生霊の如き重るもの

生霊の如き重るもの

1,045円 (税込)

5pt

天魔は跳び"屍蝋"は滴る。怪異が其処に……。刀城言耶、揺籃の時代。奇っ怪な分身、"生霊"の目撃談が語り継がれる奥多摩の旧家、谷生家。それが現れるとき、当人に死の影が指すと恐れられる謎の現象である。同家を訪れた刀城言耶は、そこで不可解な復員兵の死に遭遇するのだが……。表題作他、全五編を収録した"学生時代の事件簿"と言うべき"刀城言耶"シリーズ第二短編集。

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生霊の如き重るもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第二短編集。全ての作品で、怪異の仕業に見える怪奇事件の真相を刀城言耶が見破り、真実が明かされたあとに怪異の発生する描写が有り、本当に怪異がいたのか……と驚くとともに恐怖を感じた。各短編ごとに真相もなるほどと思わされるものだった。

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

    一応推理してみるけど、自分の推理は途中でそれは違いますって探偵に言われちゃうやつなんだよなあ。
    ホラーとミステリーの融合。両方ちょうどいい感じ

    0
    2019年12月23日

    Posted by ブクログ

    なかなかに粒揃いの短編集。不可解な現象に解釈をつけるも、最後には説明のつかない怪異が残る。パターンが全編通してハマっていた。「天魔の如き飛ぶもの」コミコミで個人的ナンバーワン。言耶の立ち居振舞いが格好いい。トリックのインパクトもあるし、オチがバチーンと決まってた。「生霊の如き重るもの」表題作だけあっ

    0
    2017年08月22日

    Posted by ブクログ

     刀城言耶が学生時代の時に遭遇した怪異としか思えない事件をお得意の一人多重推理で解決していく短編集で、怪異を論理的に解くのは勿論、ラストでゾクッとする終わり方も最高だった。それにしても阿武隈川烏は友達か知人にいたら面倒くさい人だなぁ。

    0
    2024年07月10日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶シリーズ第2弾短編集!

    今回は刀城言耶の学生時代!!
    若かりし頃の刀城言耶!そして阿武隈川烏((≖֊≖)
    このシリーズの短編はやっぱり読みやすく
    どれも面白い!!ꉂ(ˊᗜˋ*)
    そして今回は阿武隈川烏先輩の癖強い人柄が
    ものすごーーーく!強調されていて
    僕も刀城言耶と同意見!絶対に一緒に旅

    0
    2023年05月17日

    Posted by ブクログ

    ★4.0
    密室の如き籠るもの未読なので初めて読んだ刀城言耶シリーズの短編、想像してた何倍も面白かった。謎の複雑さ・ストーリー・不気味さが比較的さっぱりしてる作品、長編にしてほしい生霊、ホラー感強めの顔無しもいっぺんに楽しめた。
    阿武隈川烏のキャラクターも長編より可愛らしく(可愛くはないがコミカルな感

    0
    2022年08月16日

    Posted by ブクログ

    刀城言耶短編集2。短編にちょうどいい感じで謎解きと怪異がブレンドされていて、とにかく引き込まれる。短編間で共通のテーマと異なる個性が織り成されていて、全体としての読み応えもある。マイベストを選ぶとすれば表題作かな。最後のも変わった趣向でよかった。

    0
    2019年07月07日

    Posted by ブクログ

    いくつかの御話が掲載されているのですがいやはや、面白い。
    ぞっとする場面もいくつもあり、ドキドキしながら読みました。

    0
    2014年11月16日

    Posted by ブクログ

    言耶の学生時代ということで、若くていいですね(いろいろと)。どの収録作もミステリ成分多めで楽しい~。短編集ながら、解決編が例によって多重解決を叩き込みつつ、怪異的なオチも入って満足です。生霊と顔無がお気に入りかな。

    0
    2014年09月08日

    Posted by ブクログ

    夏に読むにはぴったりの雰囲気満点のミステリー。合理的な解決を提示しつつも、ホラーともなる読後感はさすが。

    0
    2014年08月01日

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