あらすじ
このことは誰も知らない──四百年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京からやって来た会計検査院の調査官三人と、大阪下町の空堀(からほり)商店街で生まれ育った少年少女だった。秘密の扉がついに開くとき、大阪が全停止する!? それは五月末日の木曜日、午後四時のことであった。『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』で知られる奇想天外な万城目ワールドの、これぞ真骨頂。映画化原作。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も収録。
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Posted by ブクログ
『プリンセス・トヨトミ』―
大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作!
物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。
読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。
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1. 購読動機
SNSで話題沸騰!「読書の秋」におすすめされた傑作⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
最近、X(旧Twitter)などのSNSの読書界隈で「とにかく読んで!」と熱烈におすすめされていたのが、この『プリンセス・トヨトミ』。
* 読書好きなら誰もが知る、あの作家さんの作品であること。
* 「泣ける」「そうなるの?!」という感想が多かったこと。
「読書の秋」に何か心に残る一冊を、と思っていた私にはドンピシャ! 普段、ミステリーや歴史ものが好きな人にも響く、という口コミも後押しし、すぐに手に取りました。
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2. 登場人物:クセ者揃いの「会計検査院」が大阪へ!
物語のキーとなるのは、国家の税金が正しく使われているかをチェックする会計検査院のメンバーたちです。
彼らは、国から独立した組織として、巨額の税金を監査する国家最強の“地味”な公務員と言えるかもしれません。
●監査チームのメンバー
* 会計検査院の3名: 冷静沈着でエリート然としたメンバーたち。
彼らが大阪に乗り込み、一つ曰く付きの案件を監査することになります。
●大阪の中学生2名
一見、物語とは関係なさそうな彼らですが、この少年少女が持つ視点や行動が、物語の真実に深く関わってきます。
彼らが追うのは、35年前に監査され、記録がほとんど残っていない組織。
なぜ、そんなに情報がないのか? この時点ですでに、並々ならぬ「何か」の存在を予感させます。
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3. 遡ること35年前
リーダーの“消えない記憶”
会計検査院のリーダーは、35年前、彼が大阪で暮らしていた幼少期に、ある異常な光景を目撃していました。
●大阪城が、血のような「赤」に染まる光景。
この鮮烈な記憶は、彼の心から消えることがなく、それが真実だったのか、それとも妄想だったのか、ずっと判断できないままでした。
この過去の記憶と、現在の監査がどう繋がるのか? ここから、物語は一気にサスペンスの様相を呈してきます。
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4. 監査:大阪城の地下に広がる「秘密の空間」の正体
曰く付きの案件の監査当日、会計検査院のリーダーは、担当者からたった一人で対応を受けることになります。
そして、そこで彼の目の前に現れたのは、信じられない光景でした。
なんと、大阪城の地下に広がる巨大な空間。
そして、その地下空間の維持・運営に、巨額の税金が使われていた事実を知ります。
その使途と、地下に隠されたものが、すべて繋がった時、読者は「え? まさか!」という驚きと、深い感動を覚えるでしょう。
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5. 読みどころ:
大阪人の400年の「想い」に涙が止まらない、、、
この物語の最大のテーマ、そして最高の読みどころは、「大阪」という街の歴史と、そこに住まう人々の“想い”です。
▲豊臣・徳川の因縁▲
大阪は、豊臣秀吉が築き、彼の死後、徳川家康によって完全に崩壊させられたという悲しい歴史を持っています。
それから400年。
大阪、そしてそこに住まう人々は、豊臣への想い、徳川への想い、そして故郷への誇りを、どのように受け継いできたのでしょうか?
この物語は、まさにこの『400年の想い』起点として、一気に現代の物語として紡がれます。
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本です。
やっぱり太閤さんが好きで、多分小学生の時遠足で大阪城に行ったことのある大阪人にはたまらない小説ではないでしょうか?
空堀商店街がどどーんと出てくるあたりもいいなあ。
とんでもない話だけどそういうことが本当にあれば面白いんだけどな、などと思いながら読みました。
最後に急に大阪のおばちゃんになる旭にはドン引きしたけど。
Posted by ブクログ
大阪の皆さんのソウルは実はこーなんじゃないのか?って思わせるリアリティーはないけど、リアルを感じる万城目ワールド炸裂のお気に入り作品です。
風太郎を先に読んだほうがいいかもと思いました。
大阪の日常文化が垣間見えるのが興味深かったです。そうした細やかな日常描写の一方、物語の柱となる壮大な陰謀が急に現れ、スリリング&スピーディーな展開となります。万城目作品は良作揃いですが、こちらも間違いないと思います。
Posted by ブクログ
良作。結末も納得感があり良かったです。
会計士はとっかかりくいかなと思ったけれど、キャラクターが個性的で読みやすかった。
空堀商店街を写真で見た。確かに坂でした。ここを登下校するのは大変だなと思ったり。
Posted by ブクログ
京都、奈良に続いての大阪のお話。例によって「こんな話あるかぁ⁉️」な話で面白かったです。
鳥居と言うキャラに途中はイライラしながら読んでました。スパイス効かせすぎ(笑)
あと、まさかの「鹿男」に登場した難波先生再登場!
