【感想・ネタバレ】生霊の如き重るもののレビュー

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Posted by ブクログ 2023年05月10日

刀城言耶シリーズ第二短編集。全ての作品で、怪異の仕業に見える怪奇事件の真相を刀城言耶が見破り、真実が明かされたあとに怪異の発生する描写が有り、本当に怪異がいたのか……と驚くとともに恐怖を感じた。各短編ごとに真相もなるほどと思わされるものだった。

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Posted by ブクログ 2019年12月23日

一応推理してみるけど、自分の推理は途中でそれは違いますって探偵に言われちゃうやつなんだよなあ。
ホラーとミステリーの融合。両方ちょうどいい感じ

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Posted by ブクログ 2017年08月22日

なかなかに粒揃いの短編集。不可解な現象に解釈をつけるも、最後には説明のつかない怪異が残る。パターンが全編通してハマっていた。「天魔の如き飛ぶもの」コミコミで個人的ナンバーワン。言耶の立ち居振舞いが格好いい。トリックのインパクトもあるし、オチがバチーンと決まってた。「生霊の如き重るもの」表題作だけあっ...続きを読むて、完成度は一番。生霊のフリから魅力的な謎を経ての、締めが絶妙。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年08月28日

刀城言耶シリーズの短編集第二弾。
言耶の学生時代で、まだ探偵・小説家として活躍する前の話。
タイトルの『生霊〜』は田舎の旧家に伝わるドッペルゲンガーのような伝承にまつわる事件。
表題作の他に事件現場に残された足跡により現場が密室化するものが二作、密室状態の現場から人が消失するものが二作。

言耶が成...続きを読むり行きから探偵のような役割を果たすが、名探偵の父のことに触れられるのを露骨に嫌がるのがまだ青いなあ。
そして阿武隈川烏の存在感(笑)

終盤で推理が二転三転するのはお決まりといえるが、そのせいであらゆる可能性を排除してもどうしても残る怪異が余計恐ろしく感じる…

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Posted by ブクログ 2023年05月17日

刀城言耶シリーズ第2弾短編集!

今回は刀城言耶の学生時代!!
若かりし頃の刀城言耶!そして阿武隈川烏((≖֊≖)
このシリーズの短編はやっぱり読みやすく
どれも面白い!!ꉂ(ˊᗜˋ*)
そして今回は阿武隈川烏先輩の癖強い人柄が
ものすごーーーく!強調されていて
僕も刀城言耶と同意見!絶対に一緒に旅...続きを読む行には行きたくないwww
そのぐらい印象深かったですwww

本編は5話収録されており
どれもホラー要素は弱めだけど
ミステリーはとても良かった〜( * ॑˘ ॑* )
個人的に1番面白かった作品は〜
タイトルにもなっている
『生霊の如き重なるもの』がオススメです!
あとホラー要素が強い…と言っても怖くはないです!
(๑•̀ㅁ•́ฅ
で言えば『顔無の如き攫うもの』ですね〜
あと〜阿武隈川烏先輩のめちゃくちゃ感が
突出して出ているのが『天魔の如き跳ぶもの』です!

しかし改めて見ると短編だけあってバラエティに富んだ作品だと思いました!
しかし…やっぱり僕はその村に伝わる風習など
事細かに書かれている。
長編の方が好きだなぁ〜(´﹃`)
まあ〜どちらも面白いんですけどね!
どっちやねん!www
刀城言耶シリーズをまだ未読の方だったりは
まずは短篇からの方が入りやすいのではないかと思います!!


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Posted by ブクログ 2022年08月16日

★4.0
密室の如き籠るもの未読なので初めて読んだ刀城言耶シリーズの短編、想像してた何倍も面白かった。謎の複雑さ・ストーリー・不気味さが比較的さっぱりしてる作品、長編にしてほしい生霊、ホラー感強めの顔無しもいっぺんに楽しめた。
阿武隈川烏のキャラクターも長編より可愛らしく(可愛くはないがコミカルな感...続きを読むじで)読めて、長編作品を読み返したくなった。

