蹴りたい背中

蹴りたい背中

小説・文芸
572円 (税込)

2pt

第130回芥川賞受賞作品。高校に入ったばかりの“にな川”と“ハツ”はクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく……いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    蹴りたい背中
  • タイトルID
    :
    102689
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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蹴りたい背中 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人によっちゃあ「ハァ?」って感じかもしれんが、私とっては最高で大切な作品です。どこがそんなにいいかと聞かれたらうまく答えられません。中学生の時に初めて読んでから、10年以上経った今でもたまに読み返します。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    純文学は、一か所でも知っている感情に出会えればいい。

    というわけで私が知っていた感情。↓

    「自分の内側ばっかり見ているから、何も覚えていない。学校にいる間は、頭の中でずっとしゃべっているから、外の世界が遠いんだ。」

    ここだ。
    これはまさしく高校生の時の私だ。
    なんならおばさんになった今でも若干そうだ。

    綿矢りさと同世代なので、雑誌を集めたり、ラジオを聴いたり、ライブに行ったり…あの感じがリアルに想像できた。まぁ同世代じゃなくても想像できるだろうけど、90年代後半~00年代前半のあの感じ。
    ていうか、主人公よりもにな川にシンパシーを感じてしまっている(笑)
    好きなアーティストに心酔して、痛いことしちゃうよね。はたから見たら引くよね。

    主人公への共感ポイントはまだある。
    運動部ではなかったのでスポーティな格好ではなく制服だが、夏に部活のあとお店に入ってひんやりする感じ、懐かしかった。少し場違いな変な感じ。

    思春期の学生生活特有の、グループ面倒臭い、人間関係面倒臭い、というか他人をとことん見下している、基本いら立っている、そのくせ認められたい。
    わかる。わかりすぎる。もう戻りたくないな、と思いながら読んだ。
    しかし読後、「こういう感情の時期はもう戻らないのだな」とちょっと寂しくなった。

    そして「好き」という単純明快な表現では絶対に収まりきらない「蹴りたい」という感情。なったことはないけどわかる気がする。

    こういう人間は20代になってもこじらせた恋愛をしそうに思えてきた。
    やっぱり戻りたくない(笑)

    忘れていた感情を思い出して懐かしむことができるから、読書ってやっぱりいいよね。

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    進学して環境が変わった途端、周囲が急に低レベルに見えてしまう。旧友に誘われても、どこかで「自分はもうあんな集団とは違う」と思い込み、みんなが笑ってる中でも同じ土俵に立ちたくなくて笑いをこらえる。

    他人を見下していたのに、実際には特別だと思っていた己のほうが視野が狭く、他人の友情や関係性まで打算に見えて軽蔑する心の弱さ。

    あまりにも学生時代の自分に似ていて、ちょっと涙が出ちゃった。

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ


    『蹴りたい背中』
    綿矢りさ

    高校生の ハツ はクラスに馴染めず孤立している。
    同じく浮いた存在の 椎名 は、アイドル“ミイコ”に異常なほど熱中しており、その一途さにハツは戸惑いながらも強く惹かれていく。

    二人は近づくようで近づかず、
    ハツは椎名の“背中”に向けて、
    恋とも憧れとも違う、説明できない衝動を抱くようになる。

    物語は、孤独な二人がすれ違いながらも互いに影響を受け、
    ハツが自分の感情と向き合い始める瞬間を描いて終わる。

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    他人には、興味がない。周囲の学生たちに比べて、どこか達観したハツは、人一倍不器用で、人一倍寂しがり屋だった。男子の部屋に呼ばれれば、掻き立てられる妄想に胸を躍らせるし、友達が他の誰かと話していれば、ヤキモチも焼く。思春期特有のモヤモヤを思い返しながら、すこしくすぐったく思いながら一気に読み切ってしまった。

    0
    2025年10月26日

    a

    購入済み

    あ

    とてもよい

    0
    2021年01月26日

    購入済み

    むき出しの自意識

    オサーンになってしまうとリアルに感じることは難しいけど、たしかにこういう自意識のかたまりみたいな時期もあったような。
    思い出すとこそばゆい。
    このストーリーに反発を覚える人の気持ちもわかる気がする。

    2
    2013年12月04日

    Posted by ブクログ

    蹴りたい気持ちが理解できずに検索かけてみたら同じ人がいて安心した。理解できないのは幸せなことかもな。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    「さびしさは鳴る」という印象的な書き出しはとても有名ですね。
    クラスに馴染もうとしない女子高校生の長谷川。同じく溶け込めないにな川の様子が気になります。
    恋愛感情も含め、その他いろんな感情が混ざり合った複雑な気持ち。彼の一面を知る度にカエル化したり嫌悪感を感じたり、冷たく当たって反応をみたり。とにかくにな川から目が離せない長谷川。
    長谷川の思考、あの頃特有のプライドや拗らせもわかりすぎて「ヒャー!」となります。
    これを言語化したのがすごい、「蹴りたい背中」ってワードのハマり方もすごい、何より著者・綿矢りさが当時19歳というのがすごい…

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    初めての綿矢作品。
    今思えば、発刊当時に読まなかったのは、賞まで獲ってしまうような同い年の人への嫉妬からだろうなw

    やっと他人のすごさを認められる年齢になって読んでみて、高校生時代の激しく揺れ動く感情を言葉にするとこんなにも印象的な文章になるものなのか!?と驚いています。

    昔の自分を見ているような気持ちにもなり、少しざわついたけど、それも受け入れられる年齢でよかった。

    0
    2026年04月02日

蹴りたい背中 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    蹴りたい背中
  • タイトルID
    :
    102689
  • ページ数
    :
    192ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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