【感想・ネタバレ】豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件のレビュー

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Posted by ブクログ

ミステリーが6編収録されていた。
短編集なので、とてもサクサク読むことが出来た!
インスタグラムで見て、とても気になっていたので、読むことが出来てよかった。
私的には、ABC殺人と表題の豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件が面白かった。

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2022年02月14日

Posted by ブクログ

【変奏曲・ABCの殺人】ABCの後のDの殺人が不測の事態に!オチが好き【社内偏愛】コンピューターに好かれた男の末路…【薬味と甘味の殺人現場】パティシエ専門学校生の死体の頭部にはケーキ、そして口にはネギが屹立していた【夢を見る猫】真夜中、猫が見つめる先には…ちょっと飛躍しすぎ?おばあちゃんが良かった【豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件】昭和19年、兵器開発中の帝国陸軍の研究所で死体が発見された。後頭部に傷が、そして周りにはぶちまけられた豆腐が…【猫丸先輩の出張】いったい何年ぶりの猫丸先輩?ってくらい久々の猫丸先輩。ちょっとしたクローズドサークルな状況下での事件。犯人はなんとなーく分かってしまったけど、やっぱり猫丸先輩モノは好き。

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2021年05月09日

Posted by ブクログ

奇想天外な6篇の短編ミステリー。
とんでもなく気になる変わったタイトル。内容も負けず劣らずでした。

「変奏曲・ABCの殺人」
無関係の2件の殺人事件を利用し、弟を殺そうともくろむ男。ABC殺人にする為Cの殺人を犯すが、Dの殺人が次々と起り…
まったく身勝手な男の身勝手な計画。だが世の中には多数の身勝手な人間がいるようで、自分が狙われる側に回ってしまうおち。同情はできないけどね。

「社内偏愛」
無駄をなくすために新しく開発された人事管理システム。合理的になりすぎないように人間的な『揺らぎ』を持たせた画期的なプログラムだったのだが、稀に発生する極端な偏より見せるバグで、露骨にえこひいきを受ける社員の悲喜劇。

「薬味と甘味の殺人現場」
若い女性が殺害されたマンションの一室。ベテラン刑事の目にはありふれた事件に映った。ただ、ある一点を除いては。死体の枕元に並べられたケーキ、そして被害者の口に突き立てらた一本のネギ。
異様な殺害現場に仕立てた犯人の意図とは?イカれた奴の考えることなんか分かるはずがない。私もネギ嫌いなので、死んでも死にきれないかも。

「夜を見る猫」
休暇を取り、祖母の住む田舎へ遊びに来た『由利枝』。老猫の『ミーコ』を相手にひたすらのんびりと過ごしていたのだが、深夜に不思議そうに一点を見つめるミーコの様子が気になり…
まあ、動物が気が付くと言えば死体でしょうね。ただ、猫と戯れる描写が長い。

「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ事件」
敗戦の影が忍び寄る日本。怪しげな軍事施設で、秘密裏に行われている実験に集められた新兵の1人が頭をぶつけて死んでいた。そこには凶器になりそうなものはなく、周りには豆腐が散乱していた。
とんでも事件に見せかけて実は裏では…的な。真相は藪の中。博士はとんでもだけど。

「猫丸先輩の出張」
衣料品メーカー勤務の『浜岡』は、産業スパイが狙う情報を取りに行った研究所で妙な気ぐるにを着た先輩と出会う。帰りがけ所内を案内してくれていた室長が怪しい人物を目撃し襲われてしまう。
一番まともな推理ものだが、猫丸先輩が全て持って行ってしまう。

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2023年03月15日

Posted by ブクログ

表紙で衝動買いした。変奏曲・ABCの殺人はテンポもよく楽しめたが本題の豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件は、途中で断念した・・・全体的に読みやすく、分厚いページもあっという間に読み終わった。

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思わず手に取ってしまいませんか、このタイトル。

1編30ページから120頁ぐらいのミステリー6編。いろんな風合いがあり、それぞれ楽しめます。東野圭吾辺り、わりと近い年齢の作家の短編集などと共通する読後感。ちょっとレトロでブラックなユーモア、苦笑いしてしまいそうな意地の悪いオチ。

いちばん楽しかったのは猫丸先輩の話で、この人でシリーズができそうだと思ったら、すでにシリーズなのですね。猫丸さんを存じ上げずにすみません。

豆腐が凶器になるかどうかを知ることができました。この知識を披露する場があるかどうかは疑問です(笑)。

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2021年03月18日

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