ウォーク・イン・クローゼット

ウォーク・イン・クローゼット

小説・文芸
638円 (税込)

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対男用のモテ服好みなOL早希と、豪華な衣裳部屋をもつ人気タレントのだりあは、幼稚園以来の幼なじみ。危うい秘密を抱えてマスコミに狙われるだりあを、早希は守れるのか? わちゃわちゃ掻き回されっ放しの、ままならなくも愛しい日々を描く恋と人生の物語。表題作他「いなか、の、すとーかー」収録。【解説入り】

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    ウォーク・イン・クローゼット
  • タイトルID
    :
    60007686
  • 電子版発売日
    :
    2017年11月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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ウォーク・イン・クローゼット のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「いなか、の、すとーかー」は、綿矢りささん特有のオチが読めるのに奇妙で、あり得ないだろっていう描写がたっぷりなのに人間の"あるある"が詰め込まれてる感じ。

    表題作である「ウォーク・イン・クローゼット」は、特に28歳の私自身の"あるある"が詰まっていてちょっと苦しくなった。
    主人公の早希は自意識過剰で自己肯定感が低くて生きづらくて人に期待しては傷ついていく弱くて強い女の子。
    親友のだりあは反骨精神で生きてて強いけど純粋で実は柔らかい女の子。
    そんな2人の幼馴染のシスターフッドが描かれている。

    「死んだら皆が泣いて惜しむような人間になろうって」と気高く生きてた芸能人のだりあが出産を経て大量の服を手放すのも
    デート相手に合わせて服をチョイスし、着ていく服に4.5時間悩み、体目的の男の甘い言葉にいちいち騙されてたOL早希が人の反応を気にせず趣味は"お家でお洋服クリーニング"と他者に話すようになり、だりあから貰ったお洋服を愛でて暮らすのも
    女の子ってかわいくて最高だなぁって思えてとても好きだった。

    コピーライター尾形真理子さんのあとがきもよかった。
    --
    早希は「私たちは服で武装して、欲しいものを摑みとろうとしている」といって、〝対男用〟の洋服をクローゼットに揃えます。だりあは「きれいな服は戦闘服なのかも」といって、自分の存在を肯定するために服でウォーク・イン・クローゼットを満たします。なぜ女の子は、こんなにも自信がないのでしょうか。自己肯定が苦手というか。彼氏を作らなきゃダメ、結婚しなきゃダメ、というのは「誰かに選んでもらえなきゃダメ」という感覚と同義になっているのかも知れません。
    良い場所に並ぶ努力をしたり、POPをつけたり、できるだけ素敵なお客さんに選んで欲しい。だけど売れ残るのは最悪だから、どこまでなら値下げできるか必死で計算する……みたいな。狡猾なようで、けなげであり。
    --
    「服は口ほどにモノをいう」
    自分と他者の間に服はあるということ。人間を知ってないとおしゃれはできないということ。
    --

    私の胸に刺さった等身大感を言語化してくれた!
    女の子は安売りしちゃいけないし、胸張って好きな事を好きでいていいんだ。
    おしゃれって難しいけど、自分の状態、相手をどう捉えてるかが表れるから楽しい。
    女に生まれたからにはおしゃれ楽しんで生きてこう。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    いなかのすとーかー
    ちょっと怖い話で恐怖体験!とも思ったけど自惚れってやっぱダメだな、と改めて思った。どんな立場になっても、初心を大切にしてほしいですね。

    ウォークインクローゼット
    とってもよかった!この話大好き!!!さきの気持ち分かるなあと思いながら読み進めました。さきもだりあも幸せになってほしい、、、!!

    二つの作品とも長さがちょうど良くて読みやすかったです。ウォークインクローゼットは読み返したい!!!

