犯人は現場に首だけ戻る

犯人は現場に首だけ戻る

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

殺人現場に犯人の生首?

首、手、足が切断された殺人事件を
“派遣さん”こと非正規捜査官が
たった一日で解決!?

鬼才・倉知淳が贈る
ブラックユーモア本格ミステリ!

超アクロバティックな推理に、
開いた口がふさがらない!?

フリーライターの折本光一は、浮世離れした友人の久世敬太郎とともに、一日の捜査体験でレポートを提出する「非正規雇用捜査官」に採用された。
今回の事件現場は凶悪な強盗殺人事件が起きた民家。事件の十日後には犯人と思われる“生首”がなぜか家の門柱に置かれていた。
〈正義の執行人〉の仕業か、愉快犯か、謎は深まるばかりだが、体験を終えた相棒の久世は、あっさりと「真相がわかった」と告げるのだった――
“派遣さん”捜査コンビが、猟奇事件の謎を“のほほん”と鮮やかに解くユーモア本格ミステリ!

〈収録作品〉
犯人は現場に(首だけ)戻る ~首ヲ切ル者~
かゆいところに手が(もう一本分)届く ~腕ヲ切ル者~
悪事千里を(片方の足で)走る ~足ヲ切ル者~
幽明境を(首も手足も)異にする ~ばらばら二切ル者~

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    実業之日本社
  • タイトル
    :
    犯人は現場に首だけ戻る
  • タイトルID
    :
    2350379
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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犯人は現場に首だけ戻る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリーは割と読むけれど、バラバラ死体の理由ってこれだけバリエーションがあったんだと驚かされる作品。
    淡々と事件解決していくのが、バラバラ事件の陰惨な感じを軽減してくれていて読みやすい。
    次作も探偵バージョンがありそうで楽しみ。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

     民間人に一日捜査体験をさせる『非正規雇用捜査官制度』が新たに導入され、フリーライターの折本と久世はその制度に応募し、非正規雇用捜査官として採用された。フリーライター稼業を行う彼らにとって守秘義務はあるもののいつか仕事のネタになるかもしれない、という理由で。彼らが遭遇する事件はどれも死体が切断された陰惨で謎めいた死体ばかりで……。

     首、腕、足、そしてバラバラ死体。本書は四篇の短篇、中篇で構成された作品になっているのですが、そのどれもに切断された死体が出てきます。事件自体はかなり残酷ではあるのですが、非正規雇用捜査官のふたり(主に久世)が行うのはすでに起こった事件に関する情報を警察や関係者から聞きながら、不可解な謎を解いていくことなので、事件のグロテスクさに対して割とのほほんとしている雰囲気が印象的です。与えられた情報から謎が紐解かれていく、そんな純粋に謎解きの過程を愉しめる一冊になっているのではないでしょうか。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    なぜ死体が切断されているのか…? ベテラン本格ミステリー作家の真骨頂、骨太すぎる謎解きにびっくり!

    ■あらすじ
    フリーライターの折本と久世は、実際に起きた事件を捜査体験するという派遣捜査員に採用された。しかしどの事件も奇妙な事件ばかりで、首や腕など、遺体の一部を切断されているのだ。刑事と共に捜査状況や事件関係者への聞き取りを進める二人、果たして謎めいた事件を解決できるのか…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    おもろいっ! さすがはベテラン先生、まさに本格ミステリーの真骨頂。その魅力を余すところなく堪能できますね。連作短編集になっており、全部で4つの本格謎解きを楽しめます。

    なんといっても本作はタイトルが珍妙で、装画のイラストもグロ可愛いというヘンテコぶり。発生する事件も、登場人物もクセ強なものばっかりで、もうニヤニヤが止まらないのよ!

    まずキャラクターもチャーミングで素敵。探偵役の二人は変なコンビ、会話を聞いてるだけでも楽しくて、なんだか気楽でいいなーって思っちゃう。でも久世は常識外れの典型で、洞察力は桁外れの天才肌という。彼から吐き出される真相に何度も目ん玉飛び出ましたね。

    謎解きは本格を極めていて、真相が明かされるとなるほどっと膝を打つものばかり。しかも目から鱗レベル。

    で、本作一番の特徴は、必ず遺体が切断されているという点。首、腕、足、バラバラ死体。もちろん切断するにはロジカルな理由があるんだけど、この発想力にはヤラれましたね。どれもちょっと思いつかない。

    イチオシなのは二作目の「腕」の切断。ちゃんと情報は出されてはいるものの、これを見抜くには人並みならぬ想像力と構築力が必要ですね。やっぱり理由が凄くて、愉快犯だったり何かを隠すためとか、そんな単純じゃないんすよ。自信のある方はぜひ謎解きにチャレンジしてほしい。

    なお最終話の「バラバラ」死体の謎も興味深かったなー。あり得なさに驚愕ではあるものの、実は状況としてはシンプルなんすよ。これも素晴らしい謎解きでしたね。こういう良作は読んでると楽しくって仕方ない、ミステリーファンは読み逃せませんよ。

    ■ぜっさん推しポイント
    本作どれも死体が切断されているという、とっても刺激的な謎ですよね。ただ正直、たとえ文章といえども、それなりに精神にくるものがあります。

    そのどうしても重くなっちゃう部分を、コミカルさやバカバカしさで上手にマイルドにしてると思うんすよ。いつもこのバランス感覚に驚かされる作家先生です。

    気に入った方は『大雑把かつあやふやな怪盗の予告状』『星降り山荘の殺人』がおすすめです!

