倉知淳のレビュー一覧

  • 皇帝と拳銃と

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    とても読みやすい。好みは第四話。
    乙姫警部の容姿に文字数使いすぎ(内容や表現にバリエーションがあまり無いので退屈)なのと、「うっそり」という言葉が頻出なのがちょっと好みではなかった。

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    2025年05月15日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    猫が全然関係なかった…

    なるほどうまいこと転換してたなぁと感じた
    たしかに3人称でも後出しするミステリーはけっこう多い気がする
    まぁそれ書いちゃうと話にならんのだけど

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    2025年04月30日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    最後の一文に笑かされた。
    それはさておき、私、やっぱり最近犯人が分かるようになってしまったのかもしれない…

    結構序盤から怪しいと思っていた奴がやっぱり犯人だった。
    でも後半、一回ええっ違ったの!?(でも怪しい…)と思いつつ読み進めたら、やっぱりお前が犯人じゃないか!!
    そしてネタバレしちゃうから言わないけど、私はイケメンで想像して読んでたのにー!

    そしてそして表紙のヒグチユウコさんのいつもと違って不気味な雰囲気の絵がこの話に妙に合っていることに読み終えてから気づきましたとさ。

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    2025年04月26日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    あまり期待せずに読んだら、さくさく読め意外におもしろかった。
    ツッコミどころはいろいろあるが、最後のオチ(つながり?)は、え~っそう来たか。って感じで結構おもしろかった。

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    2025年04月13日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    一番最初の話がありきたりかつ、トリックが読め過ぎて、あまり好みではない作品集かなと思ったけれど3つ目が犯行動機?を色々考えるとなんだか嫌いになれなかった。どれも割とぶっ飛んだトリックなのでコミカルな雰囲気。最終的に最後の話で繋がりを見せたのは個人的に好き。

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    2025年04月10日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ミステリーというジャンルだけで本を選ぶことはほとんどないのですが、こちらの作品については気になったので手に取りました。解説を読むとなかなかしっくりくるのですが、本格ミステリに属する作品で、かつミステリ初心者にも愛好家にも楽しめる一冊というのが的を射ている感じです。
    いわゆるクローズドサークルもので、探偵役が事件を推理するわけですが、推理を披露する展開がテンポ良くて面白いです。初出が1996年というのも驚きです。令和になったいま読んでも、ぜんぜん面白さの本質がしっかりしていると思います。

    作品内容に触れるといろいろネタバレになってしまうので、面白かったなということは書き添えておきます。ミステリ

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    2025年03月16日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    クローズド・サークルのミステリ。
    ポケベルのくだりまで、少し前に出てた本だと気付きませんでした。
    叙述トリックもあり、物語の展開もラストに向け、様々な仕掛けがあり、面白かったです。

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    2025年03月09日
  • 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件

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     まるで「豆腐の角に頭をぶつけて殺された」ような犯行現場、『ABC殺人事件』を原型としたユーモア混じりのオマージュ、口にネギを詰め込まれ側に三つのケーキが置かれた犯行現場、猫丸先輩シリーズの番外編など六編の短編が収録された短編集で、ユーモアミステリーだったり少し不思議な世界観だったり様々な話があり最後まで楽しく読めた。

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    2025年03月07日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ん?
    ???
    えっ・・・
    えーーー

    ほーっ!

    あまり手を出さないミステリー系に、ハマるきっかけになりそう。
    作者の策略に、どっぷりはまった読者の私。
    最初の1ページを読んで、色々考え過ぎたのかな。
    素直に読めば良かった〜。

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    2025年02月26日
  • 占い師はお昼寝中

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     渋谷のおんぼろビルの三階にある『霊感占い所』の霊感は全く無いが推理力抜群の昼寝大好きなインチキ冷媒師の叔父・辰寅と謎への好奇心が旺盛な姪の美衣子が怪異に悩む相談者達の隠された謎を解決していくユーモアミステリーで、普段『駄猫』と言われる辰寅が鮮やかな推理を披露するシーンや彼と美衣子のコミカルなやり取りが面白かった。また辰寅がまるで猫丸先輩を彷彿とさせるキャラ造詣なのも良かった。

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    2025年02月17日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    表紙はアレだけど、面白かった。
    そこが繋がってるのか~。無理やり笑
    増水確認本能には笑った。
    確かに、いつも、不思議に思う。

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    2025年02月03日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    面白く読みました。
    しかしトリックは絶対わかるわけないやろ!って感じだったので、自分で考えずに楽しく読むのがよい。
    謎解きの説明がちょっとくどい。よく言えばわかりやすく丁寧な説明ですが。

