オーラの発表会

オーラの発表会

小説・文芸
715円 (税込)

3pt

「人を好きになる気持ちが分からないんです」海松子(みるこ)、大学一年生。他人に興味を抱いたり、気持ちを推しはかったりするのが苦手。趣味は凧揚げ。特技はまわりの人に脳内で(ちょっと失礼な)あだ名をつけること。友達は「まね師」の萌音(もね)、ひとりだけ。なのに、幼馴染の同い年男子と、男前の社会人から、気づけばアプローチを受けていて……。周りとうまくやりたいのにやれない風変わりな女子大学生が主人公の不器用で愛おしい恋愛未満小説。デビュー20周年! 綿矢りさワールド全開!!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    オーラの発表会
  • タイトルID
    :
    20095166
  • 電子版発売日
    :
    2024年08月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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オーラの発表会 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み進めるうちに、海松子を見る目が少しずつ変わっていくのが心地よかった。

    最初は「変わり者すぎるけど、大丈夫かな?」と心配していたのに、次第に自分の軸をぶらさずに生きる姿が眩しく見えてきて、最後には愛おしくて、心から応援したくなっていた。

    人に合わせてしまう自分にとって、周りに流されず、自分らしく生きる海松子が羨ましかった。

    一方で、親友の萌音は海松子とは対照的に、人の真似ばかりしてしまう子。でも、そんな萌音のことも否定せずに描いているのが好きだった。

    自分の軸を持って生きる人も、人に影響されながら生きる人も、どちらもそれでいい。そんなふうに思わせてくれる作品だった。

    成瀬シリーズを読んだときと似た感覚。
    すごく好きだった。

    0
    2026年11月01日

    Posted by ブクログ

    綿矢りささんの短編「嫌いなら呼ぶなよ」の一話目
    「眼帯のミニーマウス」にチラッとでてきた海松子(みるこ)、という名前、何となく覚えてたら、彼女が主人公の物語があるのを偶然知った。
    「眼帯のミニーマウス」はこの「オーラの発表会」ピンオフらしい。

    主人公 海松子(みるこ)は大学生になり、両親の手配により一人暮らしを始めることになる

    お洒落や恋愛に興味もなく、人の気持ちというものがわからない、脳内では人にあだ名をつけ、相手の口臭から学食のメニューを嗅ぎ当てるということを特訓中⋯

    凧あげが好きで、友達は「まね師」(という脳内のあだ名)の萌音だけ、
    周りとうまくやりたいのにやれない女の子の物語

    海松子の独自の視点というか、観察眼が長けている。それがちょっとズレた方向にいってるのが本人はわからないらしい。誰に対しても敬語で話してるのも本人の性質を表してるようだった。
    ちょっと奇妙な海松子なのに、彼女に恋してる男の子が2人もいて!人との距離感も掴めないのに恋愛なんてできるの?!というところまで面白かった。

    両親がなぜ一人暮らしをさせたかの理由も、愛があって良かった。

    自分に正直に生きている純粋さゆえの生きづらさもあって、どうなるんだろうと思いながら読んだ。
    最後はとても良い具合で、読後感がとても良く感じた。

    0
    2026年10月13日

    Posted by ブクログ

    変な人の解像度高すぎる…..
    これだけ書いといて、最終的に題名でもある「オーラの発表会」に収束するのヤバすぎる(良い意味)

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    勝手に脳内で大変失礼なあだ名を日常的に考える主人公のJDが面白すぎたし、最後ちゃんと恋愛して彼氏ができるのも可愛くて面白かった。

    主人公の母親がモテ女製造機で人生のモテ期がその時だった感のある主人公がとにかく面白かった。

    これを機に綿谷さんの本にハマっていくのでした。

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    タイトルはそうゆう意味か‼‼
    めちゃくちゃ面白かった(泣)
    社会人として自分が永遠に戻れない大学生生活をもう一度体験できて泣きそう、、、、そうだよね色んな人と接して自分の世界をどんどん広げていく時期だよね、、、最後海松子も成長してて親目線で泣きそうになりそうやった、、、、、後自分らしくいることが結果的に人に好かれるんだね、、、なんでこんな簡単な事わからなかったんだろう、、、もう一度やり直したい大学生活

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    海松子を通して生き辛さを表現しつつ、ありのまま生きることを肯定してくれているような、素敵なお話。

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    「勝手にふるえてろ」を何年か前に読んで以来の、綿矢りささんの作品。当時、男性の描写があまりにもリアルで読んでいて(良い意味で)気持ち悪くなってしまいそれ以来あまり読んでいませんでした笑

    今回この作品を読んでみて、当時の感覚にも納得!一人一人のパンチが強いキャラクターなのに、ちゃんとそれぞれの考えや感じ方に共感できる部分があるのは、一人一人の心の機微を繊細に描写してくれているからなんだ!と思いました。

    海松子、という名前からしてもう個性的だと思ったのですが、それをも凌駕する不器用さ、ベクトルのおかしな鈍感さと敏感さ、なぜここで?という素直さ。全てひっくるめて、読み終わるころにはほんとに愛しいと感じるようになっていました。恐るべし。

    新年一発目に読んだ作品でしたが、すごくパワーが湧きました!

    2025.1.5

    0
    2026年03月24日

    Posted by ブクログ

    主人公の海松子は、人の口臭で食べたものを当てることを自慢げに特技だとしたり、脳内で人に失礼(本人は無自覚)なあだ名を付けたり、恋が分からなかったり、自分の身なりに全く興味のない女の子。
    読み始めは海松子の気持ちを全然理解できなかったけど、読んでいくにつれて、海松子の心の中にどんどん吸い込まれていった。海松子の人生の一部を、まるでわたし自身が体験したような感覚に陥った。海松子を知る人は海松子をとても大切に想っているから、わたしも抱きしめられているような気がした。
    二人の男性との恋がなかなか進まない世界だったけど、たまにロマンチックな描写が出てくると、眩しさについ目を閉じてしまった。起承転結はないけど、心が澄んで良い読み終わりだった。

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    変な女が出てくる小説は色々ありますが、綿矢さんは社会に溶け込んでいる様子の表現が上手だからか、不快感なく読めて好きです。

    0
    2026年10月18日

    Posted by ブクログ

    想像以上にさわやかな終わり方で明るい気持ちで読み終わった。
    人とズレた主人公、人と関わる場面で一瞬も戸惑わない思い切りの良さが縁を繋いでいくんだろうな。
    何が不安になって人と同じものを選んで正解にしたくなるけど、自分の良さまで変えなくていいし、歪なところはそのまま愛そうとしていく海松子たちが愛しい。

    0
    2025年10月03日

オーラの発表会 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    オーラの発表会
  • タイトルID
    :
    20095166
  • 電子版発売日
    :
    2024年08月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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