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Posted by ブクログ
現代日本の象徴、大企業内部の男社会の構図を、主人公の女性日未子目線で描いた作品。
社内政治や、合併前の出身企業による対立やしがらみ、そこで見える男性特有の?野心といった会社の様子が、女性の目を通して描かれていて、すーっと読めた。
さすがに現実にはこんなに色々起こらないだろう、というほど事件だらけではあることや、時折ロマンチックが過ぎる描写はあったけれど、全体通してすごく読みやすかったし、ヨガに関する部分は、一度立ち止まって自分を見直すべきことに気づかせてくれた。
全ての物事に意味があるから、その理由を考えなさい。そして全てを受け入れなさい。という教え、全ての宗教に通じる部分じゃないかな。
Posted by ブクログ
合併によってできた巨大銀行で生きる女性の物語。
プロローグ
第一章 風のささやき
第二章 炎のゆらめき
第三章 街のきらめき
第四章 谷間のおののき
第五章 森のとまどい
第六章 水のやすらぎ
第七章 万物流転
合併によって誕生したミズナミ銀行に総合職として勤める日未子は、旧銀行同士の派閥争いに巻き込まれ、不倫相手の上司も、その権力闘争に身を投じていき、男性組織に嫌気がさしてくる。
自分の生き方を模索する日未子は幸せになるのか?
日未子が開き直るところがなんか腑に落ちない。
不倫していたからには、そういう結末でも仕方ないのではないかと。
Posted by ブクログ
権力闘争のドロドロはなかなか面白い。しかし、出てくる男がほとんど駄目男。利洋は前半格好よく描かれているが、部下に手を付けて調子のいいことを言っているだけだし、今時自殺不安のある部下に対する対応さえ分かっていないのはありえない。谷川も谷川で、自分は散々部下を苛めていた癖に、立場が変わると一月も持たない。藪内も、少し上が見えてくるとすぐに欲を出して調子に乗り、復讐を言い訳にした自己利益の追求。人間らしいといえばそうなのかもしれないが、揃いも揃ってどうなのか。
では、日未子はというと、今まで見ようとしなかっただけなのに、悪いところが見えるとすぐに手のひら返しで嫌いになったり、擁護したりぶれまくりで、最後はやりたいようにやればいいや!と放置。男性が描く女性って、芯のない女性が多いな、とがっかりする。
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