倉知淳のレビュー一覧

  • 世界の望む静謐

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    ネタバレ

    うっそりとした死神のような風貌の乙姫警部と、ハンサムな部下・鈴木刑事。倒叙モノの醍醐味はなんと言ってもジリジリと追い詰められる焦燥感。このシリーズは特に、恐ろしい見た目の乙姫警部が主人公なのでその不気味さたるや。
    乙姫警部は意外にも博識(というより聴取の前に情報を収集しているのかもしれないが)で、なんとBLのことまで知っている。
    読み進めるにつれ、うっそりと佇む乙姫警部がもはや可愛く思えてしまうようになる。
    警部を形容する言葉のレパートリーの豊富さがあまりにも面白い。

    「この風貌で映画館の席に座っていたら、周りの子供達が泣き出しやしないだろうか」
    「大量虐殺した人類の数を頭の中でカウントして

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    2026年02月21日
  • 世界の望む静謐

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    いわゆる倒叙ミステリ集で、いろいろなロジック及び最初から疑う理由に意外性があり面白かった。
    ベストは「一等星かく輝けり」の犯人を絞り込む過程における伏線の素晴らしさとその意味が一言で理解出来る素晴らしさ、ベストです

    3122冊
    今年21冊目

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    2026年01月24日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    「本格・オブ・ザ・リビングデッド」
    「三人の戸惑う犯人候補者たち」
    「それを情死と呼ぶべきか」
    「死体で遊ぶな大人たち」

    本当に死体で遊ぶなって短編集。
    倉知淳はやっぱり面白いし、上手いな〜って感心してしまう。

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    2026年01月24日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    いわゆる本格ミステリ的事件らしい装飾を作りながら、偶然そうなった慣れの果てであることを浮かばせる。
    それがなかなか意外性に富んだ着地であり、普通に面白かった

    3093冊
    今年321冊目

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    2025年12月22日
  • 皇帝と拳銃と

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    読み応えたっぷり。やはり自分は倒叙ものが好きなんだなぁ。コロンボでワクワクして、古畑で興奮したもんなぁ。
    そして、乙姫警部はうっそり。うっそりって何?そしてはじめの一歩の真柴しかイメージ出来ない。実写化するなら、笑っていいとも!で一世風靡した阿部寛と風間トオルのモデルコンビが最高だなぁ。鈴木太陽イケメンだしね。読み応えたっぷりの倉地作品ありがとうございました。

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    2025年12月04日
  • 恋する殺人者

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    えっそういうこと!?っていう意外性が面白い。
    ムダがなく短くてテンポもいいのに面白くてしっかり騙される。人に薦めたくなりますね。

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    2025年11月10日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    四流作家の、編集者様はクライアントだと思えという教えがくすって笑ってしまう。
    校正に対する、統一、統一って東西ドイツかよっていうツッコミもさすが作家だなーとおしゃれ。
    最後のオチなどはへーっていう感じだけど、全体的に面白かった

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    2025年10月03日
  • 恋する殺人者

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    ネタバレ

    読んですぐにホワイダニットでもフーダニットでもハウダニットでもないと思わせるところがミスリード1つ目。
    もう一つは殺人計画を立てた時のバスルームの"鼻歌"
    ここで騙されて一気に推理の辻褄が合わなくなった。
    まだまだ読みが浅いなぁと実感させられた一冊。

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    2025年09月30日
  • 皇帝と拳銃と

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    短編小説で普通に読みやすくて面白かった。
    癖ありの刑事たちをフォーカスしていたので、もう少しなにか驚きがあると思ったが別になかった笑 
    犯人が追い詰められていく感じがハラハラしながらもそうだよなぁって思った。

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    2025年09月12日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    短編集かと思いきや…
    あれ?そうじゃなかった?
    それぞれの結末が想像できず楽しめた上に
    最後の着地点に納得
    種子島、万念、タクト、久我山
    ほほぅ…

