倉知淳のレビュー一覧

  • 死体で遊ぶな大人たち

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    全4編のどれもが「なるほどねぇ」となる粒揃いの作品ばかりである。
    『本格・オブ・ザ・リビングデッド』は、前書きに断りがあるように、某ベストセラー作品と非常に酷似した状況下にあるため、名前が伏せられていても「おいおいここまでそっくりでいいのか」とすぐにその作品が何であるかはわかると思う。
    となると当然その中で起こる事件についてもトリックが思い起こされるけれど、そこはやはり、「あぁなるほどね」となる、異なる真相が示されるのである。

    本書の表題作でもある『死体で遊ぶな大人たち』は、事件のあらましを聞いただけで真相をあてる安楽椅子探偵ものとなっている。ということは私たち読者にもトリックを解明すること

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    2026年08月21日
  • 世界の望む静謐

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    コロンボや古畑任三郎のような倒叙ミステリ
    テンポよくすいすい読める
    ということは、自然に感じているということで、やはり上手なんだよなぁ。

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    2026年08月13日
  • 犯人は現場に首だけ戻る

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     民間人に一日捜査体験をさせる『非正規雇用捜査官制度』が新たに導入され、フリーライターの折本と久世はその制度に応募し、非正規雇用捜査官として採用された。フリーライター稼業を行う彼らにとって守秘義務はあるもののいつか仕事のネタになるかもしれない、という理由で。彼らが遭遇する事件はどれも死体が切断された陰惨で謎めいた死体ばかりで……。

     首、腕、足、そしてバラバラ死体。本書は四篇の短篇、中篇で構成された作品になっているのですが、そのどれもに切断された死体が出てきます。事件自体はかなり残酷ではあるのですが、非正規雇用捜査官のふたり(主に久世)が行うのはすでに起こった事件に関する情報を警察や関係者か

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    2026年08月10日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    読み終えて。
    事前に告知している『犯人の書いた文章が存在する』ということの意味を知った時、この小説のスケール感の大きさを知り、逆に自分の想像力の小ささも思い知った、、、
    最高のミステリ小説だ。

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    2026年07月18日
  • 幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート

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    やっぱり猫丸先輩は短編がおもしろい!
    緩い感じと言葉のチョイスが癖になる。
    『寝ていてください』と『トレジャーハント・トラップ・トリップ』が特におもしろかったかな。
    『幻獣遁走曲』も動機がとてもおもしろかった。

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    2026年05月31日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    ミステリー小説が大好きになるキッカケになった小説の1つでした。

    この小説を読んで、「騙される快感」を初めて味わった気がします。

    そしてクローズドサークルで、犯人が誰なのかそれをずっと考えながら読んでいて、ラストスパートまでずっと夢中で読んでいました。

    登場人物もそれぞれ個性が立っていて、話も分かりやすく、最後まで飽きずに読めました。

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    2026年05月22日
  • 新装版 星降り山荘の殺人

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    結構次から次へと出てきた矛盾のようにしか見えなかった部分が、最終的に一点を除いて全部回収されて、なんだかうまく丸め込まれたような気持ちになりましたが、最終盤のすべてが望みどおりにハマった爽快感が格別でした。

    この作品が執筆されていたとき、倉知淳さんが、僕の当時の下宿から徒歩圏内と思われるご近所さんだったと知ってなおびっくり。

    「作家の人たち」を読んで以来ファンになれる作家さんだなと信じ続けてきた甲斐がありました。

    ユーモアのあるやり取りもいいです。

    一点だけ、山荘の管理棟の平面図が、梁がどこに通ってんだかわかんない、破綻してるようにしか見えない代物だったとこにだけ、綾辻行人作品みたいな

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    2026年04月26日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    久しぶりの本格推理もの(?)なので、ゆっくり読んだ。

    著者のミステリ、かつ、タイトル通り(いい意味で)気楽に読んだけど、まさか探偵が何人も登場するとは。笑。
    そんなパターン、ある??

    読みやすかったです。面白かった。

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    2026年04月23日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    面白かった!!!!

    最初の話はそれはそうみたいな感想だったけど

    倉知淳はやっぱり面白いな

    死体でやれることしこたまやってる不謹慎な感じもいいし

    個人的に最後の2話が好き

    死体で遊びすぎでしょ不謹慎〜〜〜(好き)

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    2026年01月27日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    主人公は警察庁に新任早々変な部署の担当にされ、濃いキャラの探偵とともに怪事件に挑む…挑む…?w キャラがどれも個性的でとても面白い短編集!続き出ませんかー??(*」´□`)」(笑)

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    2025年11月27日
  • 死体で遊ぶな大人たち

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    ネタバレ

    2025.09.25
    時折り苦笑いしながら読めるミステリ。血が流れてもあまり陰惨な感じがしないのも今どき。この本の謎解きは丁寧なので、ミステリ初心者にもおすすめできる。そして、ラストにはびっくり。そうくるかあと素直に脱帽。