二つの話は同じ世界の話だったんですね。
この話の鍵の一つに「父から息子へ」ってのがあると思うのですが、読み終わって、自分は一体どれだけの事を自分の息子と向き合って伝える事ができたんだろうか…ってなことを考えてしまったです。
それと、女性の懐のデカさには白旗です。
大義やら名分やらと偉そうにしてるかもしれませんが、結局、なんやかんやで、男性は女性には敵わんのですよ。こそこそ悪巧みなんてするもんじゃないなぁと、改めて思いました(笑)
最後の作者の後書きにも紹介があった「大大阪モダン建築」を抱えて辰野金吾が建てた建築物や、空堀商店街、そして木津川のポンポン船を訪ねてみたくなりました。
Posted by ブクログ
設定の勝利、というか発想の勝利といいますか、ともあれよくぞこんな話を思いつくものと感心するばかり。エンタメ小説って楽しいですよね、うん。
肩書きも相まってひたすら理屈っぽい会計検査院サイドと、大阪らしいといえばらしい人情味ある中学生サイド。どう交わるのか興味津々でしたが、鳥居さんがぐっちゃぐちゃにかき混ぜてしてくれました(笑)。いやこの人かなり不憫。有能だけどたぶん周りに恵まれてないですよ。気がついて、鳥居さん!まあ本人楽しそうだからいいか。
クライマックスの蜂起シーンは私の好みからするとややアウトローだった気も。集まって、で、そこから何さとややずっこけました。でも最後の落とし所は秀逸でした。そうか、大輔の立ち位置にはそんな意味が。してやられましたね。
ところでこれ、仮に松平さんが生粋の東京人だったら話は破綻したのでしょうか。多分結果は同じだった気がします。大阪人のアイデンティティもさることながら、検査官のプライドを完全に逆なでしたあの横やりが何よりも決定的。総理、あんたが敗因ですよ(笑)。
Posted by ブクログ
長編で読み応えありました!
想像していたストーリーとは違って、ひょっとしたら現実にあるんじゃないか!?と思ってしまうような…史実や、会計検査院という中央省庁の業務も出て来て勉強になりました。
東京一極集中を解消するのは、大阪のより一層の発展が鍵なのでは?と思います。
でも、大阪の人はそんなこと思ってもないかも知れませんね!独立国なのですから!
Posted by ブクログ
「とっぴんぱらりの風太郎」でどハマりした万城目ワールド。そういえば映画化もされてたけどまだ読んでなかったなぁ、と思い読みました。
ただただ面白い。突拍子もないストーリーなのに、本当にありそうだから面白い。万城目さんの作品は外れがないなぁと思わせてくれる面白さでした。
Posted by ブクログ
映画化もされた万城目学の小説。帯には大阪全停止と仰々しく書かれてあるが、そこは万城目ワールド。ギャグが散りばめられている。
東京の会計監査院の調査官が、大阪にある不可解な組織の会計の秘密を暴こうとする。一方、大阪の下町にはそんなことも知らない幼馴染の少年と少女がイジメに悩まされる日常を過ごす。実は彼らは400年にも渡って表舞台に出ず引継がれてきた秘密の主人公だった。
著者曰く、彼のふるさと大阪を描いた壮大なフィクション。
Posted by ブクログ
「とっぴんぱらりの風太郎」を読んでから読みました。風太郎の努力が報われたのがわかる設定でした。
もっと風太郎達のその後がわかるかなと思いながら読んだので、思ったほどはっきりと描かれていなかったのでちょっとさみしかったです…
ただ、やっぱり万城目ワールド!面白かったです!
私は大阪は馴染みがないので、出てくる地名がピンとこないことが多かったですが、わかったらもっと面白かったんでしょうねー
出てくる名前が豊臣家に縁がある苗字が多かったので、そこはあの武将の末裔なのかな?とワクワクしました!
Posted by ブクログ
導入で「大阪全停止」なんてあるものから、時間が止まる系の突拍子もないフィクションかと思いきや、結構日常リアリティ系で驚き。まあ大阪国とか、大阪城の地下に巨大な建物だとか、豊臣家の末裔を守るために発祥したとか、トンデモ系なことには間違いないのだが…。
物語の構図として「会計検査院」と年間五億を受給する大阪国が正面から対峙することで様々な人間の憶測や感情が飛び交うと言った感じ。
物語の展開は大きく風呂敷を広げたものの、最終的な着地点が「父と子の絆」や「男女の考え方」の違いが綺麗な風に描かれていて好みだった。
Posted by ブクログ
今度は、大阪!