    3話目はド素人の自分からすると、そもそも互いを絞殺しあって死ねるのか、っていう点が超絶疑問だったのですが、そこについて記者や警察に疑問を持つ人がいなかったのが不思議でした。
    心中のようだ、みたいな話しかしていない。
    ので、もしかして私が理解してないだけで、それは普通に可能なことなんだろか……と思った。

    最後に、あ、そうだったんだ〜!っていうサプライズがあり。
    タイトルは「死体と遊ぶな子供たち」というB級

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    2025年01月25日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    収録作すべてが死体をどうにかする話で、不謹慎といえばそうなんだけど、本格ミステリってそもそもそういう過剰な部分を楽しむものでもあるのだよな、と改めて思った。
    馬鹿馬鹿しさと、愛すべき稚気は紙一重。

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    2025年01月19日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    4つの話の中に出てくる、謎を解いた人たちがまさか同一人物だったとは…!!
    最後読んでいて思わず声が出てしまった!
    割と本格的なミステリで惹き込まれていった。

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    2025年01月08日
  • 過ぎ行く風はみどり色

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    ネタバレ

    猫丸という特異なキャラクターを登場させながらも、重厚な言葉選びの文章が小説全体の格調を保っている。心情描写(特に佐枝子の)が端的に言えばかなり文学的。途中は少しクサすぎるなとも思ったが、ラストシーンできれいに収まった。
    作品全体としてオカルトと理性の対立が一つのテーマであるが、オカルトを最後まで否定しきらないのがよかった。それは次の猫丸のセリフに表れている。
    『そういう信念の前じゃ、僕のちゃちな推理なんて霞んじまいますね』
    あくまで論理的に犯人を指摘しながらも、フミの信念に基づいた行動を否定しない。この場面かなりいい。

    トリックは佐枝子が盲目であるということを読者に明言しない叙述トリックに基

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    2024年12月30日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    2024年。
    「本格オブリビングデッド」ソンビを使った殺人。死人館は読んだことないのだが。
    「三人の戸惑う犯人候補者たち」気づいたら凶器を持っていて、横には死体が。万念さん解決。
    「それを情死とよぶべきか」首を絞め合って殺したカップルの昭和の事件は心中なのか?タクト解決。
    「死体で遊ぶな大人たち」書下ろし。死体で最初に遊んだのはしまそーだと思っている。衝撃的だったなぁ・・・昨今のミステリーから読んでる若者は、今更あれを読んでも衝撃受けないのかなぁ・・ 男性の遺体だが腕だけ女性。久我山さん解決。ゾンビ以外、全部同一人物解決(職を転々としている)で、新しい探偵登場なのかな。

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    2024年11月21日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    4つの短編集であるが、最後にはこういう繋がりがあったのかと…。

    変な、とても変わったと思しき死体が出てくるのだが、悍ましさを感じるよりも何故こんなことに…という興味の方が強くなってくる。
    全く想像できなかったミステリだった。

    「本格・オブ・ザ・リビングデッド」
    夏の山荘で起きた惨劇は、ゾンビの仕業か⁈
    ボサボサ頭の種子島が推理する。

    「三人の戸惑う犯人候補者たち」
    人を殺したかもしれない…と相談に来たサラリーマンは。
    坊主頭の若き修行僧の万念が推理する。

    「それを情死と呼ぶべきか」
    密室心中だったのか⁈時間差のある理由の謎。
    ミュージシャンのタクトが推理する。

    「死体で遊ぶな大人たち

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    2024年10月29日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

     全編不可解な死体が絡んだ事件を解決していく本格ミステリーで、不謹慎かつ罰当たりの連続だけど極めて論理的に浮かび上がった謎を解く場面が印象的で面白かった。また全編を通じて施されたある仕掛けには心底驚き、良い読者サービスだった。

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    2024年10月14日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    書き下ろしの「死体で遊ぶな大人たち」を読むことで完成する作品!一気読みした方が読後感が良いかも。謎具合については好みが分かれそうだけど、構成が面白くてわたしには新鮮でした!

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    2024年10月06日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    民間人の探偵を雇い奇抜な事件に対応するという新設の課に配属された新人警官が主人公の作品。事件が起きたら探偵とともに現場に向かい探偵が解決していくストーリーの話が3つ入っている。
    登場してくる探偵はどの探偵もクセがある人物で短編のためかスピーディにギュッと凝縮されているが本格ミステリであり、見事に解決までが書かれている。
    どの話も楽しく読め、満足のいく作品!

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    2024年07月14日