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    2025年09月15日
  • 恋する殺人者

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    話の進め方が今までにないミステリの形だったので個人的には話に集中して、より面白く読むことができました。
    すっかり大どんでん返しで騙された部分もありましたが、そこも満足度が高いポイントでした。
    とても面白くて読めて良かったです。

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    2025年07月20日
  • 猫の耳に甘い唄を

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    ネタバレ

    帯に三度驚くって書かれていたから、実は犯人が違うんだろうなーと真犯人は予想できちゃった。
    だけど、意図的に隠匿していた内容が【特異体質】というのに一番衝撃を受けて、「なんだよー」と笑ってしまった。
    しかも師弟揃って!

    半纏おじさんがストーリーにもう少し関わってくれたらおもしろそうだな。

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    2025年04月16日
  • 皇帝と拳銃と

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    ネタバレ

    文句なしに面白かった!!!
    犯人視点で乙姫警部がどのような推理で犯人の嘘を暴いていくのか、矛盾を暴いていくのか、とても楽しかった。
    個人的に一番好きなのは皇帝と拳銃と。
    自分を犯人から外すためにしたことが巡り巡って自分の首を絞める決定打になる、犯人視点だけどなぜ、どうやって、を楽しめた。
    終始不遜な態度の犯人好きすぎる〜!
    せっかくなのでコンビらしい感じが続編で見れたら嬉しいなと思う。

    倒叙ミステリーっていうの?
    あまり読まない(見かけない?)けど面白かった!

    一度でいいから言ってみたいんだよね、刑事に返す余地のないほど詰められたあと下手に反論したり無罪を視聴する訳ではなく「いつから怪しい

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    2025年03月03日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    ネタバレ

    相変わらず読みやすく、軽い感じが小休止的読書にいい。

    ただ、あの途中で帰っちゃう探偵たちは必要なのか??
    少年探偵の志我少年はキャラ的にもいてもいいかもしれないけど、作馬さんはいなくてもいいような気も…笑
    いっその事勒恩寺さん一人でいい気すらする。

    続編が出たらまた読みたいな。

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    2025年01月13日
  • シュークリーム・パニック

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    ネタバレ

    気軽にテンポよく読めて楽しかったー!
    声に出して笑ってしまうところとチラホラ。
    『現金強奪作戦!(但し現地集合)』のメロンパンのくだりで、まずやられた 笑
    『名探偵南郷九条の失策 怪盗ジャスティスからの予告状』は、素直に「うわ~そうだよね!すっかり存在忘れてたよ」と不意打ちのやられた感が良かった。(まぁアンフェアといえばそう感じる人もいそうだけど)

    他の作品もただただ楽しい。

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    2024年12月19日
  • 過ぎ行く風はみどり色

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    ネタバレ

     まんまと騙された。祖父が部屋で撲殺され、その後降霊会で第二の殺人が起きていく…というストーリーで密室や一人二役のアリバイトリック、先入観を利用した誤認トリックといった本格ミステリーにどんでん返しが加わって最後まで読んで満足した気分になった。猫丸先輩も前作同様変人ぶりかつ名探偵ぶりを見せつけて「役者だなぁ。」と感心した。

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    2024年05月06日
  • 大雑把かつあやふやな怪盗の予告状 警察庁特殊例外事案専従捜査課事件ファイル

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    読みやすく、最初と最後の事件の結末が上手く結びついている。色んなタイプの探偵がでてくるが事件を解決せずに帰っちゃったりするから、最初はその方々が犯人かと思った。
    真ん中の事件の動機に驚き。

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    2023年08月23日
  • 過ぎ行く風はみどり色

    匿名

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    鮮やか!

    猫丸先輩出て来てからの、展開がとても鮮やかだった。サイ研究の描写も、その解釈も納得できるものだった。後味が切なく、爽やかだった。先輩結構人情派なんですね…?笑

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    2023年08月08日
  • 月下美人を待つ庭で 猫丸先輩の妄言

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    ネタバレ

    初恋の探偵猫丸先輩

    ねこちゃんパズル
    可能性として有り得るのはねこちゃんに覚えさせるのだとは思ったけどそこまで行くとそれはアリなのか?
    (覚えない子は里親に出す、とか)
    ルールとしては他の案に劣らずスマートじゃない気も。

    恐怖の一枚
    なるほどな、全然分からなかったけど分かるとこわい。壮大すぎる気もするけど雰囲気は一番好き。
    悪露癖が伏線として回収されるのもよかった。

    ついているきみへ
    柿原くんが新聞紙にたどり着くまでが少しじれったかった。
    見てみたいジンゴちゃん……。何がそんなに人気なのか。その謎を解明して欲しい。

    海の勇者
    ちょっと無理やりかなとは思った。
    オーナーの安全管理の方が気

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    2023年07月02日