかないかもしれないけど

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    2025年06月02日
  • 世界の望む静謐

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    死神の如き容貌の乙姫刑事と爽やかイケメン
    鈴木刑事、対照的な二人がコンビを組んで
    複雑に絡んだ事件を解決。

    名前とはアンバランスな地獄からの死者を
    連想させる不気味な主人公のキャラの魅力が、
    鋭い観察力から導かれる謎解きを盛り上げます。

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    2025年05月17日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    本格ミステリかつポップな文体の倉知さんは、初めて読んだ「星降り山荘の殺人」が衝撃的で以来読み続けている。今作も相変わらす読みやすいが最終盤は解説文のようで流し読みに

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    2025年05月16日
  • 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件

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    ネタバレ

    王道の推理の裏を掻く結末。そう来たかという意表を突かれた短編集である。他の作品も追ってみようと思う。

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    2025年05月15日
  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言

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    ネタバレ

    猫丸先輩の妄言 猫丸先輩シリーズというものの第5冊だと今わかった。猫丸というひょうきんな男が、身近な事柄の謎解きを語っていくという作品で、わちゃわちゃした感じでいまひとつな印象だったが、適当に謎解きしてそれは嘘でした、みたいなお話もあって、そういう展開は感心した。

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    2025年05月13日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ミステリーの教科書と言っても過言じゃないんじゃないでしょうか!!!
    こんな丁寧なミステリは久しぶりです!!おもしろい!!
    好感抱いてたのに…笑

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    2025年05月09日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ネタバレ

    鼻につく文章だと思ったけど、そこから既に伏線か…。文章Aが転換したところはびっくりしてページ何度も確認してしまったけど、文章Bが出てきたところでおおよその全貌が掴めてしまう。冷泉さんはチャーミング⚪︎ブで、弟子の彼は拗らせ⚪︎ブに見えてしまうのもくすりと終わる。

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    2025年05月07日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    途中まではすごく面白かった。ミステリー作家冷泉のファンが殺され、冷泉宛てに殺害を仄めかすファンレターや謎の脅迫文が送られてくる。さらには不審者に尾行される羽目にーーー犯人は一体誰なのか!?
    弟子の久高との掛け合いも笑えて、どんな真相が待ち構えているんだろうとワクワクしていたら予想どおりの展開…あれ?こんな普通の筋書きでいいの??
    特殊な体形にはビックリしました。

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    2025年05月01日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    死体を好き放題してよければ、ここまでいろんなミステリ作れるんだな〜と思う反面、ロジックに活用するためには死体を変にするにしてもこのレベルまでだよねって思ったり。お気に入りは「三人の戸惑う犯人候補者たち」。

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    2025年04月29日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    序盤から犯人はあの人かなーと思いつつ。でもそういうオチなのかと、ちゃんと伏線回収きちんとされててなるほどでした。
    最後の一文が笑えます。

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    2025年04月19日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    最初のページの注意書きで、書かれていないのはどの部分だろうと考えながら読み進める
    不自然だなと思うところ、結局この部分の説明は無しなのか?と疑問に思うところがあるなと思ったら、なるほど!とくるの面白い
    師匠と弟子、想像して読んでいた絵面と全く違っていた…どすこい

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    2025年04月17日