何か映画で観た時は、プリンセスって付いてる割に、誰がプリンセスやねん?って感じで記憶に残るのは、綾瀬はるかさんだけ…まぁ、当然やけど(^◇^;)
小説では、綾瀬はるかさんの役は、男なんやけどね…
で、小説。
作者自身が、大阪城の近所に住んでたんなら、想いもひとしおやな。
これ読むと大阪の判官贔屓がよく分かる。
秀吉で天下を取ったけど、あっという間に落ちていって…
それも大阪城は、冬の陣、夏の陣で、徹底的に、壊され、秀吉の血も絶たれる。
更に、徳川の世になって、ぐちゃぐちゃにされたとこに、でっかい大阪城を再構築!
いくら、徳川の威信を見せるためとはいえ、やり過ぎたんやな。徳川さん。
大阪の民に火をつけてしまった。更に秀吉の血を継ぐ者がおるとなると…
守るために…地下深く潜航して、大阪国の出来上がり!
プリンセスを守る為なら、大阪の男が、ある合図で立ち上がる。ずっと続いた伝統というか歴史。
この秘密を語り方がええ感じ。確かに大人になって、父親と2人で、数時間もじっくり話してなかったかな…
もうムリやけど…
こんなん読むと後悔しきりやけど…
ちゃんと話さなあかんよ。
そういう場を持たすだけでも、この伝統は価値あるかも?
まぁ、私は、大阪出身やいからムリやけど。
こういう秘密の一つや2つあってもええんとちゃうかな…
たまには大阪城も行ってみようかな?
エレベーター付きの!w
ちなみに、秀吉さんの晩年は、大阪城というより、伏見城がメインで活躍してた。私は、伏見城は、ご近所さんなんで秀吉さんにも馴染みあり。前は、「桃山城キャッスルランド」という名で、遊園地やった事もある。(ホントの城の所在地は、そこやなく、そこの近くらしい)
その辺の地名は、武家屋敷やったから、松平なんとか町みたいな地名ばっかり。
高校のすぐ近くにあったから、懐かしい。
Posted by ブクログ
おもしろおおおおお!!!大阪国のあまりに突拍子のない設定とファンタジーさに「ありえないだろ!」と心の中でツッコミながら読み始めたんですが、途中からなんの違和感もなくなり、終盤は親子の絆に心打たれて涙を堪えながら読んでいました。おかしい、鴨川ホルモーのときとまったく同じ展開だ。万城目ワールド、恐るべし(笑)
Posted by ブクログ
映画も本も両方楽しんだけど、断然、本の方が私は面白かった。もちろん映画も、綾瀬はるかちゃんの鳥居も堤さんも良かったんだけど、話の流れがすこしムリがあるかなぁ。
本の方が伝わる感じがした。
Posted by 読むコレ
「偉大なる、しゅららぼん」が映画化という話題を聞き、読んでみたいなぁ、と思いつつもまだ高いから我慢我慢・・と、代わりに買ったのがこれでした。万城目さんの本は初めてです。
読んでいてすぐに感じたのは、キャラクターが生き生きと表現されていたこと、読み手を楽しませる文章だったこと。また中盤まで読むと、これがよく練られたファンタジーであることが解り、独特の世界観に引き込まれていきました。
難点といえば、結末があっけなかったことと、ファンタジー設定の無理が結末に響いてしまったことでしょうか。
とはいえ、とにかくキャラが良いので読んでて楽しいです。鳥居ムカつくわ~(笑)
Posted by ブクログ
第1章は話の基盤となるところだからあまり展開はなかったけど、
第二章からはかなり展開あり。
途中で明かされる主要人物は読んでると「この人かなあ」と検討がつくから微妙。
ただ面白かったし、濃厚な一冊ではあったのは確か。
Posted by ブクログ
昔から書名だけは知っていたが何となく未読だった作品。歴史小説か何かかと思ったら思いっきり現代が舞台で今更ながら驚いた。ただ登場人物の名前なんかは歴史上の人物から取っているのは直ぐ分かりました。
多様性が叫ばれて久しい昨今ですが、本作はある意味でそういったテーマを遥か以前に扱っていたという事になるでしょうか。まあこの辺りは個人的に食傷気味で然程しつこく掘り下げる事はここではしませんが。
兎に角大阪の風俗と気風を全面に押し出した作品。今後自分の人生で"大阪"をテーマに小説作品を挙げる機会が有るならば、間違いなく本作は外せないでしょう。
Posted by ブクログ
来ました!万城目ワールド!
