転がる検事に苔むさず

転がる検事に苔むさず

847円 (税込)

4pt

4.0

窓際検事の逆転なるか!

夏の夜、若者が高架鉄道から転落し、猛スピードの車に衝突した。自殺か、他殺か。判断に迷う刑事課長は飲み友達の検事、久我周平に助けを求めた。出世レースから外れた久我は日の当たらぬ部署で罰金刑など軽めの事件ばかり扱う一方、遺体の検分には豊富な経験を持つ。久我は靴の傷に他者の関与を疑う。交番巡査、新人の女性検事とともに若者の身辺を探っていくと、海を超えての怪しげな高級外車の取引が浮かびあがった。法務検察内のパワーゲームにも巻き込まれながら、男の正体に迫っていく。窓際検事の逆転なるか。

◎著者は、検察庁など司法を担当した現役新聞記者
◎解説は元最高裁判事の甲斐中辰夫氏
◎第3回警察小説大賞受賞作

真摯に正義を求める“生身の検事”がここにいる―――柚月裕子 氏激賞!

※この作品は単行本版『転がる検事に苔むさず』として配信されていた作品の文庫本版です。

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転がる検事に苔むさず のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    初めての検事ものの小説。
    出世街道から外れた久我検事が自殺か他殺か分からない事件を紐解く。
    区検で小さい事件を取り扱い久我と、久我が指導官を務める倉沢のコンビがなんかいい。
    淡々とこなしているように見えるけどそうじゃない久我、上司にも物怖じしない倉沢。
    検事というなかなか見えない世界が少しは分かった...続きを読む

    0

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