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最高の最期(エンディング)のはずが、まさかのどんでん返し!?
残された人生の時間、あなたはどう生きる?
遺言、片付け、夢への挑戦…人生でやり残したことは?
余命わずかの時間をSDGs活動につぎ込む資産家の妻。一日も早く死んでほしいと願う若い夫だが、思いもよらぬ誤算が…(「SDGsな終活」)。
妻の三回忌が近づいたある日、家を出て疎遠になっていた息子が突然帰ってきた…(「最後の終活」)。
ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活…4人の〈終活〉に待ち受ける衝撃&感涙のサプライズの四編。
(収録作)
「SDGsな終活」
「最後の終活」
「小説家の終活」
「お笑いの死神」
そもそも人生では、予想外の出来事にいろいろ遭うのが普通なのだ。
どの物語もアイデアが卓抜で、アクロバティックなひねりが効いている。
主人公にも読者にも予測がつかない状態で展開し、着地がどうなるのか知りたくて、引き込まれる。
――青木千恵(書評家・解説より)
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Posted by ブクログ
面白かったです!!アイデアが秀逸。読んでも読んでも面白い本が出てくるなんて、とても幸せな人生です。
第1話 病院で僕は真美子に声をかけた。余命宣告済、独身、45歳、タワマン住みだということを確認してある。かなり裕福とみた。余命の理想的な長さは1年。余命わずかな女性を見つけて、結婚して、看取って、遺産をいただくのが自分の本業だ。プロポーズはうまくいった。
今、田舎でSDG sな生活を強いられている。どうせ少しの間だ。仕事もやめて田舎までついてきた。薬が効いて前よりいいですね、と医師に言われて、確認してみると未承認薬を使っていた。一月100万円という額だ…くそ、俺の取り分が減る…
自殺に見せかけて殺したろうかな、なかなかいい案が浮かばないし勇気もない。そうこうしているうちに1ヶ月4700万円もするアメリカの有効な治療が受けれることが判明。
第2話 交通事故で妻を亡くした。一緒に歩いていたのに、数歩が生死を分けた。妻は死に、自分ははねられただけだ。妻が亡くなって疎遠になっていた息子の広海が帰ってきた。リフォームしてバリアフリーにすることになった。その後自宅で三回忌を行う。家の片づけを広海と一緒にやる。なんだか楽しい。三回忌が近づくのに、広海が来なくなった。警察に届けを出さなければ!警察に行ったが、あれ…自分の名前が出てこない。警官の方で調べてくれた。あ、松永さん。息子さんはすでにお亡くなりになっています…
第3話 直木賞作家花菱あやめの葬儀に出席した神崎。昔は売れっ子作家だったが、25年前から売れていない。一緒にあやめと日光旅行にいった時、手がけていたミステリの手口を盗作された。おかげでスランプになり売れなくなった。追悼文を書くことになり、遺品分けに出席することになる。デビューの時にもらった文学賞の正賞であるワープロをもらうことにした。しかしその中には未発表の新作が入っていたのだ!
第4話 癌を宣告されたお笑い芸人。ガーンと言ってみたかったが、言えなくて腰を抜かしている。芸歴13年、まったくブレイクすることなく、生涯の良かったことはヨメに出会えたこと。かわいい花ちゃんを授かったこと。
病気や余命のことは秘密にした。ある日客席に全く笑わない男がいることに気づいた。仲間に話したところ、死神だという。笑わしてしまったら何故か死ぬらしい。P1グランプリに出場する。生命保険もかけてない自分がヨメと花ちゃんに残せるとしたらこの方法しかないのだ。
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