プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ

小説・文芸
865円 (税込)

4pt

このことは誰も知らない──四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京からやって来た会計検査院の調査官三人と、大阪下町の空堀(からほり)商店街で生まれ育った少年少女だった。秘密の扉がついに開くとき、大阪が全停止する!? それは五月末日の木曜日、午後四時のことであった。『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』で知られる奇想天外な万城目ワールドの、これぞ真骨頂。映画化原作。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    プリンセス・トヨトミ
  • タイトルID
    :
    117571
  • ページ数
    :
    554ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年04月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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プリンセス・トヨトミ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    万城目作品は初めてだったんですが、私は読めるタイプのようです。

    ちょっとツッコミたくなる設定のところもありましたが、概ねワクワクしながら読み切りました。

    やっぱり大阪国が立ち上がるシーンはいいですね。興奮がすごいです!

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ


    『プリンセス・トヨトミ』―
    大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作!


    物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。
    読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。
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    1. 購読動機
    SNSで話題沸騰!「読書の秋」におすすめされた傑作⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

    最近、X(旧Twitter)などのSNSの読書界隈で「とにかく読んで!」と熱烈におすすめされていたのが、この『プリンセス・トヨトミ』。
    * 読書好きなら誰もが知る、あの作家さんの作品であること。
    * 「泣ける」「そうなるの?!」という感想が多かったこと。

    「読書の秋」に何か心に残る一冊を、と思っていた私にはドンピシャ! 普段、ミステリーや歴史ものが好きな人にも響く、という口コミも後押しし、すぐに手に取りました。

    ------------
    2. 登場人物:クセ者揃いの「会計検査院」が大阪へ!

    物語のキーとなるのは、国家の税金が正しく使われているかをチェックする会計検査院のメンバーたちです。

    彼らは、国から独立した組織として、巨額の税金を監査する国家最強の“地味”な公務員と言えるかもしれません。

    ●監査チームのメンバー
    * 会計検査院の3名: 冷静沈着でエリート然としたメンバーたち。
    彼らが大阪に乗り込み、一つ曰く付きの案件を監査することになります。
    ●大阪の中学生2名
    一見、物語とは関係なさそうな彼らですが、この少年少女が持つ視点や行動が、物語の真実に深く関わってきます。

    彼らが追うのは、35年前に監査され、記録がほとんど残っていない組織。
    なぜ、そんなに情報がないのか? この時点ですでに、並々ならぬ「何か」の存在を予感させます。
    ------------
    3. 遡ること35年前
    リーダーの“消えない記憶”

    会計検査院のリーダーは、35年前、彼が大阪で暮らしていた幼少期に、ある異常な光景を目撃していました。

    ●大阪城が、血のような「赤」に染まる光景。

    この鮮烈な記憶は、彼の心から消えることがなく、それが真実だったのか、それとも妄想だったのか、ずっと判断できないままでした。

    この過去の記憶と、現在の監査がどう繋がるのか? ここから、物語は一気にサスペンスの様相を呈してきます。
    ------------
    4. 監査:大阪城の地下に広がる「秘密の空間」の正体
    曰く付きの案件の監査当日、会計検査院のリーダーは、担当者からたった一人で対応を受けることになります。

    そして、そこで彼の目の前に現れたのは、信じられない光景でした。

    なんと、大阪城の地下に広がる巨大な空間。

    そして、その地下空間の維持・運営に、巨額の税金が使われていた事実を知ります。

    その使途と、地下に隠されたものが、すべて繋がった時、読者は「え? まさか!」という驚きと、深い感動を覚えるでしょう。
    ------------
    5. 読みどころ:
    大阪人の400年の「想い」に涙が止まらない、、、

    この物語の最大のテーマ、そして最高の読みどころは、「大阪」という街の歴史と、そこに住まう人々の“想い”です。

    ▲豊臣・徳川の因縁▲
    大阪は、豊臣秀吉が築き、彼の死後、徳川家康によって完全に崩壊させられたという悲しい歴史を持っています。

    それから400年。

    大阪、そしてそこに住まう人々は、豊臣への想い、徳川への想い、そして故郷への誇りを、どのように受け継いできたのでしょうか?

    この物語は、まさにこの『400年の想い』起点として、一気に現代の物語として紡がれます。

    0
    2025年10月06日

    購入済み

    大阪の日常文化が垣間見えるのが興味深かったです。そうした細やかな日常描写の一方、物語の柱となる壮大な陰謀が急に現れ、スリリング&スピーディーな展開となります。万城目作品は良作揃いですが、こちらも間違いないと思います。

    0
    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    本屋でおすすめされていたので手に取ってみた。大阪の大勢が知っているけれども、誰も口にはしないという、ロマンに溢れる壮大な設定と展開にワクワクした。主人公が成長し、世界をまた別の視点から見られるようになった終わり方もとても好き。 そして、あまり知らなかった会計検査院と大阪城についても詳細な説明があり、今度関西を訪れる際は、ぜひ舞台を巡りたいと思った。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    大阪国という壮大かつ現実味のない話だったため、どう進んでいくんだろうと思っていた。
    最後にかけて、そこの検査に関わった人達との因果、法律では示せない善悪、昔から続いているものの強さを感じさせられた。
    何よりも鳥居さんのミラクルが話を展開させていく。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    大阪が全停止した、という説明から物語が始まる。なぜ全停止するのか、種明かしされるまでワクワクしながら読めた。

    会計検査院3人のキャラクター性も際立っていて、彼らの性格や価値観、能力をもって、物語が紡がれているようで面白かった。

    あと大阪にまつわる歴史や地理について、たくさん解説されており、作者の大阪愛を感じることができた。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    妙なリアルさと血の通った登場人物らがテンポ良く繰り広げる物語。私自身紐解こうと格闘しながら引き込まれ、一気読みでした。
    35年前が描かれているようで全く描かれていないことなど、主題となろう材料が多すぎてとっ散らかった感はあります。
    終盤のあまりの味気なさは若干感じました。

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    以前北海道出身の作家さんが書いた北海道が舞台の小説を読んだ時、文面から伝わる冬の厳しさや、その厳しさを前提に生きている人々の描写がすごく印象的だった。

    作者の出身地は小説の雰囲気にどんな影響を与えるのか気になって、まず手始めに大阪出身の万城目学、舞台も大阪のこの小説を選んだ。

    情に熱くパワフルなおばちゃん・おっちゃん達の姿からなにわを感じ、東京から来た検査官達の雰囲気にはよそ者感を感じ。そしてソースの香りを存分に楽しめた。

    巻末のエッセイまで含めて大阪の魅力がたくさん詰まってて良かった。大阪の近代建築巡りしてみたい。

    0
    2026年04月22日

    Posted by ブクログ

    良作。結末も納得感があり良かったです。
    会計士はとっかかりくいかなと思ったけれど、キャラクターが個性的で読みやすかった。
    空堀商店街を写真で見た。確かに坂でした。ここを登下校するのは大変だなと思ったり。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    楽しめました。
    堅苦しい話かと思いきや
    エンタメ要素や人情話もあり
    作家さんの地元愛を感じる作品です。

    0
    2025年10月25日

プリンセス・トヨトミ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    プリンセス・トヨトミ
  • タイトルID
    :
    117571
  • ページ数
    :
    554ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年04月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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