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    2025年08月28日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    普段ほとんどミステリを読まない自分は「謎を解きたい」というより「先を知りたい!」という気持ちで一気に読み進めてしまいました。
    帯の言葉どおり、素直に三度驚かされました。
    読みやすい文体でミステリ初心者にもおすすめできる一冊です。

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    2025年08月22日
  • 恋する殺人者

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    あまり好きな展開ではなく、でも倉知さんがそんな単純な話を書くだろうかと訝しみつつ読んでいたらラストでやられた。
    私はまた騙されたんだ。
    何かあるはずとわかっていても騙される。
    過去にすっかりと騙されたあの日を思い出した。

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    2025年08月13日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    ってことはゾンビ事件があった世界かい
    心中事件の話を聞いてゾンビ事件に言及するやついた方が自然な感じする
    めちゃくちゃ揉み消されたって設定かな?

    ゾンビを武器として使ってその後の事や原因など全スルーは面白過ぎる
    ギミックとしか見てないのか

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    2025年07月31日
  • 恋する殺人者

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    序盤で犯人がモノローグの中で犯行を自供します。従妹の死の真相を追う主人公と、その動向と追う反社会性パーソナリティ障害の犯人。映像化は難しいと思いますが、面白かったです。2度読みしたくなる本。2度目は多分まったく違った景色が見えると思います。

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    2025年07月31日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    30周年記念作品と思って読むといまいち軽い感じがしなくもないけれど、気軽に読むには楽しいかな。
    いや、倉知淳はもっとおもしろいはず…!

    とはいえ、表題作はおもしろかった。
    謎解きも思いもよらないもので良かったし、種子島のキャラも一番しっくりきた。

    それにしても表紙!電車で読むにはなかなか勇気がいるね。

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    2025年06月21日
  • 日曜の夜は出たくない

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    猫丸先輩シリーズ一作目。
    与えられた情報だけで真相を暴く安楽椅子探偵もの。
    わたしには大好きな設定の作品です。

    特に「約束」と「一六三人目撃者」が面白くて
    事件の真相が分かっていくうちに切ない気持ちになったり
    少しゾワッとさせられたり気持ちが忙しい。
    でもそれが物凄く面白い。
    どれも猫丸先輩のキャラクターが素敵で
    不思議と引き込まれていくような作品でした。

    これをデビュー作で書いていたかと思うと
    なんてすごい作家さんなんだろう、と
    だんだん倉知淳さんが気になって仕方なくなりました。

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    2025年05月27日
  • 世界の望む静謐

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    倒叙ミステリー。主に犯人目線で物語が展開するので、ついつい犯人側に感情移入してしまって、乙姫警部がジワジワと犯人を追い詰めていくのにハラハラし、まさに死神に追い詰められていく気分になる。
    あと、毎回毎回2人に出会った時の同じ説明のフレーズが出てくるのがちょっとしつこい。

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    2025年05月24日
  • 皇帝と拳銃と

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    とても読みやすい。好みは第四話。
    乙姫警部の容姿に文字数使いすぎ(内容や表現にバリエーションがあまり無いので退屈)なのと、「うっそり」という言葉が頻出なのがちょっと好みではなかった。

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    2025年05月15日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    猫が全然関係なかった…

    なるほどうまいこと転換してたなぁと感じた
    たしかに3人称でも後出しするミステリーはけっこう多い気がする
    まぁそれ書いちゃうと話にならんのだけど

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    2025年04月30日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    最後の一文に笑かされた。
    それはさておき、私、やっぱり最近犯人が分かるようになってしまったのかもしれない…

    結構序盤から怪しいと思っていた奴がやっぱり犯人だった。
    でも後半、一回ええっ違ったの!?(でも怪しい…)と思いつつ読み進めたら、やっぱりお前が犯人じゃないか!!
    そしてネタバレしちゃうから言わないけど、私はイケメンで想像して読んでたのにー!

    そしてそして表紙のヒグチユウコさんのいつもと違って不気味な雰囲気の絵がこの話に妙に合っていることに読み終えてから気づきましたとさ。

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    2025年04月26日