    0
    2026年09月10日

    Posted by ブクログ

    なかなか良かった
    切断された死体縛りの連作ミステリでしたが、全部違う部分を切りながら意外な理由をつけるのはさすが

    3325冊
    今年224冊目

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    個人的に『首を切る者』は少しヒットしなかったが、他の3話はキャラクターにも慣れたのか楽しく読むことが出来た。
    心酔や崇拝しすぎると想像を超えることを考えるのもなんとなくわかるし。

    次回作ができたら、探偵社を開いていると良いなと思った笑
    でも、きっと久世さんがのらりくらりとかわして派遣さんのままかなとも思う笑
    次回作あると良いな〜

    『切断するのは理由がある!』

    0
    2026年08月17日

    Posted by ブクログ

    非正規雇用捜査官という発想、Good!
    そして、4編全てが体の一部を故意に切断という謎。

    ミステリ―のいろいろな要素を少し斜めの角度で描かれている。

    シリーズ化しそうですね、今度はどんな死体をテーマに?

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    設定が面白かった。パターンがわかってしまうと途中を流し読みしてしまう悪い癖…。謎よりも派遣先の刑事キャラとかを楽しんだ。

    0
    2026年08月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    首や足や手を切断する理由が考えつかない理由だった。しかし論理的にその状況になると切断しか最善の方法がない展開にびっくり‼️探偵役の久世のキャラがゆるくて良かった

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さすが面白かった。
    作家買い。
    相変わらず堅苦しく仰々しい言い回しの割に読みやすい(のも相変わらず)。
    この浮世離れした世捨て人?高等遊民?のようなタイプの探偵役好きだよね、この人。
    好きというかそういうスタイルなんだろうけど。
    自分の初恋が猫丸先輩で好きな探偵も猫丸先輩だから本当にこの人の探偵はハマる。
    そんでワトソンが割と常識人よりなのも枠にハマってて好き。
    でも読み始めてすぐ脳裏をよぎる(このタイプ、最後に犯人になるタイプでは……?)不安。外れてくれ〜。
    警察官が毎話変わるあたり折本が犯人になる日が近い気がしてきた。
    というかさすがに警察官内で共有されてませんか、最初の事件で。
    非正規雇用捜査官、という設定はとても上手い。警察官に捜査協力をしている探偵よりは令和のリアリティに則している気がしなくもない。
    あくまで一般人、素人探偵、という立ち位置だからこそできる安楽椅子探偵のようなポジションからの推理が面白かった。


    犯人は(首だけ)戻る

    いや、さすがに脳筋すぎると思う
    首を切った理由も、現場に置いた理由も、そこに至るまでのヒントや動線も理解できる
    ただ、犯人が「自分と顔が似ていたから」っていうのは脳筋すぎやしませんかね?
    脳筋すぎやしませんかね?!
    折本がちょっとウザかった


    かゆいところに手が(もう一本分)届く

    面白い、確かに痒いところに手が届く笑
    この人はなぜそうしたのか、という視点で事件を解決するという「何故」の発送が本当に自由で面白い。
    そうか、腕を共犯者に仕立てて……
    荒唐無稽なようでまあ有り得なくもないか……のラインが上手いんだな
    今回はそこまで無理があるようには見えなかった
    でもこの作品、読者が一緒に推理するにはヒントも伏線も用意してくれてるのにこんなんを極める笑

    それにしても自分の奥さんに実行犯の罪を押し付けようとするのクズすぎて面白いな


    悪事千里を(片方の足で)走る

    バラバラ殺人の醍醐味はやっぱり「なぜそんなことをしたのか」に限ると思っていて。
    見立て殺人やこう言ったバラバラ殺人は少なからず「そうしなくては行けない理由」が存在し、それを隠匿するためのカモフラージュだったりする訳で。
    その醍醐味を見た気がする。
    あとこの作品「誰がやったか」ではなく「どうしてそうしたのか」に肝があるので登場人物の中に犯人がいるのは珍しいなと思った。
    それにしてもだからとはいえ動悸があまりにズコーって感じ、隠したかった秘密よりよっぽど人間味を感じた。
    まあ、被害者の落ち度では全くないのだけれど。

    幽明境を(首も手足も)異にする

    今までの総集編、応用編みたいな話だった。
    最後の話だからか。
    そして恐れていた事態(折本が犯人の話)ではなくて安堵。
    折本が推理を始めた時は逆に久世の方か?!とハラハラした笑
    切り取り線か〜、やっぱり面白いこと思いつくよな
    言い方は変だけど美しすぎないリアリティがあるというか
    それにしてもやっぱり薄ら共有されてたのか、逆に他のふたりは共有していなかったのか……?
    折本のへっぽこ推理も楽しかった

    とても面白かったです
    シリーズ化希望

    0
    2026年09月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「犯人は現場に(首だけ)戻る〜首ヲ切ル者〜」
    「かゆいところに手が(もう一本分)届く〜腕ヲ切ル者〜」
    「悪事千里を(片方の足で)走る〜足ヲ切ル者〜」
    「幽明境を(首も手足も)異にする〜ばらばらニ切ル者〜」

    フリーライターの折本は友人の久世と共に“派遣さん”と呼ばれる「非正規雇用捜査官」に採用される。現職の刑事に案内され事件の概要を聞きレポートを提出するだけの仕事だが。体験を終えた久世はあっさりと事件の謎を解き明かす。

    別の本に『死体で遊ぶな大人たち』ってあったけど、今回も死体を使って色々と…。ちょっとグロい感じもあるけど、雰囲気も良く楽しく読めた。

    0
    2026年07月30日

犯人は現場に首だけ戻る の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    実業之日本社
  • タイトル
    :
    犯人は現場に首だけ戻る
  • タイトルID
    :
    2350379
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月16日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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