秀吉の末裔っていうのは、まぁ、わかる。
でも、大阪国!王女を守る?大阪中の男たちが知ってる!?このハチャメチャさが魅力だよね(笑)筆者あとがきを読んで、大阪で生まれ育った万城目さんの大阪愛を感じた。
本題に入るまでの前段のお話が若干長かったかなー。でも、難波先生がちょこっと出てきたりしてファンとしてはとても楽しめた。
映画は原作とシチュエーションがだいぶ違うみたいだから見てみたい。
Posted by ブクログ
2025年ようやく1冊目。詳しい設定が張り巡らされていたのだが、入院中の呆けた脳には染み渡らず、読み飛ばしてしまいました。もったいない。丁寧に読んだらもっとおもしろかったろうになあ。史実も交えながらのフィクションで、おもしろかったです。
Posted by ブクログ
うーん、イマイチ!大阪国を存続する理由とか、それを認める流れとか、雑すぎないか?驚天動地…ではなかったな。
「少しずつ、世の中は見えへんところで変わっていくもんやと思う。どんな阿呆みたいな話だって、いつかはみんなに伝わる。だから、僕も伝えられると思う。誰からも、当たり前のものとして接してもらえる日がくるーー時間はかかるかもしらんけど」
人の思いは強い!みたいなとこがこの物語の本質なのかなあ。
Posted by ブクログ
作り込まれた設定は奇想天外ながら妙なリアリティに満ちていて、さながらよく出来たSF小説。思わず引き込まれる。
が、個人的に好きかというとやや違う。
なんというか、気色悪いというか座りの悪い読後感。うまく言えないけど。
たった一人の女性を300万人男性全員でひっそり守り続けることに意味を見出す男の浪漫とノスタルジー、周囲の女性達の「わかってる」感が支える、みたいなクソデカ主語で描かれる役割構造が、全体をのっぺらぼうじみて見せているように思う。
無理に前向きに描くトルーマン・ショーというか。「ものすごい大勢で大騒ぎしといてそれかい!」というか。
まあ、設定が作り込まれているだけに人物周りのリアリティまで求めるべき小説ではないと言われたらそれはそう。
Posted by ブクログ
安土桃山時代あたりの歴史好きな方は登場人物の名前を見てははーんと来るのではないでしょうか。ストーリーは奇抜ですが、構成がしっかりしているからか面白く読めます。大阪にはレトロな建築物が数多く残っているとの事ですので、一度散策してみたいと思います。大阪の魅力が其処となしに詰まった作品です。
Posted by ブクログ
国の収支をチェックする会計検査院。その機関のエリートである松平が旭と鳥居、2人の部下と大阪府にある法人へ検査に向かう。そしてその中のひとつの法人がなんだか怪しいと目にとまるが…。そこが実は35年間検査に入られていない組織で、35年前とは松平が大阪で不思議な体験をした年だった。
高きにそびえる大阪城とその地下にある『大阪城』。それにまつわる秘密組織と会計検査院との決戦へと大きく物語はうごいてゆくストーリー。
架空の組織や歴史が地理的リアルとうまく混ざりあって、途中ほんとにあったりしてと思ったり。
松平の視点のほか、中学生の大輔と茶子視点があり交互に進んでいく。社会人と中学生このふたつが徐々に関係性をもってくるあたりから話はどんどん進んでいった。
ハラハラドキドキはそんなにないけど秘密を少しずつ明らかにしていく工程が面白かった。
ただ少し地理的な説明が多く、なんだか頭にずっと地図を展開させて読んでた気もします。
あとちょっと伏線というか意味あったのかなという部分も気になるので少し読み返したいと思います。
余談ですけど本作品には『女性』がテーマというか、結局男は女の手のひらの上で転がされてたなぁという感想も持ちました。
Posted by ブクログ
設定はぶっ飛んでいたが中々面白かった。
舞台は大阪で豊臣家が滅ばず、代々豊臣の末裔を陰ながら支え続けていてその影響が国規模となっているというもの。そこに関わるようになった会計検査員3人が少しづつ全貌を明らかにし最後に大阪国の住民を相手に職務を押し通していく。
世間には認められていない大阪国と同じく世間から認められていない大輔の男だけど女としてのあり方ここ二つを連動させて、父と子が世の中の常識に強い意志で戦っている所は何よりも爽快だった。
物語を通じ大きな考えや常識に意思だけで足掻き打ち勝つそんなことを伝えたかったのではと思った小説。
Posted by ブクログ
よくこんなこと思いつくなぁ。映画予告見てたら旭と鳥居の男女が逆になってて最悪やった。読んでる時は面白かったけど、この本のメッセージや作中の争いの必要性があんまりわからんかった。
Posted by ブクログ
今更ながら、読んでみた。
読んでいてちょっとだれてしまった。
私にはハマらない作品だったのかも。
設定は面白いし、ところどころ笑えるんだけどね。