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Posted by ブクログ 2019年07月07日

刀城言耶短編集2。短編にちょうどいい感じで謎解きと怪異がブレンドされていて、とにかく引き込まれる。短編間で共通のテーマと異なる個性が織り成されていて、全体としての読み応えもある。マイベストを選ぶとすれば表題作かな。最後のも変わった趣向でよかった。

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Posted by ブクログ 2014年11月16日

いくつかの御話が掲載されているのですがいやはや、面白い。
ぞっとする場面もいくつもあり、ドキドキしながら読みました。

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Posted by ブクログ 2014年09月08日

言耶の学生時代ということで、若くていいですね(いろいろと)。どの収録作もミステリ成分多めで楽しい~。短編集ながら、解決編が例によって多重解決を叩き込みつつ、怪異的なオチも入って満足です。生霊と顔無がお気に入りかな。

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Posted by ブクログ 2014年08月01日

夏に読むにはぴったりの雰囲気満点のミステリー。合理的な解決を提示しつつも、ホラーともなる読後感はさすが。

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Posted by ブクログ 2014年07月17日

短編ながらクロ先輩の傍若無人エピソード炸裂w怪異より、こっちの図々しさの方がある意味震えるw
各話一抹の謎を残したままの背中に走るヒヤリ感がたまらない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月15日

刀城言耶シリーズの5篇からなる短編集。

刀城言耶が大学生時代に遭遇した事件等を描く。
怪談や不思議な現象を聞きに行った先で事件が起こりそれを解決したり、探偵を頼まれた先で事件に遭遇したり、たまたま通りがかった先で過去の事件を推理したりと、長編とほぼほぼ同じパターン。

1,2編はそんなに評価出来な...続きを読むい感じだったが、最後2篇は面白かった。
最後の2篇のようなのが5篇とも揃っていたら評価をたかくしてたが、総合でこんな評価かなって感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月31日

メモ

「死霊の~」
四家の構造の由来が最低でなんか笑ってしまった。
勝手に歩く下駄の真相は妥当なところ。
お父上との絡み!

「天魔の~」
誰が魔物だったかという話し。
子供が犠牲になる話しはやるせないわね。
阿武隈川先輩の暴走が緊張緩和の役割をしている……煽るのがうまい。

「屍蝋の~」
みんな...続きを読むが大好きな屍蝋。

「生霊の~」
田舎のお家騒動×復員兵×なりすまし。
依頼者が怪しいパターン、好き。

「顔無の~」
阿武隈川の怖れられかたが妖怪で笑うし事実なんだろうなというのも笑える。
恐怖の余韻は四編のなかで一番。
非日常の高揚と心細さがありありと想像できてよい。
言耶の含みが気になるじゃないか。

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Posted by ブクログ 2020年09月08日

「生霊の如き重るもの」と「顔無の如き攫うもの」が好き。短編集の方が情況分かりやすい。(長編には長編の良さがあるけど)
戦後という時代背景をすごく活かしてる物語ばかり。

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Posted by ブクログ 2017年01月25日

三津田信三はやはり長編向きか。
短編だと持ち味の怪談を十分に語る
には頁が足りない。
ミステリとしてもガツンとやってくれる
作品は無く、楽しめはしたが
物足りなさが目立った。

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Posted by ブクログ 2014年10月20日

刀城言耶シリーズの短編集。
中には他の作品に収録されているものも含まれていて、それが少し残念でした。(重複感があったので)
短編なので、どこか読み応えがないというか、少し寂しい感じがしますね。あっさり終わってしまうし。
話としては面白いので、このシリーズを読む足掛かりとしてはいいのかもしれません。
...続きを読むただ、シリーズを順に追って読んでいると、ここに来てこの短編・・・というのがちょっと物足りなく感じてしまいます。

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Posted by ブクログ 2014年09月25日

短編集はテンポがよくてサクサク読めるけど、物足りなく感じるな。
死蝋が印象に残った。この本の中では一番読んでる時のイメージ化がしやすかったからかも。

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Posted by ブクログ 2014年07月21日

表題作である「生霊の如き重るもの」が一番面白かった。
刀城言耶シリーズは田舎の旧家が出てくる方が楽しめる気がする。好みの問題もあると思うけれども。

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