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    いなか、の、すとーかー/実際のストーカー案件で、こんな結末はあり得ない、というかリアル当事者に怒られそう。でも、好きですこのラスト。というか普通にホラー的で面白かった。\ウォーク•イン•クローゼット/こういう余韻を残したラストは記憶に残る。好き。
    2、3年後に再読したい。

    0
    2021年10月19日

    Posted by ブクログ

    表題の方が後半に入っている構成が意外。2つもも面白かった。綿谷さんの本はどれも面白いな。ただ、面白いと言っても、それぞれ方向性が違いました。
    いなか、の、すとーかーは、ミステリーホラー小説を読んでいる感じだった。予想外の展開。でも、出てくる人物の誰もなんだか憎めないのが不思議。かなり酷いストーカーなのになぁ。ぞわぞわしながらも目が離せない展開でした。
    ウォークインクローゼットは、昔の自分を見ているかのような主人公だった。人にどんな風に見られているか、素の自分を出せず、人の事は品定めしてしまう。なんか分かるなぁと。決してモテない訳ではないけれど、果たして本当に人に好かれるとはなんなのだろうと迷う感じ。友達のだりあも、好きな人物。私も友達になりたいタイプだった。女の子には嫌われそうだけど、それは嫉妬から来るものでどこか憧れの存在。あと、この話の終わり方がとても好きでした。ああうまくいってほしい、きっと上手くいくんじゃないかな?続きが見たい、と思いつつ終わってしまう感じ。全く先が読めない訳ではなく、でも完全に終わる訳ではなく。続きは自分の好きに想像しておきます。

    0
    2021年04月11日

    Posted by ブクログ

    表題作は服というテーマで女の友情や生き方を描いたパワフルで爽やかな作品。綿矢りさ作品はクセ強な主人公が多いイメージだが今回の主人公=早希は比較的平凡なOL。幼馴染で芸能人のだりあにちょっと嫉妬や羨望を抱きつつも大切な友達として付き合い、モテたくて色んな男とデートするけど簡単に寝ることはせず、節約も兼ねて大好きな服は丁寧に手洗いする。平凡だけどしっかり芯があって好感が持てた。もう一篇の『いなか、の、すとーかー』はなかなかのサスペンスというホラーというか。これまた一味も二味も違って面白かった。

    0
    2026年09月23日

    購入済み

    最年少受賞されてから

    お名前だけは存じていましたが
    他の作家さんや読書家さんがやたらオススメされるので
    とうとう読了

    ディグるかどうかはこれから決めようかと思います
    迷わず過去作品を全て読もうとまではなりませんでした。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    綿矢さんの本は二冊目です。揺れ動く人の心をうまく捉えているなと感じました。いなかのすとーかーはなんで警察に届けないんだと、エスカレートしていくストーカー行為にハラハラしながら読み続け、自分で決着をつけて偉いと感心。蹴りたい背中も読んでみたくなりました。ウォーク・イン・クローゼットは洋服好きな主人公をちゃんと見てくれる男友達がいて良かった。次は蹴りたい背中読んでみようと思いました。

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    「いなか、の、すとーかー」と「ウォーク・イン・クローゼット」
    どちらも主人公が一つの事件をきっかけに自分の生き方を見直す物語
    しかし、それ以外にもう一つの要素が必要だ
    「いなか、の、すとーかー」は仕事
    「ウォーク・イン・クローゼット」は衣服
    最初はあまり共感できないな、と思っていた主人公がラストシーンではすっかり見違えた姿を見せてくれます
    時には滅茶苦茶に重い雰囲気を持つこともある綿矢りさ作品ですが、本書はコメディタッチなところもあり非常に読みやすいです
    (私はその滅茶苦茶に重い雰囲気が著者の一番の魅力だと思っていますが)
    ホラー、ミステリ、冒険活劇など様々な要素が花を添えているのも本書の魅力

    0
    2026年02月28日

    Posted by ブクログ

    どちらの話でも人間観察に優れた表現力で、各キャラや掛け合いの感じが小気味いい。

    そういえば著者の男性目線の話読むのはじめてだ。

    0
    2026年02月05日

    Posted by ブクログ

    初めての綿矢さん作品。
    収録されている2作品とも好きでした。良い意味で心地よくサーっと話が進んで行くんだけど、登場人物の個性や芯にあるグツグツした強い感情・思考の面に惹きつけられたんだろうな。

    0
    2025年08月28日

ウォーク・イン・クローゼット の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    ウォーク・イン・クローゼット
  • タイトルID
    :
    60007686
  • 電子版発売日
    :
    2017年11月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
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