あのころなにしてた?(新潮文庫)

あのころなにしてた?(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

3.3

すべての予定が消えた今、今日は何をしよう――。深刻さと楽観視がくるくる入れ替わったあのころ。おうち時間に作った「噛むとゴリゴリ鳴るほど固いパン」を家族で食べ、リモートでラジオに生出演し、カフェで談笑する女子高生を見かけ彼女たちが「好きな人のマスク姿」にときめく様を想像する。2020年、めまぐるしい日々のなか綴られた著者初の日記エッセイ! 直筆カラー挿絵など計34点を収録。(解説・加藤千恵)

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あのころなにしてた?(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    綿矢りささんの初のエッセイ。

    読み終えて感じたことは宮部みゆきさんの杉村シリーズの読み心地と似ているということ。コロナという事件があって、家族というフェーズもあり、交互に繰り返しながら物語が進む。
    作家の生活全部を見せる必要はない。リアルさをそこに求めていないがコロナという不穏さが家庭に及ぼす影響

    0
    2024年10月09日

    Posted by ブクログ

    綿矢さんの初のエッセイ。
    お子様を持つ普通のお母さん視点のエッセイで。
    コロナが始まった頃の様子が記録されたエッセイ。自身のコロナ渦の時の記憶や想いと重なる時があり、
    時が経った時あの頃、あの時代こうだったなと振り返れる作品。時が経ってからより、大事な一冊になるのではないかなと思います。

    0
    2024年09月14日

    Posted by ブクログ

    独力で全て理解出来る能力が無いので 発刊間近の文庫本の販促の為 保育園で感冒が流行ってたので 物凄い勢いで今回のウイルスに絡んだ長編を書き上げて行くキング氏が思い浮かんで頭から離れない 第二次世界大戦中でも優雅な四姉妹の生活を書き続けた「細雪」の谷崎潤一郎のようなスタイルも有る 緊急事態宣言、ちょっ

    0
    2024年12月05日

    Posted by ブクログ

    綿矢さんのエッセイ!読みたい!タイトルからして学生時代とかの思い出かな〜?と思ってたらコロナが流行り始めてからの一年間の生活が綴られたものでした。改めて振り返るとすごい年だったなぁ…。

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    数年前の話なのに、コロナ時代の話って、まるで「江戸時代のびっくり風習」を読むみたいな気持ちになるのなんでだろー

    0
    2024年10月08日

    Posted by ブクログ

    コロナが流行し始めた頃から一年間の日記。コロナによる様々な弊害に一喜一憂した日常が描かれてる。著者の作品が好きで何作か読んでいるが、普段こんなことを考えて物語を書いているのかがみれて面白かった。
    もうすでにコロナは過去のことになりつつあるけど、この本を読んで改めて”普通”の日常が送れている今は幸せだ

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    推し作家の綿矢りさの新刊が平積みされてて
    即買いしました。

    4月22日 7月8日 12月3日が好きだったが、
    それ以外、綿矢りさらしさがあるわけでもなく。

    ただの30代女性のコロナ期日記
    それ以上でも、それ以下でもない。

    有名推し作家も、一般人と同じように
    一般的な感覚で、コロナ感染拡大や、緊

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    感想
    何重にも覆われた自分。職業があって、家庭での役割があって。それぞれの役割でするべきことがある。だから記憶と結びつく。どう歩んできたか。

    0
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    綿矢りささんのエッセイ。
    エッセイというか2020年(コロナ禍)に書かれた日記です。

    液体石鹸から固形石鹸に変えたり、安売りされてるオリンピックグッズを見て切なくなったりは共感。
    あと遅まきながら五木寛之さんの大河の一滴は読もうと思いました。

    あとがきが凄く良かったです。特に最後のところ。
    引用

    0
    2025年07月31日

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