終活中毒

終活中毒

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

最高の最期(エンディング)のはずが、まさかのどんでん返し!?

残された人生の時間、あなたはどう生きる?
遺言、片付け、夢への挑戦…人生でやり残したことは?

余命わずかの時間をSDGs活動につぎ込む資産家の妻。一日も早く死んでほしいと願う若い夫だが、思いもよらぬ誤算が…(「SDGsな終活」)。
妻の三回忌が近づいたある日、家を出て疎遠になっていた息子が突然帰ってきた…(「最後の終活」)。
ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活…4人の〈終活〉に待ち受ける衝撃&感涙のサプライズの四編。
(収録作)
「SDGsな終活」
「最後の終活」
「小説家の終活」
「お笑いの死神」

そもそも人生では、予想外の出来事にいろいろ遭うのが普通なのだ。
どの物語もアイデアが卓抜で、アクロバティックなひねりが効いている。
主人公にも読者にも予測がつかない状態で展開し、着地がどうなるのか知りたくて、引き込まれる。
――青木千恵(書評家・解説より)

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終活中毒 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かったです!!アイデアが秀逸。読んでも読んでも面白い本が出てくるなんて、とても幸せな人生です。

    第1話 病院で僕は真美子に声をかけた。余命宣告済、独身、45歳、タワマン住みだということを確認してある。かなり裕福とみた。余命の理想的な長さは1年。余命わずかな女性を見つけて、結婚して、看取って、遺産をいただくのが自分の本業だ。プロポーズはうまくいった。
    今、田舎でSDG sな生活を強いられている。どうせ少しの間だ。仕事もやめて田舎までついてきた。薬が効いて前よりいいですね、と医師に言われて、確認してみると未承認薬を使っていた。一月100万円という額だ…くそ、俺の取り分が減る…
    自殺に見せかけて殺したろうかな、なかなかいい案が浮かばないし勇気もない。そうこうしているうちに1ヶ月4700万円もするアメリカの有効な治療が受けれることが判明。

    第2話 交通事故で妻を亡くした。一緒に歩いていたのに、数歩が生死を分けた。妻は死に、自分ははねられただけだ。妻が亡くなって疎遠になっていた息子の広海が帰ってきた。リフォームしてバリアフリーにすることになった。その後自宅で三回忌を行う。家の片づけを広海と一緒にやる。なんだか楽しい。三回忌が近づくのに、広海が来なくなった。警察に届けを出さなければ!警察に行ったが、あれ…自分の名前が出てこない。警官の方で調べてくれた。あ、松永さん。息子さんはすでにお亡くなりになっています…

    第3話 直木賞作家花菱あやめの葬儀に出席した神崎。昔は売れっ子作家だったが、25年前から売れていない。一緒にあやめと日光旅行にいった時、手がけていたミステリの手口を盗作された。おかげでスランプになり売れなくなった。追悼文を書くことになり、遺品分けに出席することになる。デビューの時にもらった文学賞の正賞であるワープロをもらうことにした。しかしその中には未発表の新作が入っていたのだ!

    第4話 癌を宣告されたお笑い芸人。ガーンと言ってみたかったが、言えなくて腰を抜かしている。芸歴13年、まったくブレイクすることなく、生涯の良かったことはヨメに出会えたこと。かわいい花ちゃんを授かったこと。
    病気や余命のことは秘密にした。ある日客席に全く笑わない男がいることに気づいた。仲間に話したところ、死神だという。笑わしてしまったら何故か死ぬらしい。P1グランプリに出場する。生命保険もかけてない自分がヨメと花ちゃんに残せるとしたらこの方法しかないのだ。

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    今回も毒々しい短編ね?と1話目を読み終わったところで思ったが、2話3話とほっこりして4話は一気読みで感動に震えた。どれも予想外の展開。今日もいい休日を過ごせたな。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    おもしろい、
    どんでん返しが何回も
    え、え、え、、そういうこと!
    と予想ができないオチ、
    3作目の小説家の話は
    読んでいてあつくなる、変な汗が、
    どうするの、このままじゃ盗作になるし
    と、なんか自分のことのように読んでしまった
    ちょっとした嘘がどんどん広がって
    傷口が深くなってる感じかなんとも言えず冷や汗。

    あと最後の一作、ちょっととっておこう

    最後の一作がまたいい、、これもびっくり。
    笑ったり泣いたり忙しい、、
    久しぶりにいい小説に出会えた。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    お初作家の秋吉理香子さん。
    「終活」が気になって、購入しました!

    40代、60代、70代の終活をテーマにしたお話
    1章の「SDGSな終活」は、ゾッとして、めちゃくちゃ怖かった!
    2~4章は、とっても泣けるお話でした
    特に4章の「お笑いの死神」が凄く感動しました

    全体的に読みやすくて、泣ける作品だった!

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    婚活中毒を読んだ感想で
    『婚活』シリーズを望んでいたのだけれど、
    『中毒』のほうが続いた。

    終活、ということで
    やっぱり死がつきまとう。

    一本目がイヤミス系でそういう短編集かと思ったら
    バリエーションも角度も色々な4編だった。

    お笑い×死はなぜか反則級に泣けてしまう。

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    4つの短編集どれも面白かったです。
    そういう事だったんだとか、えっ!?という
    ひと捻りされた伏線回収がすごく良かった!

    0
    2025年08月25日

    Posted by ブクログ

    終活というので高齢者が主人公かと思ったけれど、年齢関係ない4つのストーリーだった。どれも捻りがあって最後に恐ろしさや感動ありのものばかり。

    特に「お笑いの神様」の死神の正体が分かった時はホロリとしたが、しんみりだけじゃなく心温まるストーリーでとっても良かった。

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    ダークなイメージのある作者だったが、終活というテーマだからだろうか、ダークな話あり温かみあり切なさありと盛りだくさんな短編集で一気に読み進める事が出来た。死という人生の終わりに際し、その人が紡いできたものがどういった形であらわれるのか。自分や自分の大事な人の終わりが優しいものになるといいな。

    0
    2026年06月23日

    Posted by ブクログ

    4話からなる終活ストーリー。どれも最後がそうきたかと読み手を唸らせる著者のテクニックが素晴らしかった。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    婚活に必死になる高齢者の話かと思ったら全然違った。
    ハッとする結末のミステリー短編集。

    0
    2026年03月22日

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